未来を作るのは、私達1人1人の目と行動。
未来の為にできること。
それは、政治に関心を持つこと。
この社会で生きていると「もっとこうなれば良いのに」と思う事が、あなたにはないだろうか?
例えば教育。
今、小中学生の不登校は文部科学省が23年10月に発表したデータによると29万人もいる。
不登校になった明確な理由は分からないけれど、「学校が時代に合わない」という声をよく耳にする。
「個性が大事」と言いながら、同じ学年の子供同士が同じ授業を受ける。
学力が中間層の子供に照準を当てて一方的な授業が展開される。
一方的に授業を聞くだけなら今はYouTubeでもできてしまう。
0歳から通える習い事が盛んな現代では、小学校入学時点での学力にも差がある。
いつまでも学校が変わらないから、より良い環境を求めて中学受験が年々加熱している。
受験が過熱すればするほど、学校を休む子供が増える。
塾はコマ数を増やし、子供の睡眠時間は削られていく。
もしも公教育が、学力だけではなく「学び方」も含めて自由だったら?
学年とかカリキュラムを飛び越えて、その子のペースで学ぶ事ができたら?
進学先を学区で選ぶのではなく、学校のスタイルで選ぶ事ができたら?
学校の設置も、学校の中身も決めているのは政治家だ。
例えば、社会保障や税金。
総務省が23年9月に公表したデータによると、日本の65歳以上の人口は29.1%を記録して過去最高になったそうだ。
一方で、世界一の超高齢化社会と化した日本は今、少子化も政府の想定を上回るペースで進行している。
今75歳の方が生まれた1949年生まれの子供は269万人だったのに対して、2022年生まれの子供は79万人。
現役世代が少ない中で、社会保障費の負担はどんどん増えて子供を育てる負担感も増している。
社会保障費に加えて、消費税率も右肩上がりだ。
私達にとって身近な、社会保障費も税率も政治家が決めている。
私達が監視の目を光らせないと、回収された社会保障費も税金もどのように使われているのか分からない。
頭の良い人が上手くやってくれる。
子供の頃はそう思っていた。
だけど、どうだろう?
日本はこの30年で、少子化は止まらず経済成長だけが止まった。
でも、それは「誰かのせい」なんだろうか?
この社会のルールを作るのは政治家。
その政治家を選ぶのは、私達国民1人1人だ。
未来を生きる子供達には選挙権がない。
政治に関心を持ち行動する事こそ、未来のためにできる事だと心から思っている。