見出し画像

「部屋のキレイさ」と「掃除」について語ろうか。

確か、「人生の1/3は睡眠時間」だっていいますよね。
脳の発達が盛んな幼年期や、老いが際立ってくる壮年期など年齢によって睡眠時間にズレはありますが、人生80年という時間で計算すると1/3を睡眠に費やしていることになるそうです。

まぁ睡眠はスキンケアや疲労回復、成長ホルモン分泌や記憶定着など重要な役割を担うのですが、それに対してモノ探し洗濯物を干す時間は人生で最も無駄な時間だと思っています。

洗濯物を干す時間
まぁ濡れてクシャクシャな衣服をババっと払ってハンガーや洗濯竿にかけるあの時間ですね。うまいことドラム式の洗濯乾燥機など文明の利器を使うとこの手順をすっ飛ばすことができます。

モノ探しの時間
「OOさんからのメールどこかなぁー」とスクロールしまくってたり、部屋のカギどこやったっけ〜とポケット/カバンをまさぐったり、街へ出かけるときにピアスを選んだり探したり…
アレどこだったっけなぁ〜と部屋をウロウロする、とにかく探しものに気を取られて本来の行動/予定が阻害されてるあの時間ですね。

実はこのモノ探しにかける時間が1日平均35分だとか言われます。

みなさん無意識に毎日35分もモノ探しに時間をかけて失ってるんですよ。
年間150時間も、、、すっごい無駄ですよね!!
私もこれ系の記事を読んで意識してみると、意外とモノ探しで時間をかけてイライラしてたり…。使ってから数日間をあけるイヤホンとかペンケースとかが多かったかな。

ミニマリズム(最小限主義)の発見

ミニマリストなんて言葉が流行ったのはここ5年くらい前からでしょうか?
街中や各家庭は物や雑貨で溢れ、かえってモノを減らしてスタイリッシュに生きていこうよ!なんて提唱する、オシャレなイメージのミニマリストという言葉。(持たない暮らしとかもよく聞きますよね)
これはまぁ上記の通りミニマリズムから来てる言葉なのですが、、、
モノを無くして探すハメになるんやったら、探すものを減らせばええやん!という考え方もできるハズです。

これらの話を私の視点に変えて語ってみると、私はミニマリスト/ミニマリズムという言葉を知ったのは大学1年生の終わりの時期でした。
この頃の私はメチャクチャ遅刻魔で、講義開始の5分ギリギリラインに飛び込む日がほとんど。9:00開始のくせに朝早い‼️とほざいたり登校一発目の講義ってそんなものですよね。共感できる大学生たくさんいると思います(笑)

せっかく朝風呂上がったあとに人がまばらな構内を自転車シャコシャコ漕いで猛スピードで講義室に向かう光景、そう私です。

服装を変えて時間を節約する

これをどこからミニマリズム的に改善しようかと考えたとき、最初に変化したのは私服でした。
そうです、毎日毎朝来る「今日着ていく服選びの時間」
これがメチャクチャ煩わしく、服選びの時間を減らしてやれッ!と動いたのですね。

具体的には
①服の数を減らす
②緑色やえんじ色の服にとにかくこだわり、服装を制服化
③靴下も1種類、下着肌着も1種類に限定

という改善っぷり。
おかげで大学2年生以来、ほとんど服装が変化していないエフゲニーマエダです(笑)
これで毎朝10分の時間短縮を実現しました。服選びに時間をかけなくなったのですね。いわゆる自分ルールを定めたキッカケだったりします。

部屋のキレイさも実現できる

続けて、大学時代に新居を得た私。
結構キレイな部屋だったもので、髪の毛1本たりとも許さないレベルで毎日掃除機をかけるほど掃除をしていました。休日も掃除が趣味!といったくらいです。
学生生活中はたくさんの男友達の部屋を見てきたのですが、上記のような私の目につくのは部屋の乱雑さ。
そう脱ぎかけ靴下が転がってたり、飲み干した空き缶や長らく触ってないだろうゲームソフトが転がってたりと、そんな部屋です。
よく「部屋の乱れは心の乱れ」と言ったりもしますね。根拠は定かではありませんが。

