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書評

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書評9:OPEN(ヨハンノルベリ)

この本は、現在の資本主義、この数百年の進歩は多様性、すなわち多くの違った意見の持つ人の交わりによるものだと書いてある。
専制的に行うよりも、開放的に、そのためには、人々は嫌いなものも許容(好きになるのではない)、自分は大丈夫。オープンな人間だとエゴを感じずに、常に足元を見る必要がある。

多くの歴史から、クローズドになることが消滅の方向性を持っており、オープンになることが、成功の方向性を記載してい

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書評8:0秒思考

書評8:0秒思考

概要赤羽さんの0秒思考には基本的にA4に毎日10ページ、1分以内に、書くということが書いてある。
4行から6行程度で1枚ずつまとめていく。

とにかく悩んでいることを紙に書き出してみる。
できる人は即決即断(この大きく使うこととスピード的に生かすことが味噌なのだろう)
最終的なゴールとしては、
(現状分析)→(課題整理)→(解決策の提示)→(意思決定)を0秒以内に判断できることが重要。
そして多く

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書評7:転職の思考法

書評7:転職の思考法

転職に関する通常のノウハウ本でなく、この本のミソとしては、給料がどういった部分で成り立っているのか、転職をなぜ早くないといけないのか、また、転職で求められている人物はどういう人かを書いている本と感じました。

置かれた場所で咲きなさいというセリフ→半分正しいが、もっと輝ける場所があるかもしれない、本当はもっと実力を出せるのに、出しきれていないかもしれない

給料に関しては、業界の生産性(一人あたり

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書評6:出会い系サイトで70人と実際に合って、その人に合いそうな本を勧めまくった

書評6:出会い系サイトで70人と実際に合って、その人に合いそうな本を勧めまくった

この本は、大学の後輩に会うとき、いつも本を紹介しているのですが、それであればこの本面白いですよと言われ、読んでみました。

筆者は、ヴィレヴァンの元店長で、本を多く知っており、出会い系で会う人に本を紹介していくという物語、そのあった時の記録が詳細に書かれているような感じだ。

正直、小説やエッセイ等が紹介されており、ビジネス書がほとんどないあたりがヴィレヴァンらしく、ビジネス書ばかり読んでいる自分

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書評5:転職の最終兵器

書評5:転職の最終兵器

この本は4月18日に第1版出たと言うことで、書きたて、ほやほやの本ではあるが、よくある転職本ではエージェント出身で凄腕目線の人が書いているが、この著者はエージェント目線でなく、転職を4回経験した、求職者目線で書いている本のため、ある意味エージェントのような固定概念がなかったので、読みやすかった。

最初のうちはよくあるストーリー調の形式で、書いてあることも多くの転職本と一辺倒で「あーミスったなー」

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書評4:現代思想入門

書評4:現代思想入門

最近、めちゃくちゃ、本屋の入り口に置いてあって、読んでほしいと言わんばかりに、あって、水色の表紙で自分の好きな色や。。と思いながら、あまり内容も読まずに買った本。
結論はい、難しすぎます。
なんか、以前も哲学の本って買ったことあって、大体読むけれども、大体挫折しましたが、今回も読んでいて、途中で挫折とは言わず何とか読み切った

本書は、基本的な二項対立の内容をベースに、デルタ、デゥルーズ、フーコー

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3LIFE SHIFT2 書評

3LIFE SHIFT2 書評

LIFE SHIFTに関しては、大学の卒業式で読んだ思い出があり、その時めちゃくちゃ面白かったイメージがある。
なのでかれこれ、1に対して、5年ぶりだろうか。本を読むと、それぞれのROLE MODELが書いてあり、あー、この論調、論調と思っていたが、あの時の人生100年と言う新鮮さは正直最近はリンダグラットンさんの影響を受けてか、多く出回るようになり、正直、新鮮さとあの頃の勉強をしないといけない危

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2:ビジネスの未来書評

2:ビジネスの未来書評

今更かよってツッコミされそうでしたが、読みたくて読んでいなかった、山口周さんの本。
昔、独学の技法みたいな本を読んだことがあり、その時に感じていたテイストでは、「独学大事やでー、満遍なく勉強することが大事やでー。」みたいなテイストだと思って読んでいたのですが、大きく様相が異なっていると感じました。。
(アートに対する魅力を伝えてくるあたりは山口さんらしいと感じました。)

まず本書だと、今の日本経

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1:「エフォートレス思考」書評

1:「エフォートレス思考」書評

エフォートレス思考はマッキューンさんのエッセンシャル思考の続編で、エッセンシャル思考が、いかに無駄を減らして、最小限で成果を上げるかの何をやるかにフォーカスし、エフォートレス思考は、どのようにやるかにフォーカスをしている。

そのため、まずは精神的な面持ち、その後に行動指針、仕組み化として流れていく。
自分が、エッセンシャル思考と最初に出会ったのは大学1年生の頃、2013年ごろだ。当時はそこまで日

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営業にとって重要なのは、情熱でなくプロセス化?

おはようございます。

よしぽんです。

私も春で部署異動となり、営業に関して考えることが多くなりました。

昨日「THE MODEL」を今更ながら、読み返して、

営業の求められるものとは、プロセス化なのか、と考えるようになりました。

つまり売れる仕組みを行う、Solution営業の勝ちパターンを見出す。

そのためには、事業をセグメント化して、いかに勝ちパターンに精度を上げていくか。

そう

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書評:日経BP4月5日アリババの実像

最近失踪したジャックマー氏について特集が組まれている。個人的には、ECのアリババのシェアは80%くらいあるかと思っていたが、約50パーセント。テンセントやバイトダンス等SNSが盛り上がってきているとのこと。あとはピンドゥオドゥオ出そうだ。ごめんなさい、初見でした。フーマーと一緒にダイヤモンドの記事があったので貼っておきます。

地方に対するビジネス。それは地方に住んでみないと分からない。また日常で

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