日焼け止め
顔やカラダに何か塗るのってベタベタするし、しちめんどくさい。日焼け止めなんてぬらなくたっていいじゃないの。ダメよ~ダメダメ。
大前提
ホンモノ美肌(ちょ~健康的な皮膚)に必要なのは睡眠、食事(栄養)、運動、ストレス対策だということ。
そして、普通の人がスキンケアでやるべきことはたった一つ――皮膚バリアを守ること。
そのために必要な製品は以下の3つ。
今回は②日焼け止めだ。
ポイントは3つ。
①紫外線によるダメージ
UV-AやUV-B、UV-Cといった細かいことは省略するとして基本的に若いうちはそこまで日焼けにたいしてビンカーンになることもない。
若いからね。
いうなれば細胞やなんやらにダメージがあろうが、傷ついたそばから回復していくようもなものだから。
気にすべきはカラダの機能が下り坂にはいる20代後半、30代ぐらいから。よく聞く肌のハリや弾力にかかわるコラーゲンやエラスチンの産生量が10代半ば~20歳をピークに年を経るにつれて減っていっちゃうから。
いうなれば細胞やなんやらにダメージがあったとしてその回復のスピードが間延びしていくから。歳をとると傷の治りが悪くなるみたいなこというじゃん。そんなノリ。
だから紫外線を長時間浴びるのはよくない。光老化につながっちゃうから。肌の表面だけじゃなく、奥の奥まで真皮にまでダメージが。すると、とれないシミやシワ、たるみといった肌老化に結びつきかねない。
②対紫外線防衛戦略
皮膚の最前線を防衛する皮膚バリアは紫外線の害をもやわらげてくれる。
だから皮膚バリアを健やかに保つ生活習慣を心がけるべきだし、洗顔のし過ぎで削りすぎるなんてもってのほかだし。
若いうちならともかく30代、いや20代半ばぐらいからはいかに皮膚バリアを守るかがスキンケアの最重要ポイントになるのさ。
――を踏まえた上で、やるべき紫外線対策は次の3つだ。
日差しがもっとも強い時間(午前10~午後2時)を避ける
10センチほどの幅があるつば付きの帽子をかぶることと、太陽光から肌を守る服を着ること。UPF(紫外線保護指数)30以上の服だとなおよい。
(1~2が無理なら)日焼け止めを使う。
以下、3の日焼け止めについてもう少しだけ。
SPF30以上でPA+++以上の日焼け止めを塗る
顔にぬる場合はクリームタイプをパール粒1個分ほど2度塗りおすすめ(環境省のガイドライン参照)
2時間ごとに塗り直し(泳いだり汗をかいたりしたときは経過しなくても)
安くてシンプルなものでいい。たとえば「ビオレUV アクアリッチ ウォータリエッセンス」のような。
③見過ごすと大やけども
これもまた3つ。
まず紫外線によるダメージを恐れるあまり、太陽光を避けすぎればまた皮膚ガン、皮膚の劣化をまねくことを忘れちゃダメよ。
世に喧伝されている悪影響は、あくまで必要以上に、長時間浴び続けた場合の話だ。
運動もやりすぎたらカラダにマイナスに働きはじめるように。糖質もとり過ぎたら肌劣化リスクになるように。なんでもほどほど。
お次は紫外線は薄雲のときでも8~9割ぐらいは地上に届いているから日差しが強くないからって油断しちゃダメよ~ダメ。曇り空でも6割ぐらい。雨の日でも3割ぐらい。
最後に室内でも油断しちゃダメよ~ダメダメ。紫外線は家や車の窓を通り抜けるのよ。
ではまたね👋
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