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雨瀬くらげ
2021年8月4日 20:01
好きな人と嫌いな人が誰が誰だかわからなくなってしまったよ耳に響くのは 悲しい音僕らを嗤う幻聴が聞こえるんだ空が青く高いほど悲しくてみんなと騒ぐ一瞬が辛過ぎていなくなれと叫びそう悲しい音をかき消すように言いたい事を言わせてもらえない幻聴が本物に変わる前に僕が変わらないといけないんだろうか僕らのアイデンティティはどこへ行ったのか最後に心から笑ったのはいつだろういつしか笑
2021年5月29日 19:42
太陽の明かりが黄色がかり始める午後四時。我が校の体育祭は紅団が勝利を収め、無事に終了した。 湯木明里が教室に戻ると、既に半数以上のクラスメイトが帰ってきた。ハチマキが机の上に散らかってたり、写真を撮っているものもいたり。そして、汗とグランドの匂い。それらを感じることはこの先もうないのだと思うと、高校生活最後の体育祭が終わったことを痛感した。「明里、私たちも写真撮ろ」 そう呟きながら、
2021年5月18日 23:23
つい先日、カクヨム上で新作『土に落ちた汗は光り消えた』を掲載しました。noteの方でも宣伝として、この小説を書くに至った経緯などを書きました。 Twitterでも少し呟いたのですが、ここ2ヶ月全くと言っていいほど小説が書けなくて。書く時間はあるのに、指が思うように動かないのです。そな最中に生まれたのが『土に落ちた汗は光り消えた』で、正直リハビリ感覚で書いた掌編小説なので、特に宣伝に力は入れて