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『学育』は、”教える”ではなく”学びで育む”なんです!

前回の記事では、遊びながら非認知能力を育む『遊育(ユウイク)』についてご紹介しました。(ご覧になってない方はぜひ!)

非認知能力が大切なのはなんとなくわかったけど、やっぱり”お勉強事”もしっかりした教育を受けたい!と考えますよね。
今回は、そういった基礎的な教養を育む『学育(ガクイク)』についてご紹介します。

”教育”ではなく”学”という文字に込めた想い

“子どもが大人から学ぶ”を大切にしています。

『認知能力』とは一般的に知能検査で測定できるスキルをいいます。
そんな認知能力を育む『学育』ですが、『教育』ではなく、『学』という字を使ったわけは、一方的に”教える”のではなく、“子どもが大人から学ぶ”という主体性が大切だと考えるからです。

「○○しなさい!」と言われてやるよりも、自分から興味を持って始めたことって、夢中になりませんか?
セイバンスマイルこども園では、学ぶことの楽しさを知ることにフォーカスした以下のようなカリキュラムをご用意し、認知能力を育む取り組みを行います。

カリキュラム①『保育スタッフとすすめる日常のまなび』
読育・食育・地域交流

カリキュラム②『外部の専任講師による基礎力の形成』
English・Music・Art・Sports・Study
外部講師をお招きして、約30分程度で毎週1回カリキュラムがあります。

私たちがカリキュラムを設定する”ねらい”は、英語が話せるようになることや、絵がうまく書けるようになることではありません。
まずはいろんな分野を様々な角度から体験してみて、お子さま自身で”好きなこと・得意なこと・楽しいこと”を見つけるきっかけづくりを一番のねらいにしています。

“何を学ぶか”ではなく“どのように学び・どう活かすか”

今、日本の教育は大きく変わろうとしています。
今から3年前の2020年に、日本の教育の指針となる「学習指導要領」が改革されました。

「学習指導要領」とは、全国どこの学校でも一定の教育水準が保てるよう、文部科学省が定めている教育課程(カリキュラム)の基準です。
およそ10年に一度、改訂しています。
子供たちの教科書や時間割は、これを基に作られています。

文部科学省HP

『自ら課題を見付け、自ら学び、自ら考え、判断して行動し、それぞれに思い描く幸せを実現する力を育む』ことを掲げ、『主体的・対話的で深い学び』(アクティブ・ラーニング)を取り入れて、子どもたち主体の授業の強化するとしています。

『主体的・対話的で深い学び』と聞いて、ピンとるひとも少ないかと思います。
でもそこに、私たちが教育の柱として『遊育』と『学育』を掲げた理由があります。
英語が話せることや、偏差値の高い学校に入学することは手段であって、人生のゴールではありません。
人生100年時代といわれる現代において、社会に出たあとも学び続ける力が必要です。

私たちは、1人では生きていけません。人から学ぶこと、教わることも大切なことです。
新たな知識を人から得る喜び、そして得たことを自問し整理していくこと、これらの土台作りを『学育』を通して育みます。

だからこそ『生きる力の基盤づくり』を!

私たちが目指す、『生きる力の基盤づくり』とは、
『遊育』で非認知能力である探求力・挑戦力・実行力を育み、
『学育』で知識を増やし、知識の活用方法を学ぶことです。

それぞれに思い描く幸せを実現してほしい。
そして、明るい未来を、共に創っていきたいという想いを込めています。

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