マガジンのカバー画像

栗日記

1,120
まいにち更新(を目指す)栗の日記。なんということはない日常の積み重ねです。何卒よろしくお願いします🍀
運営しているクリエイター

2021年4月の記事一覧

飛び降り自殺レポ漫画79、80 解放

飛び降り自殺レポ漫画79、80 解放



午前は寝る以外にできることがないから、せいぜいいい夢を見れるように努める。

明日の午前は「グリーンブック」観て、昼寝回避する予定。

無事回避できたらいいね。

今日はリハビリセンター。

筋肉の硬くなってるところ?を念入りにほぐされるのだけど、今日のは特別痛かった。

問題は痛いこと自体じゃなくて、私が過剰に痛みを怖がってることにある。

昔から痛いの怖いのはダメだったけど、入院生活を経験

もっとみる
飛び降り自殺レポ漫画78 歩行訓練だよ④

飛び降り自殺レポ漫画78 歩行訓練だよ④



今日は母が出演するピアノのミニコンサートを聴きに行った。

生の演奏を聴くのは、そこでしか感じられない緊迫感や迫力がありますね。

今日も一日の半分は寝ていた。

幸せ。

私はものの例えではなく血湧き肉躍るゴア描写が大好きなのだけれど、映画を制作する側にしてみると、時間とお金、そしてプロの技術が必要とされるハイコストな要素なのだと思う。

しかもその割には興行収入にはつながらない。

だから

もっとみる
飛び降り自殺レポ漫画77 歩行訓練だよ③

飛び降り自殺レポ漫画77 歩行訓練だよ③



今日もなんとなく午前中を睡眠に捧げる。

今日ほど寝てしまった日は夜は寝つきにくいかもしれない。

障害年金の申立書を少しずつ書きながら、すぐにしんどくなるので鬼滅の刃(2周目)を読み進めて感涙したりする。

本当に作り込まれた世界。

登場人物一人ひとりの人生や因果関係まで想いを巡らせている。

最近は睡眠薬に体が慣れ始めたのか、昼寝をしなかった日でも寝付くまでには時間がかかる日もある。

もっとみる
飛び降り自殺レポ漫画76 歩行訓練だよ②

飛び降り自殺レポ漫画76 歩行訓練だよ②



今日は訪問看護。

病院側のメンバーが入れ替わったり、新人さんが参加したりで、毎回同じ人が来るとは限らないのが訪問看護。

ブログや漫画を読んでもらったり、自分の人となりを知ってもらったりする上では、毎回同じ人が来る方が私はいいのだけど。

私は人見知りが激しくて、初対面の人を相手に上手に話ができない。

だからこそ毎回報告書を作成して、大切な部分は口で喋らなくても伝わるようにしてる。

死の

もっとみる
飛び降り自殺レポ漫画75 歩行訓練だよ

飛び降り自殺レポ漫画75 歩行訓練だよ



今日は年金事務所まで障害年金の申請の説明を聞きに行った。

それまで書いていた書類を、どうやら大幅に加筆・修正しなければいけないことがわかった。

ああしんどい。

しんどいぞこれは。

どうせ通るはずがない書類をわざわざ全力で作らねばならない。

いやもしかしてこれ通るの?

周りの人たちが通るって言ってるからもしかしたら通るのかも。

ネームの修正を繰り返している漫画家の人たちも何か似た気

もっとみる
飛び降り自殺レポ漫画73、74 首・地獄変

飛び降り自殺レポ漫画73、74 首・地獄変



好きなシーンを挙げ始めればきりがない、それくらい好きな映画。

特によく作り込まれた映画を見返すことが、今の私の人生の至福だと感じる。

2周目が一番面白いとさえ思う。

個人的にはOCD(強迫性障害)の描写が完璧だったと思う。

潔癖症・確認恐怖。

自分では制御できない強力すぎる不快感が、自分の胸や脳みそを引き裂いて暴れ回る。

それが強迫性障害、ジャックの気持ちは本当によくわかる。

もっとみる
飛び降り自殺レポ漫画71、72 入院生活

飛び降り自殺レポ漫画71、72 入院生活



障害者雇用についての調べ物をする、障害年金の申立書を作成するなどの社会活動をするととてつもなく消耗する。

私は社会が嫌いだから。

生産的な活動には嫌悪感を感じるような人間であるので。

これも訓練なのか。

とにかく「未来のための」活動が昔から苦手だった。

今さえ良ければいいという生き方をしてきた。

過去のことばかり絵にしたりしてるのも、その間は前を向かなくても充実感が得られるからなの

もっとみる
飛び降り自殺レポ漫画69、70 ザ☆立った

飛び降り自殺レポ漫画69、70 ザ☆立った



B型作業所に通っていた時は、ずいぶん楽をしてお金をもらっていたと思う。

もちろんその時は体が問題なく健康だった時で、車も自分で運転していた。

今はどうだろう、左腕の指が満足には動かない。

ギアチェンジとかができない。

右腕一本でも、「やらないと死ぬ」くらいの状況に追い込まれたらやるかもしれないけど、まあ今は車の運転はできない。

山に囲まれた田舎に住んでいるから、それだけでずいぶん不便

もっとみる
飛び降り自殺レポ漫画67、68 精神科の先生

飛び降り自殺レポ漫画67、68 精神科の先生



今日の昼寝はいつもより1時間短かった。

普段のリズムで、十分すぎるくらいの睡眠をとったと思って起きてみたら、まだ11:00だった。

普段は正午まで寝て過ごす。

この本を一冊読んだところで、山田花子さんという人物を知ったことにはならない。

正直もう、どんなに慎重に言葉を選んで感想を書いても、この人の納得のいく文章は書けない気がする。

人間不信とはどういうことか、この本がつまびらかにして

もっとみる
飛び降り自殺レポ漫画66 ナースさん

飛び降り自殺レポ漫画66 ナースさん



今日は訪問看護。

「自殺に関わる本にどうしても強く惹かれる」

「昼寝に費やす時間がまた長くなってるから生活を整えたい」

「自殺をする人たちの思考はみんなとても内向き。頭がよく回る分余計に痛い思いをしている。物事をとにかく悪い方へ考えてしまう。」

沈黙する時間が長かった。

朝の気だるさが軽くなってきたような、気だるさとの付き合い方がわかってきたように思う。

明日はなんとか昼寝はしない

もっとみる
飛び降り自殺レポ漫画65 左腕

飛び降り自殺レポ漫画65 左腕



ネットで「自殺」に関連する情報を漁ったり、著者が自殺している書籍を探して読んだりしていれば、そんな私を見ている両親はもちろん心配する。

申し訳ない。

申し訳ないけど好奇心が勝つ。

今日は自殺未遂を経験したり、強い自殺願望を持ったりした人が描いた漫画を読んだ。

面白い。

同じ自殺でも、100人いれば100通りの人生と動機がある。

とはいえ愉快なテーマとはおそらく言い難いね。

自殺に

もっとみる
飛び降り自殺レポ漫画62、63 右手の装具

飛び降り自殺レポ漫画62、63 右手の装具



入院日記62、63。

複雑骨折した右腕をぐいぐい曲げて装具に押し込める。

読んでいてどこか懐かしく、柔らかい情感を感じるのは、辻村深月さんの筆致の特色だと思う。

ちょっとゾッとするような小話がたくさん入った奇譚集。

個人的には「十円参り」がめちゃ怖くて好き。

高いビルのすぐ下には電線が通っていて、私が落下途中に引っかかったのは2本や3本の電線ではなく、束ねて10数本の電線に段階的に引

もっとみる