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シャーデンフロイデ 他人を引きずり下ろす快感【書籍紹介】

こんにちはsomekichiです。

皆さんは「誰かを非難することで快感を得たことはありますか?」
特にSNSが発達してからは、誰しもが全世界に発言ができるようになり、皆と違う意見を持つだけで、炎上してしまうことも少なくありません。

今回はそんな「人を叩く心理」を深く知りたいと思い本書を読んでみましたので、その感想を紹介させていただければと思っております。

興味がある方は是非ご覧ください!


「シャーデンフロイデ」とは

シャーデンフロイデとは、誰かが失敗した時に、思わず沸き起こってしまう喜びの感情のことで「シャーデン」はドイツ語で「損害」、「フロイデ」は「喜び」と言う意味を持っており「恥ずべき喜び」と言う意味を持つとのことです。

ネットスラングでいう「メシウマ」という言葉や、諺でいう所の「他人の不幸は蜜の味」と同義な言葉になります。


「不謹慎」を叩きたくなる「人間」

「不謹慎」なことを言うと炎上してしまうというイメージがありますが、やはりその裏に書かれているのは「正義感」を使って「人を裁きたくなる」という人間の習性にあります。

特に日本人は誰かが「常識の外のことをする」と不安に思ったり、対象の人を集団からはじき出そうとする習性が強く、それが「いじめ」などにも繋がっている側面があります。

それは日本が自然災害が多く、心配性と言う国民性があるのも関係しているそうです。


「嫉妬」の原理を学べる書籍

嫉妬と言うものは厄介なものです。時には攻撃的になりますが、時には嫉妬の力を自らのエネルギーに変えることもできます。本書はそういった「嫉妬」に関するメカニズムを非常に詳しく解説してくれています。

実際に、なぜ人は嫉妬するのか?なぜSNSは炎上するのか?ルールを守ることが正義なのか?そういった、人間の心理の黒い部分を深く学べる本書は、他のビジネス書とはまた違った視点で書かれており、非常に楽しむことができました。


人は周りに左右されやすい

この書籍から学んだことはたくさんありますが、一つだけ挙げるとすれば「人は環境や周りの人間に簡単に左右される」という事です。その「バイアス」が掛かっているという認識を常に持ち、重要な決定を下すときなどは特に意識していきたいと思いました。

本noteで簡単に触れた部分以外にも、さらに深い深いお話を本書では学ぶことができますので、興味があるかたは是非購入して読んでみては如何でしょうか?

以上、ここまで本記事をご覧いただき有難うございました。
他にもおすすめの記事を下に紹介しておきますので、よろしければご覧ください。


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