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ピピのつばさ・1ページ絵本「花の精のお話し」(投げ銭方式ですので無料で読むことが出来ます)

ピピのつばさ

ピピのつばさ

どこか 

遠い 遠い 世界の 

広い 広い 海の上に 

小さな かわいい 島がありました。

ピピのつばさ

その島には 

心やさしい 果物の妖精たちが

住んでいたのです・・・。

ピピのつばさ・1ページ絵本「花の精のお話し」



ピピのつばさ 花の精のお話し

ピピとチキチキは、
小川のほとりに横たわって
川の流れをながめていました。

川の中の水草は、
流れに合わせて華麗なダンスを
踊っています。

その水草の間からは、
水の中に棲む虫たちが
時々顔を出してはひっこめたりしています。

ピピが、いいました。
「ねえ、チキチキ。花の精のお話しって知っている?」

チキチキが答えていいました。
「花の精のお話し? ボク知らないよ」

「じゃあ、教えてあげるわ」
と、ピピがいいました。

「花の精のお話しってね。

お花は、咲いている時は花の精だけども、
お花が散って、その花びらが水の中に入ると
お魚の精になるのよ」

「その魚たちは、川をどんどんと下って行って
海にでるの、するとそのお魚たちは海のお魚になるのよ」


「ふーん、はじめて聞いたお話しだね。ほんとかな?」

その時です。

ピピたちの川上に咲いていた花の花びらが、
風に吹かれてひらひらと水の中に落ちました。

水の中に入った花びらたちは
まるでお魚のように泳ぎだしました。

「あっ、チキチキみてみて、ほら、
お魚の精たちがやってきたわ!」

「あー!本当だ!赤くてキレイなお魚たちだ。」

花びらのお魚たちは、お日さまに照らされてキラキラと
光っていました・・・。





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使用画像 ACイラスト 752376

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2022.4.1 4.3加筆 2023.1.25加筆

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