こんな光景を数多く見ていると、ある相違点に気づかされます。

モノの多さうまく活用できてない収納法です。
私服改革と掃除の徹底からやっていった私は無意識にもモノを減らし、部屋に洗濯物やゴミなどが散らからない環境を実現できていました。
ですが、ただ落ちてるゴミをなくせばキレイになる!ってもんでもないんです。

部屋の動線を考える

動線とは、普段私たち人間がその部屋をどう動き回っているかです。
例えばベッドやTVが部屋のどこに位置しているかで大きく動線が変わります。
ワンルーム部屋を例にとると、ベッドが玄関に近ければ部屋の奥にあまり立ち入らなくなり、代わりに雑誌や脱いだ服など置き物が増えます。

モノが多い→空いたスペースに追いやりがち→そして忘れる。

これが部屋が散らかるプロセスだったりします。
そこで私はこれの逆にしてしまえば、部屋の奥まで立ち入るようになって部屋は散らからないし、整理整頓もできると考えました。
TVと食卓を部屋の中央に、ベッドとPCデスクを部屋の最も奥に配置したんです。

スクリーンショット 2020-02-07 1.06.38

部屋の間取り図を描くとこんな感じに。
動線がどのようなものか想像できますでしょーか。笑
書類や教科書などは本棚、PC作業スペースは部屋の最も奥にあると部屋の奥で往来が増えるのでゴミの散らかりようがありません。目につけばすぐに捨てる、こんな生活環の完成です。
生活の重点が部屋の端に位置していますよね。これが部屋を散らかさない対処法だったりします。

けど、研究によっては部屋が適度にモノで散らかっていると新しいアイデアが生まれやすくなるといった研究結果があったりするそうで、上手い使い分けを。笑
生活感がなくなるほどにキレイにしすぎるのも、瞑想チックなお部屋づくりになってしまうということですね。

どのあたりがベストなのか

結局のところ、充電器や室内用ペンなどよく使うものは手に取りやすい位置に、使用機会が少ないものは収納に収めてしまっていい。
それも、自分のわかるところにそれぞれ配置するというのが部屋をキレイに保つことにおいてミソになりそうです。

これを実践していくと、自ずと規則性にのっかることになり、その規則性がキレイさを生み出すハズです。
何事も、ルール(規則)があって整うものみたいなところでしょうね笑

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

小言なのですが、私が子供の頃…親がガミガミと「片付けなさい!」とまるでみさえのように叫ぶ日常でしたが、一見散らかっているように見えても自分のおもちゃは自分が配置したのだから場所を忘れないという理屈がありました(笑)
これわかる人いると嬉しいのですが、どこで何で遊んでいたか記憶はあるので散らかしているという自覚が存在しないんですよね。
で、親に勝手に片付けられ、場所を失念し、モノをなくす…と。
こんな時代もありました。

やはり自分で自分の生活環にあった場所にモノを整えるのが大事っぽそうです。


と、整理整頓や部屋掃除の哲学みたいなものをダラダラと書き殴ってみました。いつものラベンダーや木工系からテーマ逸れ気味ですんません笑

■あ、告知日がきたのでここでちらっと告知させていただきますが、札幌やその近郊にお住いの方は2/20(木)に札幌市北24条にあるイベントバーエデンで私と会えるかもしれません。
木工やモノづくりについてお酒交えて語ろうじゃないか〜というイベントにをやります。
後から気づいたのですが、木工イベントの日が木曜日でしたw(ラッキー!)

いくら札幌での開催とはいえ、田舎者で交友関係もほとんど無い土地での開催になるので、こちらでも告知記事とかは何本かあげたい考えです!

ではでは!エフゲニーマエダのお掃除哲学を語る記事でした!

__________________________________

◼️Twitter : https://twitter.com/DIYpolca
●Instagram : http://www.instagram.com/sika_ring/
▶︎木の名刺ケース屋さん : https://woodcardcase.stores.jp/

この記事が参加している募集

noteのつづけ方

若い人がどんどん減る地元【三笠市】もついに人口7000人台目前。 朝カフェやイベントスペースを兼ねたラベンダー園で今いる住民を楽しませ、雇用も生み出したい。そして「住みよい」を発信し移住者を増やして賑やかさを。そんな支援を募っています。 畑の取得、オイル蒸留器などに充てます。