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20221013 復職メモ 「自分の特性って、損するよなぁ」と思うことがあった

休職中は、クリニックでのリハビリや認知行動療法、自分の病気の特性などを学ぶ中から、自分の特性についてしっかり向き合ってきた。
「自分の苦手さって、やっぱり変?」
「普通じゃないの?」
と、コンプレックスを持つところもある。
だから、色々とこれまでの人生の中で、苦手なことをカバーできるようにしてきた自分がいた。

例えば、ワーキングメモリについて。
自分の場合、特に耳からの情報が維持できなかったりする。
色々と分析する中で、ワーキングメモリについてはリハビリの先生がまとめてくれたものがある。
それを自分なりに図にしてみた。


自分の場合、ワーキングメモリの特性としては、音韻ループ、つまりは聴覚からの受け取りが難しい。
さらに、ここにADHDの特性が加わる。
衝動性があったり、会話が次々と進むことによりすることで、何を言っていたのかを覚えていることが出来ない。
だから、視覚化するということで対処してきた。
具体的にはメモ。
ただし、このメモも短期記憶が悪いこともあったり、大事なことが書いてあっても書いていることを忘れてしまう。
もっと悪いのは、どこにメモをしたのかを忘れてしまう。
そうするうちに、メモしたことさえ忘れてしまう。
その対処としては、ノートは1冊にするというところにまとまるのだが。
だから、何が起こるかというと、頭の中で何度も何度も反芻すると言うことが起こる。
ずっと脳が働いている状態。
グルグル思考に近い。
グルグル思考は、答えのないことを考え続ける事で、気分が低下していくと言う状況につながるのだが、頭の中で何度も反芻するような思考の仕方はグルグル思考と脳の使い方が近いため、やっぱり脳の機能が低下する。

さて。
昨日は、仕事終わりに自分が所属するチームに対して他部署からクレームが来た。
サポートしていた仕事の締め切りがあと二日というところで、そのサポート対象に対しての成果というかゴールを引き上げて欲しいという要望だ。
言われているないようについては、開いた口が塞がらない感じになってしまった。
言われていることを確認はしているけれど、
「この人は、一体今のこの段階で何が言いたいの?」という感じになった。
周りの人も開いた口が塞がらない。
結局、誰も反論できないままになってしまった。
さて、それからすぐに頭の中で、その人が何を言っていたのかを確認する作業に入る。
有り難い事に、自分だけが聞いている状態ではなかったことで、確認しやすい部分は有った。
ただ、頭の奥底で理解できないことから、自分が何を言って良いのか、どんなことをいいたいのか、全く沸いて出てこない。
自分にはそういう所がある。

復職面談の時も同じ。
前の上司などに言われたことに対して、自分がどんな風に返せば良いのか、聞いた情報を頭の中で張り巡らせることが出来ないので、返す言葉が出てこない。
言葉を返せないということは、同意していると思われる事につながることもあるので、ますます混乱する。

さて、一体どうしたら良いモノか。
今日は、昨日言われた内容について、自分たちのチームで対応を考えることになっている。
どうしても言われっぱなしになってしまうことが多いがために、「損するよなぁ」と感じてしまう。
今回は有り難い事にチームで考える。
何とかなると良いなと思う。

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