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コーヒーの健康効果


世界中で飲まれているコーヒー。

最近では、健康効果についてもさまざまな情報が出回っていますね。

コーヒーのもたらす身体への影響も人によって違うのでおもしろいです。

今回は、コーヒーの効果を徹底解説していきます。


【カフェイン】


コーヒーといえば、カフェインですね。

カフェインには、眠気覚ましや興奮をもたらしたりする効果がある

といわれています。

仕事や勉強で眠くならないように、コーヒーを飲んでいるという方も

多いですね。


実は、カフェインが体にもたらす効果はこれだけではありません。

例えば、コーヒーには利尿作用がありますが、

利尿作用がある食品を食事にとり入れることは、

老廃物や余分な水分を溜め込まないために有効といわれています。


また最近の研究では、カフェインには運動時の脂肪燃焼を促進する可能性が

あることもわかっています!

今はまだ、カフェインの摂取がダイエットに繋がるか

明確にはなっていませんが、

今後はダイエット目的で積極的に取り入れる方も

増えてくるかもしれませんね!


【カフェインのデメリット】


コーヒー コラム (3)


カフェインは、過剰に摂取することで健康に害を及ぼす場合もあります。

たとえばカフェインには、胃液の分泌を促す作用があるため

多飲すると胃を荒らしてしまうことがあります。


また、先ほどコーヒーを眠気覚ましとして飲用することをメリットとして

お話しましたが、飲用する時間や量によっては睡眠の質が低下する恐れも

あります。


【コーヒーの適量は?】


では、どれくらいの量であれば飲んでも問題ないのでしょうか。

ドリップしたコーヒー1杯(200ml)には

約90mgのカフェインが含まれています。


妊娠していない、健康な大人の場合、

一度に摂取するカフェインの量が200mgまでなら問題ないとされている

ので、ドリップコーヒー約2杯は飲んでも良いということになりますね。


また、1日に摂取するカフェインの総量は400mgとされているため、

ドリップコーヒー約4杯までなら飲んでも良いということになります。

しかし、カフェインが体に及ぼす影響には大きな個人差があります。

ドリップコーヒー1杯でも具合の悪くなる人はいるので、

どれくらいが適量かは、個人で体調をしっかりみて考えてあげてください。


【ポリフェノール】


コーヒー コラム (2)


コーヒーに含まれる成分は、カフェインだけではありません。

コーヒーには「クロロゲン酸類」とよばれるポリフェノールも

多く含まれています。


コーヒーの褐色や苦み、香りの元はこのクロロゲン酸類です。

クロロゲン酸類には、抗酸化作用、血糖値の上昇を抑制する作用、

血圧改善作用、発がんを抑える作用、脂肪の吸収を抑える作用があります。


この中でも抗酸化作用は、

人間の細胞が酸化して老化や生活習慣病につながるのを予防してくれる作用

で、最近とても注目されています。


「ポリフェノール」といえば赤ワイン、

といった印象も強いかもしれませんが、

コーヒー1杯分のポリフェノール量は

実は赤ワイン1杯分のポリフェノール量とほぼ同じで、

たくさんの量のポリフェノールが含まれています。


普段の生活で口にすることが多いコーヒーに、

このような効果があるのは嬉しいですよね。


【コーヒーを楽しむ】


コーヒー コラム


ストレスはさまざまな病気のもとになるといわれていますが、

コーヒーの香りはストレスを緩和する効果があることもわかっています。

コーヒーには約1000種類の香り成分が含まれていて、

これらが心身のリラックスに効くのではないかとされているのです。


コーヒーは、香りをかぐと心身が安らぎ、

飲むと眠気が覚めて元気になることがわかりましたね。

ただし今回お話しした通り、デメリットもあります。


コーヒーを飲むときは、

飲む時間や量に注意しながら何よりもおいしく楽しんで、

健康的なコーヒーライフを送りましょう。


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