大河

映画だの本だのネットサーフィンだの趣味は比較的多い人間です。 基本思ったこと書きますけ…

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映画だの本だのネットサーフィンだの趣味は比較的多い人間です。 基本思ったこと書きますけどネガティヴです。

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  • 知ったかぶりの悪い癖

    短〜い文をいっぱいまとめておきたいと思います。

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成人になったんすよ

20歳になったその時、 僕はコロナにかかって家で寝ていた。 自宅療養期間も後半に差し掛かって そこそこ回復していたのを親が察したためか、 寿司の出前を取ってくれていたようで ゴミ溜めみたいな机の上で ありがたく魚類共をいただいた。 20歳の誕生日は、 およそいい思い出とは言えないディナーくらいしか イベントがなかった。 僕はいつもタイミングが悪い。 誰かに飯に誘われるのは決まって金がない時だし、 金が有り余っている時は みんな忙しい時が多く一人で遊ぶしかない。 その理由はな

    • 歌集「the next stop is」

      紫の空より蛆が降りてきて 僕ら以外を食べて帰った 二番から英語の歌詞になるように 彼の悪口、ポルトガル語で 生きている上でする『諦め』などを 『選択』と言い換えられる人 恋だとか、寂しさだとか、渇きとか 性欲は言い訳じみている 月にはうさぎが住んでた それを見て笑うあの子は透明少女 この孤独、買ってください 買ってさえくれれば僕は孤独じゃないぜ (yeah!) これで (yeah!) 地球など (yeah!) 消える (yeah!) さよなら (間奏 6兆年)

      • 歌集『それでもだいじに』

        夏休みサボった宿題埋める様に 神は世界を裁いていった 繰り返す 今我が軍は重ね着の3人組に襲われている 口の中すすいだ水に血が混じる  そう!悲しみは赤色なのだ! ミッフィーの栞挟んで読むような本ではない本 読み込む淑女 誰一人いない電車にアナウンス 『オーライ兄弟、捕まってろよ』 子供にはオイラが見えん 大人ならオイラが初音ミクに見えるど どの角度、場所から見てもトラボルタ そいつが起こす電車の遅延 なあ頼む、前の車を追ってくれ。 そうだそいつだ、その霊

        • VR走馬灯、グラフィックはいいけど爽快感に欠けるな。

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        成人になったんすよ

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        • 知ったかぶりの悪い癖
          2本

        記事

          やることなすことの全部がうまくいかない そんな自分に必要なのは 照れずに「頑張る」と言うための 怠惰とはまた違う計画性の無さ

          やることなすことの全部がうまくいかない そんな自分に必要なのは 照れずに「頑張る」と言うための 怠惰とはまた違う計画性の無さ

          栄える足元

          僕は現状の目標として 一端の血の通った人として 情を知って生きたいと思っている。 また、 生きていると出来ていく 認知できる限りの責任の全てを 背負って行きたいとも思っている。 そんな「なりたい自分」とは裏腹に、 何もかも投げ出して 気ままに好きなこと興じて 自分と自分の手の届く範囲だけを やりくりしながら過ごしたいとも感じる。 一見矛盾しているが、 これが僕の気持ちとして 本当に両立している。 違いはなさそうに見えるが、 「なりたい自分」と「やりたい事」という 欲求とし

          栄える足元

          懺悔

          僕は今まで、 その場しのぎで生きてきました。 両親は僕に対して優しい方でした。 ただ、 僕が悪いことをすると強めに怒るタイプでした。 「『ありがとう』と『ごめんなさい』を  言えるような人間になって欲しい」 と僕に何度も言って聞かせてくれました。 ただ、どれだけ怒られても 幼少の自分の至らなさから 何度も失態を繰り返してきました。 小さなもので言えば、 テレビを見ながらお茶を汲んで こぼしてしまったり。 大きなもので言えば、 遊んでいる中で誤って 友達に怪我を負わせてしま

          不透明

          先を見通す力、というのは 生きていくにあたって非常に役に立つ。 「ははーん、いまこう言う状況か。  つまり今はこうしておけば…!」 といつでもその時の最適解を出せる。 そのため物を長い目で見れる人は 何かと人生うまく転びやすい。 ただし避けようがない大きな失態、 逃れようのない莫大な損失に 直面した時にそんな人間は1番弱い。 前もって自分に何が起きるかわかってしまうと、 やがてくる不幸さえ見えてしまう。 精神衛生的には見えていない方がいいだろう。 社会人になって半年近くが

