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第4話 サッカーが上手い親友が実は女の子な話:蒼(アオ)
小さい頃から地元の強豪サッカークラブに所属している蒼は、めちゃくちゃサッカーが上手い。
決して背は高いわけじゃなくて、むしろ選手の中では小柄なほう。だけど、足元の技術とシュート精度がピカイチなストライカーだった。
今日の午前中は、そんな蒼の自主練に付き合っている。
「いぇーい! ゴール!」
「やっぱりお前うますぎるんだって!」
キーパー役の素人な俺に、手加減なしでゴールを決めまくる蒼。自
第3話 朝練で指導してくれた兄貴分が実は女の子だった話:翔(カケル)
TVで見た駅伝に憧れて、陸上部に入った。
それからは、毎日走り込みの日々。
1秒でもタイムを縮めたくて、駅伝のメンバーに入りたくて。
部活の練習だけでは足りないと思い、朝の自主練も始めた。
「へぇ、いい走りしてるね」
そんな時、少年のようなハスキーボイスで俺に話しかけたのが翔さんだった。
「でも、もう少し歩幅を意識するといいかも。君は足が長いから、その体格の有利を活かしたほうがいい」
第2話 バイト先の先輩が実は女の子だった話:城崎(キノサキ)先輩
大学生の僕は、とあるIT系事務職のアルバイトに採用された。
場所は都心の一等地。オフィスビルが立ち並ぶ一角で、普段の生活ではなかなか立ち寄らないようなエリアだ。
服装自由と言われて来たけど、スーツで来たのは正解だったかもしれない。
「お、キミがもしかして今日から採用のバイト君かな?」
「はい、よろしくお願いします」
「私が人材育成担当の城崎だ、これからよろしく」
オフィスの前に来ると
第1話 写真部の相棒が実は女の子だった話: 柾輝(マサキ)
「さて、それでは新生写真部の第一回活動を始める!」
「って言っても、2人きりじゃな……」
うちの写真部は、はっきり言って弱小だ。
これまでも人数は少なかったが、取り仕切っていた3年生が夏で引退、加えて2年にはいわゆる「ユーレイ部員」のみ。なので、今後は1年部員の自分と柾輝、2人体制で運営していくことになる。
ぶっちゃけ、このままでは部の存続も危うい状況。そんな中、「その時はその時」というス
染島、「AIart×小説」で性癖を晒す。
はじめに
こんにちは、染島です。
このたび、新企画を始めました。
原点に立ち返り、小説の短編連作を作りたいと思います。
タイトルは、『He's girl.』
これすなわち、『He is girl.』
例えるなら「お前……女の子だったのか⁉︎」っていうアレです。
今日はそんな染島の新作について、解説します。
NFTコレクション停止からの、原点回帰
ことの始まりは、OpenSeaの仕