2のいぬ

 午前4時20分、ゆっくりと起床する。上体を起こして太陽を確認する。夏で〜すみたいな太陽と目が合い、軽く目を焼かれる。一面の白世界を味わいながら1日を始める。

 パジャマを脱ぎ去ると、それで簾を作成した。窓にかけて夏の日差しを遮る古き良き手法である。こういう少し古風なことをする人間であり、そこがチャームでもある。イマジナリーぬか床や毎日紫陽花を眺めるだとか枚挙に暇がない。

 朝食は昨日から食べるぜと予告していた反射パンと緑茶をとる。
しかも反射パンなのにブルーベリークリームチーズデニッシュだ。ブルーベリージャムとクリームチーズの乗った見た目もかわいい完全食のことである。反射で朝食をいただいている分際で完全食をいただく。暑くてバテている北海道の牛さん並びに畜産家の方々に敬礼し、食後雨乞いのダンスをした。

 風が程よく吹いてくれるのを利用して横になり涼を取る。すると悲しい夢ばかり見た。床上浸水する夢、ワクチン摂取した家人に「腕どう?大丈夫?」と聞いて「今お腹いっぱいでそれどころじゃない」と答えられる夢、なんにもないフローリングで精一杯クロールをするのに溺れる夢、本が開かれた状態で伏せられており「ああ、癖がついてしまう!」と思った夢、黒い装丁の本がぷかぷか浮いているのを見て瞬間的に「あれは松本人志氏『遺書』だ!」と直感した夢。ちなみに実際の『遺書』の装丁はまっっっっっっしろだった。読んだこともなくてなんか申し訳なかった。とにかく悲しげな夢ばかり見るため、横になることを止めて小さいカップのバニラアイスを食べるも半分も食べないうちにお腹の具合が怪しくなり閉じた。こうなったらと思い、散歩へ出かけた。日陰が満載のお散歩スポットへ向かい、犬と散歩をする。しかし、全方面から犬が来る。しかも2匹ずつ同じ犬種でやってくる。途中からもしや今日は双子の日とか何かか?と疑ったほど2匹ずつやってくる。ちなみに双子の日は、12月13日と2月5日である。前者は明治に先に生まれた方を長子とすると定めた日、後者は語呂合わせから来ている。全く双子の日ではなかった。そうして帰る頃には2匹が合体したんかなというくらいでかい秋田犬に出会った。本日のお散歩スポットは我々が行くべきところではなかったのかもしれない。あと昨日のEbony Jewelwingを受けてお歯黒について調べた。

 太陽がお庭野菜を包み込みピーマンよりもトマトが育つ

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