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英語の発音習得に裏技登場、79%の子音を即クリア!ただし、使える人は●●●の予備知識がある人限定

こんにちは!語学の裏設定のSlovarです。

今日はあの面倒くさい英語の発音学習を
ぶった斬る裏技を紹介する記事です。
去年の記事を分かり易く書き直したモノです

これを使うと英語には24個の子音の内
19個 (つまり79%)を一瞬で攻略できます!
発音学習の8割の時間を削減できるのです。

ただし使用条件は限られています。


中国語を知っている人限定の技となります。

理由は、
中国人は生まれつき英語を習得し易いという
有利設定に恵まれておりその設定をそのまま
アナタに反映できてしまう技だからです。

ですが、
中国語を知らない人でもこの記事を読むと
なぜ中国人は日本人より英語ができるのか
という理不尽な理由を解明でき今後アナタが
どう立ち回るかを考える機会になるのです。


つまり、
中国人はズルイ!と嘆くのも自由ですし
逆に利用してやる!と奮起するのも自由です。

それでは始めましょう。


1.裏技の概要「パクれ」

英語のFの音と、中国語のFの音と、日本語のFの音を比べてみると、英語と中国語のFの音は100%一致していますが、日本語のFの音は全く違う音なのです。

まずは聞いてみましょう。
7秒ほどのお粗末な動画ですが...
(音量注意)


日本語の「ふぁ」の音だけ
明らかに英語と中国語と違いますよね?

つまり、
中国語の音を英語に持ち込むのはOKですが
日本語の音を持ち込むのはNGなのです。
(そもそも日本語にFの音が無い...)

このように
中国語の発音をパクって英語に使える音
なんと、、子音だけでも19個もあるため
英語の発音学習をEasyモードのヌルゲーに
変えることができるのです!!!


これは中国語を学習していた人は感づいてはいたけど知らなかったのではないでしょうか。まだ中国語に触れたことが無い人にとっても驚きだったと思います。

では具体的に
どの19個の音が共通しているのでしょうか?
次の章で見ていきましょう。」

【ミニまとめ】
中国語と英語の音の一致率は高いので
中国語の音を英語に直接輸入できる


2.パクれる19個の音と留意点

まず下の表を見てみましょう。

この19個の子音が英中共通ですので
発音学習の手間を大きく削減できます。

注意点として、英語の発音がネイティブレベルじゃないと嫌だという、完璧な英語を求める人はこの裏技ではなく、素直に英語の発音を1から勉強したほうが良いです。

(*)がついた音は厳密に言うと僅かに違う音なので中英共通ではないし、それ以外の子音の重さも若干違います。

ただ、
英語を学習する動機は実に様々で
中には英語ネイティブと話さなくても良い
という人も居るはずです。

全員が完璧な英語の発音を身につける必要は無いと思いますし、殆どの方はそうだと思います。だいたい伝わったら良いという人は、精度8割くらいの発音で良いと思うのです。残りの2割のために、苦心し、時間を使うのはもったいないです。

その例として
お年寄り向けのスマホが挙げられます。

若者が使うスマホと比べて、お年寄り向けのスマホの機能を削ぎ落としてあるのは、彼らがスマホのカジュアルユーザーだからなのです。若者が使うスマホの方が便利なのですが、そもそもライフスタイルが違い、便利機能を必要としていない人たちにとってはただのお荷物なのです。ただのお荷物にはお金を使いたくないですよね。

忘れてはいけません。
語学は確かに大事ですが
語学を学ぶ理由は語学よりも大切なモノの為
ではないでしょうか?

無駄なところに拘らないのも1つの正解です。


【ミニまとめ】
手を抜くところはちゃんと手を抜く。
発音が大事ではない人は裏技を使おう。
発音が大事な人は1から勉強しよう。



3.中国語裏技の真価
「日本語の音が英語に入るよりマシ」

中国語の音と英語の音は、大体親戚ですが、日本語の音と英語の音は、もはや住んでいる星が違う宇宙人レベルで異なっています。

つまり、
日本語の音が英語に混ざるくらいなら
中国語の音が英語に混ざった方が良いのです

これは下の図の通りです。

日本語のFの音は比較にならないほど
別物感があります。

日本語の音が英語に入るとマズくなる。
つまり非常に聞き取りにくくなるのです。

対して、
中国語の音なら英語にブレンドされても
英語に似ている分、聞き取りやすさに
影響はあまり出ないのです。

料理に例えると、

英語は本場のカレーで、中国語はカレールーです。どちらがどちらに入っても、味に大差はでません。食せます。これに対して、日本語は刺し身です。絶対混ぜたくないでしょう!

つまり
中国語を話せる日本人が英語を学ぶとき
日本語の発音を英語に入れるなら
中国語ベースで発音習った方が良いのです。

逆に言うとこれが、
日本人より中国人の方が発音が良い理由です

中国語をまだ学んだことがない人
中国語を勉強してみたくなりましたか?

