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英国 & ちょこっとパリ 新婚合宿日記 vol.1

これは2007年の旅の記録です。
当時ブログにアップしたのですが、このまま埋もれてしまうのもなぁ…と思い、noteに転載することにしました。

情報なども全て化石のごとく古いのですが、
当時の楽しさそのままに書いたブログなので、ちょっぴり加筆したり修正したりして載せることにしました。
旅行情報ではなく、ただの回想録として読んでいただけたら嬉しいです。




2007年某月、「新婚合宿・・に行ってきました。


「旅行」ではありません。もはや「合宿」です。


そんな呼び方をしたくなるくらい、ハードな旅程…。

フリーツアーだったので、ゆっくりまわれば良いものを、行きたいところが多すぎて、かなり貪欲にまわりました。(日本人観光客あるある?)

英国は小さい頃からの憧れで、訪れるのが夢だったのです。

なんだかんだ、ちっちゃなハプニングだらけの旅でした…!




2007年 某月某日


空港のパーキングに車を預けて、チェックインカウンターへ。

すると…

「えっ?座席、前後なんですか!?」

もともと、並んだ席の指定不可だったので、もしかしたらそんな可能性もあるかも、と、ツアー会社の方に言われていました。
でも、ほんとにそうなっちゃうんだ…。

あの…一応、新婚旅行なんですけど…
あ、もしかして合宿だとバレてたのか…

「新婚旅行ですか?」

係員の方が気の毒そうに言いました。
さすがに、合宿と思われてはいないみたい。

そして、なるべく並んだ席になるよう努力してくれるとのこと。
とりあえずお任せし、銀だこ食べたり、ポンドとユーロに両替したりしているうちに、あっというまに時間になりました。


ドキドキ、ドキドキ…


「お客様!並び席、とれましたよ!」

「うわあ!ありがとうございます!」


よかったぁ!!


無事に搭乗!


さっそく、機内食です。

チキンのカツレツ
白身魚

チキンと白身魚、どちらが良いか聞かれたので、最初、二人ともチキンを選びました。

するとCAさんが、

「お二人、別のものにされてはいかがですか?」

と、お決まりの提案。

(どちらかのメニューばかり減ってしまうのも…という裏事情?もありそうですが)
旅慣れしていない私たちは、

「それなら両方食べられるね!なるほどぉ!」

と両方頼むことに。

なのに……。


気がつくと旦那は、

一人で白身魚をぺろり。


…あれ?なんで?


***


その後、興奮していたからか、消灯しても一時間位しか眠れず…。

今、日本時間は午後7時47分。ロシア上空。窓の外には雲海が広がっている。とても美しい。
通過してきた大地は氷に閉ざされた感じ。雪のない山は、コケが生えたよう。ビロード(深い茶?緑?)を広げて、くちゃっとつまんだように見える。
雲海の地平線は常に明るく、一度も夜にならない。飛行機で夜から逃げているよう。

機内で書いた日記


飛行機は順調に飛んで、12時間10分程で、ロンドンのヒースロー空港上空へ。
きれいに整列した住宅街が見えてきました。


「ああ…ロンドンっぽい!!え?滑走路はまだかな…?」


だいぶ高度が下がってきたのに、まだまだ家や駐車場などがあって、ハラハラ…

「あ、建物なくなった」

と思ったら、いきなり着陸。

大都市の空港ってスゴイ…!!

空港には旅行会社の車が迎えに来てくれているはずなので、早く行きたかったのですが…
慣れない長時間のフライトに、緊張していた私。

「お、おなかイタイ…

せっかく憧れの英国に降り立ったのに、何度もトイレに駆け込みました…。

そして冷や汗をかきながら、ようやく旅行会社の方のところにたどり着きました。

遅いので心配されてしまった…すみません…。

気をとりなおして、迎えに来ていたワゴン車に乗って、出発!

びゅーーーーーん!!!


こわっ!!


現地の運転手さんは運転が荒い…!!
けれども後に、これはロンドナー(ロンドンの人)は、ほぼみんなそうだということが判明。(あくまでも2007年の個人的感想)


わーい!ついに!憧れの!ロンドンに!!


ロンドンバス&タクシー


…のはずでしたが…

疲労困憊でそれどころではなく。窓の外をよく見たいのに、目が開かない…!!


かなり渋滞し、辺りもすっかり暗くなり、2時間ほどかかってようやく、ユーストンという大きな駅の近くのホテルに到着しました。

シスル・ユーストンホテル。今はリニューアルされているみたいです。


本当は自分たちでするのですが、親切なガイドさんがかわりにチェックインしてくれました!
(もしかしたら私たちの英語力に、いてもたってもいられなくなったんじゃないだろうか…)

さて、翌日はいよいよオプショナルツアーの「ロンドン半日市内観光」です。

集合場所までは、地下鉄を乗り継いで行かなければなりません。

かなりポンコツの私たち。大丈夫なのだろうか…。


Vol.2につづきます)


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