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不器用と夕暮れ

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エッセイを読むことが好きで自分でも書いてみようと思い挑戦してみました。とても不器用な人間です。夕暮れが大好きなのでこのタイトルにしました。
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#仕事

鋼(6月エッセイ)

お久しぶりです。

5、6月分のエッセイを投稿できずに明日から7月、2024年下半期に突入ですね。

余裕がなかったわけではなく、ただなんとなく2ヶ月が過ぎていたという感覚です。

noteに触れていなかったわけではなく、何度も書こうとして、途中でやめて、いくつもの中途半端な下書きがただ保存されています。

今までは自分の思いの丈をnoteに綴っていましたが、なんだかここ最近、それを人に話すように

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置かれた場所で咲きなさい(4月エッセイ)

置かれた場所で咲きなさい(4月エッセイ)

新年度に入り、社会人4年生になった。

3個下の後輩が職場にいると、もう甘えたことはできないなという気持ちになる。

4年目の私の仕事内容は今までとは少し異なる。

これまでの仕事よりも軽く、時間的な余裕がかなりある。

心身ともに限界を超えていた私にとって、今年度は回復期間であり充電期間である。

なんなら物足りなさすぎて暇でしょうがなく、自分がいなくてもいいのではないかと思ってしまうくらいだ。

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激務とマッチング(9月エッセイ)

激務とマッチング(9月エッセイ)

ただでさえ忙しい仕事がさらに忙しくなり、目まぐるしい日々を送っている。

誰か、もしくは何かの支えがなくては乗り越えることができなかっただろう。

9月のエッセイがこんなギリギリの投稿になってしまうとは思わなかった。

激務をこなす一方で、俺は相も変わらずマッチングアプリに明け暮れていた。

これまでどれだけの女性と話したり会ったりしただろうか。

大体いつも1ヶ月程度頑張って、付き合うか諦めるか

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俺たち、まだやれるよね(7月エッセイ①)

就職して社会人として働き始めて3年目の夏。最近、改めて俺という人間は何をやっても慣れないうちは必ず失敗するんだなと感じる。学生時代やアルバイト、もっと言えば今までの人生全て、失敗や間違いが付き物だ。

そして同様に俺という人間は失敗してから少しずつ成長していくということも自覚している。

社会人として働くということはアルバイトのそれとは全く違う。生きるためにはお金が必要で、そのために責任を負い

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「人のためにすることは結局、巡り巡って自分のためにもなっているものだし」(6月エッセイ①)

「人のためにすることは結局、巡り巡って自分のためにもなっているものだし」(6月エッセイ①)

 仕事が最近うまくいっていなかった。職場の雰囲気も最悪で、誰も助けてくれなかった。というか、俺が「助けてください!」と言えなかった。全てを自分1人で抱え込み、事が大きくなって、どんどん巨大化していくモンスターを目の当たりにしたときのように「もう無理だ……」という状態になってしまった。いつもそうだ。

 絶望の淵まで追い込まれていたとき、転機が訪れた。詳しいことは説明できないが、今は大丈夫だ。本当に

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12月エッセイ

12月エッセイ

 3年振りに東京へ行ってきた。12月に入ってから精神的に仕事がハードモードに入っていたので、自分を労う意味も兼ねたプチ旅行である。今回の旅の目的は関東圏に住む友達に会うためだ。約2年ぶりに会うことになった。

 東京駅に降りると、信じられないくらい人がたくさんいた。すれ違う人たちそれぞれに生活があるのだと思うと、なんだか不思議な気持ちになった。

 東京駅の写真をどうしても撮りたくて、丸の内?の方

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タイミング

 今月半ばに濃厚接触者になった。自宅待機のため、1週間ほど仕事を休むことになった。もしこのタイミングで濃厚接触者にならずに、泣く泣く仕事に行っていたら、俺はその週の最後にあまりにも理不尽すぎるパワハラにあうところだった。危なかった。

 自宅待機最終日、俺も陽性になった。自宅待機から自宅療養になった。すごいタイミングだ。結局今月いっぱい休み、8月から復帰する予定だ。

 体調はなんとか回復してきた

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