          『人生はオフライン対戦不可』

          以前、 自分のスマホの中にある 日記のような文の中から いくつか抜き出したのものを投稿した。 ↑これがそれ。 時間があったら読んでくれるとありがたい…! 今回同じ体裁をとり また溜まったメモ帳の中から いくつか選んだ文を 並べていきたい。 _______________________ 『人生はオフライン対戦不可』 電車で頑張って 一人になろうとしてる人に限って 隣に席に座られるものだ。 横文字いっぱい好きですね、 そんなあなたも知らなさそうな 横文字をお教えしますよ

          『人生はオフライン対戦不可』

          書いてるnote、昔マジで激イタだったな…。でも文化遺産として残しておきます。

          書いてるnote、昔マジで激イタだったな…。でも文化遺産として残しておきます。

          シン・社会人 Ver.2.3.1

          とあるコールセンターに勤めている。 受電業務だが割と営業チックで、 成績がしっかり出るタイプの職なので あまり気は抜けない。 社会では結果の伴わない努力は努力でない。 努力として認められない、 とかそう言う話ではなく そもそも努力としてのカウントにはならない。 その物差しで言うなら、 僕は努力を怠っている。 結果を出すのを怠っている。 あれこれ話さなきゃ! と思って色々言葉を尽くすが、 なにかと噛んでしまう。 脳髄から流れた義務感が溢れ出したが最後、 うまく話せなくなって

          シン・社会人 Ver.2.3.1

          まちがっていいとき、わるいとき

          就いた企業の研修も進み始め、 同期と一緒に話す機会も増えてきた。 喫煙所で時々一緒になるメンバーとは 割と話すことが「できる」ようになってきたし、 なんとなくみんなの価値観とかも読めてきた。 それでもやはりみんな同じ痛みを 抱えて生きてきた人間でないので、 傷をさらけだしても それを傷だなんてわからず つつかれたらたまったもんじゃない。 油断ならない日々はまだ続いている。 本格的な研修が始まってはじめての金曜日、 いわゆる花金だ。 とりあえず帰って、 家で冷えてる見たことな

          まちがっていいとき、わるいとき

          シン・社会人

          23卒の僕は社会人になったが、 それによって不安なことがある。 このアカウントが周囲にバレそうな気がする事だ。 自分の顔載せてるし、 名前は本名だし、 同僚がこれを見つけて 上司に話してしまったりしまえば1発アウトだ。 このネガティヴを知られたら 僕は周りにどう振舞っていいかわからなくなる。 このnoteやTwitterなんか 絶対に見られてはならない。 いわばこれは僕のパンドラの匣だ。 といいつつ同僚とInstagramは交換してしまった。 ここを軸に万が一調べられて そ

          シン・社会人

          『知ったかぶりの悪い癖』

          普段から思ったことを スマホのメモ帳に書き溜める習慣がある。 会話のネタや、 作った曲の歌詞のアイデアになればと始めて、 今やかなりの文量になっている。 最近はただの愚痴置き場みたいに なってきてはいるのだが、 これまでに書いてきたnoteは 大抵そのメモ帳から引っ張ってきたものに 肉付けしたものだし、 話題に事欠いたときはそこにあることを言えば 場を繋げたりする。 案外役に立つものではあるのだ。 1番最初に書かれているのは、 『知ったかぶりの悪い癖』と一言だ。 もういつ書

          『知ったかぶりの悪い癖』

          酔い覚ましの散文

          久しぶりにウィスキーを買えるだけの金を手にして ウキウキでコンビニに行って帰ったばかりの、 そのテンションのまま書こうと思う。 僕は最近よくえづく。 朝、咳みたいなうめきと共に 「うぇっ」と吐く一歩手前まで行くことが 今までよくあった。 しかし最近は朝を過ぎてもよくえづく。 自分の失言で人を傷つけたんじゃないかと心配な時、 自業自得の大きなデメリットをこうむった時、 日暮里の常磐線の階段で えげつない捻挫をした時もなぜか出た。 どういうメカニズムなのかはわからない。 先月

          酔い覚ましの散文

          ちょっとだけ忙しい日々

          学生だからって毎日が暇ということもなく、 就活のために様々な企業にアプローチをかけ、 かたわらバイトをして金を稼ぎ、 将来必要になるからと 免許を取るために教習所に通い、 さらに落ち着いてできるのは今だけだと 音楽もやっている。 「なにもしない」ことが 割と楽しい僕からしたら こういう日々はあまり好きではない。 しかし、頭の中で大暴れしていた輪郭のない憂鬱が 汗と一緒に流されていくので、 ぼんやりと人生が嫌になることはなくなった。 暇になると思考が暗くなる自分みたいなタイプ

          ちょっとだけ忙しい日々