20240731「これからの、今日のこと」

今日することは
明日に繋ぐ
明後日もそう
これからが進んで
もう大丈夫だと
そう思えるのなら
わたしに戻って
今を感じておこう
いついつかは
誰もわからないが
知っているはず
ここに居ること座ること
歩き出したのは
いつの日か
まだ憶えてないのに
ここまで来ている
とりあえず深呼吸

空気の美味しさや不味さも知らないし
忘れているのだから
あってもないような
そんな存在
それ無しでは生きられないような
そんなことも
どこかで気づく
それからの方向には
それぞれの意味が付与され
新しい風は生ぬるくても
生き返らせる力が備わっているはず
心許りの慰めもまた
次に繋がるのだろうから
そう心配することもないだろう
これからのことを待って
既に過程の途中だとしておこう
嵐の中でさえ秒針は進む

さりげなさや尊さ
希望の在りか
そっと耳打ちされて
脇腹辺りでこそっと突っつく
誰も見てないけれど
わたしが知っているのだから
それはそれで極小の影響を与えている
どれもが偶然で
どれもが必然
何くわぬ表情で
また大笑い
そして涙も出てくるけれど
まだ大丈夫
そう思っていれば
時も忘れていいのかもしれない
もう何年、まだ何年
今に落とし変化を募らせるのだろう