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歴史を刻んだ話。

こんにちは。
ご無沙汰しております。
高校時代、日本史の暗記が苦手すぎて
テスト期間に入ると毎回鬱になっていたシオミソラです。


さて、今回は僕が歴史を刻んだ話をしていく。

【歴史を刻んだ日】


あの日のことは鮮明に覚えている
忘れもしないあの日
そう、僕が人生で初めて歴史を刻んだ記念すべき日だ。


2020年2月21日
この日は僕にとっての記念日となった。

あの日、僕は名古屋へ訪れていた。
当時人気絶頂の乃木坂46のライブに参加するためである。

ライブを夜に控えた21日の昼、僕はツレと共に新栄周辺を周遊。
空腹を満たすなにがしを求めて。

他愛のない話を繰り広げながら、あてもなく新栄エリアを歩いていると

何だこの行列は!?!?参勤交代でも行われているのか??


と言わんばわりに、多数の人が列を成している光景を目の当たりにし、驚嘆した。


そこまで大勢の人を惹きつけているものとは、一体何なのであろうか?
そう疑問に思った私は、恐縮ながら列に並ぶ1人の男性に訊ねた。


「どうしてこのような行列ができているのですか?」


僕が訊ねると、男性はこう続けた。


「キミは、歴史を刻みたくはないのか?」

その瞬間、頭がポカン、としてプチパニック状態。
歴史を刻む? 
何を言っているんだ? 正気か、と。

そりゃあ歴史に残るほどの偉業は成し遂げてみたいし、有名にもなりたいという欲はある。

ただ僕にはカリスマ性もないし、これといった才能もない。
そんな僕に、歴史を刻むことなどできるのだろうか?

そんな思考が馬鹿馬鹿しく感じるほどに
僕の本能は恐ろしく素直で

「歴史を刻みたい」

こう叫んでいた。


僕のカラダは、自然と列の最後尾へと向かっていく。


この列の先には、一体何が待っているのだろうか。
耐えがたい苦しみが待ち構えているのではないか?

そんな期待と不安が入り混じる中、ツレと共に他愛のない話を繰り広げながら、歴史を刻む心の準備を始める。

1時間ほどが経過し、ある建物の入口前まで辿り着くと、ここで初めて僕はあの男性が言っていた言葉の意味を理解することになる。

「歴史を刻め」

青い看板に書かれた文字。
そう、あの男性が言っていたのは、これのことだ。

何と威厳のある名前だろうか。
織田信長」という字面にも引けを取らない威厳を感じる。
思わず圧倒されてしまったが、臆せず入店することにした。


「ラーメン荘 歴史を刻め」
いわゆる二郎系ラーメンの店であった。
二郎好きの僕にはたまらない。

この日は限定で味噌ver.が販売していたので、そちらを注文してみた。

モチモチの太麺に、味噌ベースの二郎スープがよく絡む。豚も歯切れがよく、ホロホロでとても食べやすい。別皿のアブラも堪らない。まさに至極の一杯。ごちそうさま。


この夜、幸福度マックスの状態で乃木坂46のライブに臨むことができた。やはりラーメンの力は偉大だ。


この時味わった感情を表すのならば、以下の歌詞が思い浮かぶ。


あの日 僕は咄嗟に嘘をついた / 乃木坂46

"もしもやり直せるなら
   どこまで巻き戻そうか
   君と初めて出逢った日
   それとも好きになった日"


できることなら、もう一度歴史を刻みたい。


これが、僕が歴史を刻んだ日の話。

(※この作品は基本ノンフィクションですが、一部台詞にフィクションを含みます)


⬇️お店の情報はコチラ⬇️
ラーメン荘 歴史を刻め
https://www.google.co.jp/amp/s/s.tabelog.com/aichi/A2301/A230104/23066832/top_amp/
(食べログより)


⬇️二郎系を食べたくなったときにおすすめの曲⬇️
私を二郎に連れてって / 打首獄門同好会
https://youtu.be/zYup3isALrA
(youtubeより)


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