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セールス・グロース・マガジン

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売上アップや事業成長のヒントが得られるコンテンツをアーカイブ。読んで学べる、実践できる記事を厳選してご紹介します。
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2020年5月の記事一覧

「成功しなきゃ、おかしい」を読んで。15,000文字

こんばんは。 ジェイソン・レムキンさんとアーロン・ロスさんが書いた本で、日本語版の監修はあの神田昌典さんがつとめた「成功しなきゃ、おかしい」を読んで、これは備忘録的にまとめとかんとアカンなと思い、重い筆を取った次第です。 ロスさんという方は、セールスフォースの初期にいらっしゃった方だそうで、年商5億の頃にJOINして、100億企業にまで成長する一役を担ったのだとか。 読み進めていて、ちょっと前に流行ったTHE MODELにも似た部分があるなーと思いました。時代背景的には

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実践!20名を超えるカスタマーサクセスチームでの連携方法・会議体設計!

第4回カスタマーサクセス天下一武闘会で登壇した内容について、色々な方から「20人を超えるチームでこれだけ分業や兼業をしていて、一体どうやって意思疎通を取っているのか?」とよくご質問頂くので、今日はCSチーム内で実際にやっているミーティングや連携の方法について、具体的なところを全て書きます。 因みに毎月1noteを目標にしていて、今月何のトピックを書くかTwitterで事前にトピックについてアンケートを取ってみたのですが、 見事にチーム内連携方法が1位でした。やはりこれにつ

データ分析者のバリューの出し方を考える

本稿は、自身がデータ分析者だと思っている人に対して、こういうのが事業会社におけるデータ分析者に求められている価値の出し方なんじゃないだろうか、というのを提案してみるために書きます。 そのため、一切の自身の所属団体、所属していた団体とは関係なく、あくまで一個人のプライベートな意見であることを記しておきます。 私はビジネスマンとしてまだまだ経験が浅く、至らないところが多いため、以下の点で間違っていたり、至らないことが考えられます。 ・そもそもプロセスの全体像を勘違いしている ・

海外事例から学ぶ SaaS企業の基本的なPL構造

今回は、SaaS企業のPL構造についてご説明します。 PL構造といっても、売上高は、ストック型の売上高(Subscription)とそれ以外の単発の売上高の2つで、特に追加で説明不要かと思うので、コストをメインで説明します。 SaaS企業のコスト(営業費用)は4つに区分されます。 一つは売上原価です。これはサービス提供に直接関連する費用で、一般的な売上原価とそこまで変わりません。SaaS企業の特徴としては、販管費が「R&D」「S&M」「G&A」の3つに分けられます。

もし消防設備士が『マーケティングとは「組織革命」である。』を読んだら

どんな話かというと『誰もが、自分の生存本能を守る為の行動をしているので、それを理解(マーケティング)した上で行動すると組織内で上手くいくよ!』って内容なんですけど、これマジで全員読んだ方が得するって位の本でした。💯 以下に当てはまる方は、騙されたと思って一度目を通された方がいいかと。 ☑ やる気が空回り気味で組織内で浮いてしまう ☑ 目標に向かって仕事をしているが周囲がついてこない ☑ 今、所属している組織に自分の居場所が無いと感じられている 全て過去の自分であり、割と辛

フィットネス業界の「Apple」から感じる日本市場の未来(一度振られたら戻ってこない・・・)

はじめにこんにちわ。前回初めて書いた記事が、多くの方に観ていただけたのがとても嬉しくて次の投稿を書いてみました。今回は自分の気になってるテーマについて自分なりにまとめてみました。 この記事について真面目に読むと10分以上かかります。大切な時間をありがとうございます✨でも、何か思考の発見や刺激に繋がると嬉しいです! 今回は、アメリカのあるサービス事例を発端に、コロナの影響を契機にフィットネス業界がどうなっていくのかについて考えを書いてみたものです。フィットネス業界以外の方に

対面販売が難しい今こそ!「オンライン上でCVRを向上させCVにつなげる方法」とは?

