適応障害を振り返る:定型発達から見るASD?②
はじめまして。ららんと申します。
自己紹介はこちら↓↓
今夏、人生で初めて「適応障害」と診断された。
診断の際に受けた心理検査において「発達障害は認められない(つまり定型発達である)」と説明されている。
ここに登場する人の病名はあくまで私個人の認識である。
⚫︎前回のお話⚫︎
中でも私が不思議な感覚を持ってるなーと思った言葉がある。
仕事ができていないことは自覚しているけど私は頑張ってます。ストレスはあるけどこの仕事を辞めたいと思ったことはないんです。私が頑張っていることはわかってください。
これを言われた時に私は「彼女とは見えている世界が全く違う」ことに気づく。だってこの文脈の登場人物は”彼女だけ”。仕事の話をしているのだから一緒に働く上司や仲間の名前が出るのが普通だと思うんだけどな。
私はいわゆる「定型発達」で一般的にいうところの「普通の人」だ。
そんな私からすると仕事ができないことに気づいている場合、この仕事は自分には荷が重いと感じ、周りへの迷惑も考慮し、退職がチラつく。少なくとも「頑張ってるのをわかってくれ」とは口が裂けても言えない。
そう。
彼女には「物事を俯瞰してみる力」や「想像する力」が圧倒的に不足していた。そして考えの中心は常に”自分自身”でなにか起こった時だけ”他責思考”にすり替わる。
彼女は自分の特徴をたくさん話した上で私に「わかってください」と言った。私は彼女に何をしてあげるのが正解だったのか未だによくわからない。
ただ、わかってくれと言うから理解するようにした。それが彼女の希望だったから。私なりに努力はした。
今やっている業務が彼女に合っていない(顧客対応や臨機応変を求められる業務だった)から配置転換ができないか探ったし、彼女に任せる業務に改善が必要だと上司に進言もした。(まぁクソ上司だったから何もしてくれなかったけど笑)
彼女のストレスが少しでも減るように、大きなクレームは代わりに対応した。本人の希望があれば食事にも行ったし、彼女の思っていることに耳を傾けるようにした。
とはいえ業務上、クレームや顧客対応にはどうしても関わってもらわねばならなかった。彼女の対応に客が怒り、クレームとなった場合は対応の仕方を教え、そばに寄り添いながら、できる限り最後まで自分で処理をさせた。
それが彼女のストレスになろうと「社会人としての責任の取り方」を教える必要もあった。私はものわかりのいい先輩だけではいられないのだから。
そして、なんだかなぁと思う案件が続くと彼女は決まって「ららんさんは仕事ができるから私の気持ちなんてわからないですよね」と言った。
どれだけ寄り添い、フォローをしても、彼女には「クレーム処理をやらされている自分」しか映っていなかった。
ただ、なんでもない時にじっくり話をすると私への感謝の気持ちを伝えてくれるし、私を尊敬しているとも言う。ご自身の考えや思いを言う時は流暢だった。その勢いで顧客対応すればいいのにと思うほど。
違いはあったけど、退職直前にはお互いに心のうちをさらけ出して一緒に頑張っていこうねと話していた。私は彼女の特性を理解していたし、頑張りもわかっていた。まー彼女が私の気持ちを理解することはなかったけども。笑
そうこうしているうちに私は彼女(+クソ上司)に気をつかいすぎて精神を病むことになるのだった。
適応障害になった原因は3割がEさん、7割がクソ上司だと思っている。
次回はそのクソ上司の本性について。。。
つづく。。。
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