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カンボジアで絵本を配ろう!!

カンダール州にあるBOKU小学校で、『SDGs×世界遺産のありがとう絵本ありがとう絵本』を103冊配布した。

3歳の息子の誕生日のために作った絵本。

ペラペラの紙に印刷したら、息子の日奈太は、さほど喜ばなかったので、ちゃんとハードカバーで印刷した。

そうなると、もう大変・・・最低印刷ロットが500部

もう、これは出版だ。

一応、カンボジアの出版コードも取得して、プノンペンのAEON MALL2号店で出版記念トークショーも行った。

出版とはいえ、カンボジアで本を売ろうと思っても、カンボジア人には本を読む文化もない

そこで、印刷した500部の絵本はカンボジアの子どもたちに配布することに決めていた。

つまり、『お金では売らない絵本』だ。

しかし、オミクロン株の流行もあって、なかなかカンボジアの小学校で配る予定が立てられずにいた。(予定していた学校も先生に感染者が出て、配布イベントを何度か見送りになっていた。)

そのまま、私は日本へ1ヶ月帰国・・・。

やっと今回、カンボジアの小学校で絵本配布に漕ぎ着けたのだ。

絵本の印刷会社も紹介してくれたNom PoPok大路紘子さんから声かけて貰う。Nom PoPokで制作した「食育」に関する絵本を配るイベントに同行させてもらった感じだ。

Nom PoPokからは大路さんと、3名のカンボジア人スタッフが参加。
絵本の読み聞かせをして、その後、絵本にまつわるクイズの出題。

慣れた様子で、絵本を配布していく。

かっこいい。

ソーシャルコンパスからは、Dnan(ディナン)さんとSreylin(スレイリン)さんの2名に同行してもらう。

とはいえ、私たちは特に何も考えずに、ボ〜っと着いて来てしまった。

急遽、Nom PoPokのマネをして、Sreylinに絵本を読んでもらうことにした。

私は特にやることがないので、読み聞かせをするスレイリンの横で絵本をめくる。

授業の時間をもらって配布させてもらったこともあり、子どもたちはみんなとても静かに絵本の読み聞かせを聞いてくれる。

自分で作った絵本を、真剣に聞いてもらえる。

クリエーターとしては、嬉しくて仕方がない。
作家冥利に尽きるとは、このことだ。

ただ、スレイリンさんに実際に読み聞かせをしてもらって、絵本の文章に改善点が色々と気付かされる。

改良したい。。。

もっと、わかりやすい文章に書き直したい。

『ありがとう絵本-改良版-』を、絶対に作ろうと心に決める。

そして私が、配布イベント中にミーティングの予定が入っていたので、ディナンさんとスレイリンさんに配布と読み聞かせを任せて、私は灼熱の校庭でオンライン会議。

ちょっとインターネット接続状況は悪かったが、どうにか対応。休憩時間に入った子どもたちに囲まれながら、日本と打ち合わせ。

本当に、世界中のどこからでも仕事ができる、すごい時代になったものだ・・・。

そんな時代に、感心、感動。

BOKU小学校の教員とNom PoPokのメンバーの方々とパシャリ。

BOKU小学校は、プノンペンから車で1時間ほど。

カンボジアの中でもフンセン首相が視察に来るなど、モデル校にもなる優秀な小学校だ。

アニメーションやアートワークショップなどをやりに来る対象校としては、もってこいかもしれない。

絵本も残り、250冊とちょっと。

まだまだ在庫はあるので、配りまくりたい。


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