 新型コロナウイルスの影響で店頭での販売や対面接客が制限され、販売の機会が減少していませんでしょうか? しかしながら、人々は全く購買活動をしなくなった訳ではなく、徐々に通信販売での買い物に移行しています。自宅にいながら情報を収集し商品を購入することが主流となりつつあるのです。 オンライン上で顧客とコミュニケーションを取り、オフラインと同様に納得して商品を購入してもらうにはそのポイントを押さえる必要があります。 オンラインの特性を知り、まずはそこで実現していく目標=「KPI(

note proのカスタマーサクセスとして、この3ヶ月でした仕事をふりかえる

note proのカスタマーサクセスを担当している水野です。 入社以来、定期的に業務のふりかえりをしており、このnoteでは、ここ3ヶ月(2020年2-4月)で、僕がどのような仕事をしていたか、書き出してみようと思います。 この3月、note proは1周年にこの3月に、note proがはじまって1年となったのを機に、1周年の記事を書きました。note proを立ち上げから担当していますが、参加クリエイターが続々増えており、ありがたいですし、サービスを支えるチームとして

BtoBマーケティングにおけるnoteの活用法と受注まで繋げる秘訣を徹底解説

以前他のnoteでもお話ししたが、私は広告費ゼロで自社のマーケティングを行なっている。 しかもリード獲得の大半が社員のnoteや会社の公式note(pro)経由である。 そして、先日もnote経由で受注した。 おそらく、noteで大量のリードを獲得し、コンスタントに受注に繋げている企業は、日本に弊社くらいしかいないだろう。 実際私自身、今年に入って100本以上のnoteを書いているので、note×BtoBマーケティングに関してかなり知見は溜まっている。 では、な

「Webサービスの運用考えてない問題」をとりあえずミニマムで解決する

Webサービスのディレクション屋さん、miroworks代表のmiroです。 これまで様々なWebサービスやオンラインで展開する事業のディレクションを担当してきました。その中で起きているのは、「立ち上げに必死で運用フロー考えていない問題」。 極端な例をあげると、とりあえずどうにかなるっしょ、と思いつつどうにかならずに集客が続かない、本当に動いているのかなんかよくわかんない、ユーザーが離れていく…で、結局サービスが続かない、みたいなことが起こっている現場もありました。(私は

社会課題別ソーシャルビジネス事例まとめ

近畿大学にて非常勤講師として「ソーシャルビジネス実践」(社会課題解決ビジネスを考案するワークショップ型講座)を担当している西井香織です。 SDGsの採択もあり、近年注目されている「ソーシャルビジネス」。 社会課題を、寄付やボランティアで支援するのではなく、持続可能なビジネスとして解決しているサービスのことを指します。 まだまだ少ないソーシャルビジネスですが、本記事では社会課題を画期的な方法で解決しているサービスや、ソーシャルビジネスとして有名な(特に日本の)企業をまとめて

BtoBマーケ|データを突き詰めることは、お客様を知ること| マーケデータベース構築vol.1

BtoBのマーケティングにデータベースは必要なのだろうか?正直1年前まで「BtoBのビジネスにはデータベースは必要ない」と思っていました。この1年間で、BtoBビジネスのマーケティングデータベース構築と運用に関わり、180度認識が変わったのでまとめたいと思います。 求められる顧客理解と体験価値の向上顧客理解の必要性 社会的な要因、テクノロジーの進化など様々な理由から、近年世の中やビジネスが急激な変化にさらされています。モノや情報があふれる中で、物を作って知ってもらえれば売れ

理系なB2Bマーケティングとデータマネジメントを追求した先にあるもの

こんにちは、カミムラです。ブレインパッドで2016年からB2Bマーケティングのマネジャーをしてます。noteを書くと自分の考えがまとまっていくのでちょこちょこ書いています。このnoteは自己紹介代わりに。 僕の書くnoteは1つの共通テーマがありまして。『B2Bマーケティングを科学する』こと。数学や物理の問題を解くように現実の裏側にある「再現性の法則」を紐解いて、これから起こる事象を予測・コントロールしていくこと。 その実現に向けて考えていることや、システム活用などを思う

問題解決に追われるのはもうやめよう #突破するデザイン

日々の会議で繰り広げられる議論、進捗遅れへの対策、クレーム対応、チーム内の問題解決など、僕の仕事はその大半が問題解決に費やされていました。 特に前職では営業のマネージャーというポジションだったこともあり、問題解決に多くの時間を割いてきました。その感覚はWEB制作の仕事を始めた今でも引きずっています。 そんな今までの仕事のやり方をすべて考え直すきっかけとなった本に出会いました。それが今回のお話の題材となる『突破するデザイン』です。 本書の概要本書にはデザインとイノベーショ