【ミニまとめ】
日本語の音を英語に混ぜるな!
混ぜるなら中国語の音にしよう。


4.[応用編] 発音と同時習得!
中国語を使った英単語記憶術
*荒技注意


ズバリ結論から言うと
英単語を中国化する荒技です。

しかし、
楽しく記憶できる分荒技ですのでこれは
ちょっとやりすぎに注意が必要です。

理由を軽く説明すると、いくら中国語と英語が似ていても、英語を100%中国語に置き換えたら品質が完全に変わり別物になってしまいます。

本場のカレーなのに100%カレールーなら
それはもはや本場のカレーではないのです。

という注意を踏まえた点でお読みください。


さて、
発音記号要らず・漢字だけで英語を学ぶ方法
百聞は一見に如かず、例を紹介します
(昔の記事と同じ例です)

いかがでしょうか?
中国語を学んだことがない人でも両方
interestingに聞こえたことでしょう。

これは、
以前別の記事で紹介した
[音と意味のつながりで語彙を増やす]
というテクニックを中国語で実践したのです

歌詞化するのも
中国語化するのも
原理は同じなのです。

このようにすれば難しい単語でも

一発で記憶できます。
英単語の発音はだいぶ中国語になりますが。

こうすることで、

・単語の記憶率が向上
・中国語のメンテナンスにもなる
・楽しく勉強できる

というメリットが得られます。

中には
英単語を日本語化してはだめなのか?
と思う読者もおられるかもしれません。

結論から言うと
日本語化は中国語化ほどおすすめしません。

その理由は冒頭に書きましたように音の品質が変わるというデメリットがあるからです。中国語化程度なら、まだ英語に聞こえなくもないですが、日本語化すると全く別物になってしまうのです。

つまり、
日本語発音された英語は伝わる可能性が
限りなくゼロになってしまうのです。

次の章では、
その理由について探ろうと思います。

これを知ることで、どんな人が英語の正しい発音を身につける必要があるかを、見極めることができますので、アナタの英語学習の行動指針になるかと思います。



【まとめ】
英語単語を中国語化すると、英語の発音をある程度保ったまま、楽しく意味まで記憶できる。ただし、あくまでも「英語もどき」の発音なので、100%の心地よさでは伝わらない。そのため、ネイティブと英語を話す必要がない英語のライトユーザー向けのテクニックだと言える。


5.英語を日本語化するとどうなる?

「英語が速く聞こえる!」
と多くの方が感じていると思います。


その理由は、
英語は音をまとめて発音するからです。

拍数で考えるとわかりやすいです。

例えば、
日本語で「ストライク」という単語は
「ス・ト・ラ・イ・ク」
と英語とは全く異なる音で
5拍に区切って発音します。

中国語は
「ス・ト・ラ・イ・ク」
と英語と似た音で
5拍に区切って発音します。

一方英語では
「ストライク」
一息で、1拍で発音してしまいます。

これを図解するとこうなります。

そのため実は英語を中国語化する時点で、本来1拍の単語を5泊に解体して発音してしまっているので、既に立派に壊れていると言えます。ただ、その1拍1拍の音がまだ英語で使われている音なのでマシです。英語の音としての認識は最低限されます

日本語は違います。5拍に解体する上に、その構成要素である個々の音まで別物です。冒頭でも言いましたが、宇宙人レベルです。

これが、英語の中国語化ならまだ許容できて、日本語化は完全にアウトな理由です。

ここから下のようなことが言えます。

ネイティブの話す、高速英語に付いていけるようなリスニング力が必要な人は、決して英語の音を日本語の音で捉えてはいけないのです。

この記事は、一見すると中国語が話せる人向けに見えたと思いますが、英語を学んでいる人全員が、自分の英語学習を見直す機会になったと思います。

なお、ネイティブの話す英語に付いていけ、なおかつ日本語と英語の違いを把握しながら、中国語学習に繋がるような英語の学習をしたいという方。どんな言語の学習にも通じる万能の学習方法で英語を学びたい「野心多めの方」を対象に、英語を教えていますので、興味がある方は下のページもご覧になってみてください。

【まとめ】
自分が目指す英語力に応じて、どのレベルの発音が必要なのかが決まる。答えは自分の願望の中にある。


総まとめ

中国語を知っている人だけができる応用技でしたが、いかがでしたか?これを機に英語以外の言語を学ぶ楽しさを感じてもらえたら、筆者はとても嬉しいです!


いつも記事を読んでいただきありがとうございます。英語学習に苦しんでいる方、つまらなそうに嫌々語学を学んでいる方が周りに居ましたら、シェアしていただければと思います。楽しく、深く、語学に取り組める人が1人でも増えたら幸いです。