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語学留学に行くならぜひ心に刻んでほしい。スペイン語上達のための3つの"C"とは!?

こんにちは、しえです!いつもご覧くださりありがとうございます。

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https://note.com/sietesiete11/n/n164e13c25613

今回は初めてかな、語学留学のお話。私は大学生の頃にスペインに長期留学しており、現在は次いつ長期で行けるかと人生の様子を伺っているところ。とりあえずは短期でのスペイン滞在を繰り返しています。

せっかく覚えたスペイン語をなんとか忘れないように、オンラインで授業を受けたり、対面で先生と会ったり、アプリを使ったりといろいろ試していますが、スペイン語を学ぶなら当然現地に勝るものはありません。

そこで今回は幸運にもスペインに語学留学中の方、これから行こうと思っている方、留学ってどんなもん?と思っているみなさまにぜひ心に刻んでほしい、スペイン語を上達させる3つの”C"をご紹介します!ぜひ最後まで!


語学学校あるあるの英語

これはパンプローナの市役所。立派!

私が現地に到着して最初に入った語学学校のクラスは5人がアメリカ出身で、あとはギリシャ、カナダ、レバノン、台湾、スイス、そして私という構成でした。11人ですね。

スペイン語を学ぶための場所なので、スペイン語のみで会話をするのがルールです。しかしどれだけ母国語で喋るなと言われてもやっぱり喋るし、他の国の子も英語はペラペラでした。

授業中はスペイン語を使いますが、授業後の共通言語は英語。まあある程度は仕方ないよね。

最初は私も頑張ってスペイン語で話しかけていましたが、返事が英語で来ることもある。「仕方ないかな」と思っていましたが、すぐにこりゃどうにかしなければいけないと思うようになりました。

異国で母国語に囲まれる問題

ある程度の英語は許容しました・・ある程度は・・

語学学校で母国語を話してしまう問題は、おそらく留学生誰もが経験したことがあると思います。

不自由なく言葉が通じるもの同士が固まってしまうことが多いですし、やっぱり安心もします。わざと日本人の少ない街を留学先に選ぶ方も多いですが、まったくいないと時々寂しくもなる。意外と厄介な問題なんですよね。

困ったときには助け合えるけれど、普段はつるんだりしない。そんな便利な友人はなかなか存在しませんし、こちらが自制していても返ってくるのが英語な場合は正直どうしようもない。

必要な時に母国語で話すのは悪いことではないですが、限界はある。私は限界突破していました。あのままでは、スペイン語より英語のほうが上手になりそうだったし。

プロが語る、習得のための3つの”C”

スペイン語を話したいのよ。でもビビリなのよ。

ホームステイだったので家ではスペイン語でしたが、できることなら一日中スペイン語で話したい。さてどうしようかと考えていた時、授業中に先生が「スペイン語を習得する近道、3つの”C”」という話をしてくれました。

相手は毎年たくさんの外国人にスペイン語を教えてきたプロです。プロと年長者のアドバイスには従うに限ります。そしてこの3つの”C"は、その後今に至るまで私の記憶の中に残り続ける大事な言葉となりました。

3つの”C" ①Calle (通り)

最初のひとつめはCalle(通り)です。道路ですね、道路。

スペインって道路にめちゃくちゃ人がいるんです。お店が出しているテラスもあるし、ベンチも明らかに日本より多い。道路で何をしているかと言うと、ひたすらおしゃべりしているんです。しかも声が大きい。

よく拝見させていただいている旅系YouTuberのosadaさんがスペイン旅に出かけられた際、インスタグラムで「スペイン語・・うるさい」と投稿されていましたが、本当にうるさいの。とにかくよく喋るし、電話をしながら歩いている人も多い。

話し声が丸聞こえなので、例えばベンチに座っているだけでリスニング教材が次々と歩いてくるようなものなんですね。だから先生は、用事がなくてもお金がなくても、とにかく外に出ろとしつこく言っていました。

3つの”C" ②Café(カフェ)

おいしいものも食べられるしね!!

ふたつめはCafé(カフェ)です。お金がある時にはバルにコーヒーを飲みにに行け!と力説していました。これね、最初は私もコーヒー飲みに行くなんて意味あるんかいな?と思っていたんですが、すごくある。「一人で行く」「カウンターを利用する」が条件ですけれど。

人との距離が近く、おしゃべりが大好きなスペインの人々は一人でバルのカウンターにいる人間を見かけるとしょっちゅう話しかけてくれます。それが見るからに外国人であってもです。

最初はちょっと遠くでこちらの様子を伺っているのですが、注文をスペイン語でしたり、バルにあるテレビを見ていたりするとそのうちに

「¿Hablas español?(スペイン語しゃべるの?)」
「¿De dónde eres?(どこから来たの?)」

などと話しかけてくれます。こうなったら会話練習開始。道でリスニング、バルで会話練習です。

おすすめは同じ店に通い続けること。お客さんたちも行きつけの方が多いですし、店員さんとも割とすぐ仲良くなれます。

私は留学中、同じ店に通い同じものを頼み続けた結果、店員さんから商品の名前で呼ばれていました。店員さんやお客さんと街中でばったり会って、声をかけてくれたこともありました。思えばスペインに馴染み始めたのは、このバル通いがきっかけだったかも。

3つの”C" ③Cama(ベッド)

運任せはよくないと思うの。ね、神様

3つめはCama(ベッド)です。これはまあ、恋人を作れということですね。むりやり”C”でまとめたい先生の思惑が見えますが、確かにCでしょう。

語学を勉強する上で、自分の話を根気よく聞いてくれる人、理解しようとしてくれる人の存在はとても大切です。もちろん恋人じゃなくて友人でもいいんですが、より長い時間を一緒に過ごせるという意味で恋人はベストでしょう。

好きな人の言葉を理解したいというのは語学学習においてかなり強い原動力になりますしね。

このCama、スペイン語学習においては完全に飛び道具です。私が留学中に知り合った女の子に、高校を卒業してすぐまったく話せない状態でスペインに渡り、到着してすぐにスペイン人男性と恋に落ち、たった1年でペラペラになって帰った子がいました。

私の2年間の座学は一体なんだったんだと思うと同時に、あの時先生が言っていた3つの”C"は本当なんだなと確信しました。


以上が語学学校の先生が話してくれた3つのCです。

重要なことを話してくれているのは間違いない。けれど最大限のリスペクトを持って、先生に言いたい。Calle、Caféはいいけれど正直Camaなんとかしろって思いませんか?私は思います。そんな運任せでスペイン語上達を待つことはできません。

ご安心ください。今生ではスペイン人男性と良い縁がなかった私が、Camaに変わるもうひとつの”C"を自力で見つけました。先生には申し訳ないですが、こっちの方が汎用性があります。しえ的3つめのCとは・・?

しえ的スペイン語学習の3つめの”C"

スペインの空は日本より青いと思う

要するに先生が言いたかったのはCalleでリスニング、Caféでスピーキング、Camaでモチベーションを保つ、この3つが揃えば上達が早くなるよということでしょう。しかし、Camaは自ら望んでどうこうなるもんでもない。そこで私がCamaにかわって提唱したいのが、Cariño(愛情)です。

愛情は愛情でも、Camaに入る必要はない。こっちが勝手に愛情を持てば解決する。そう、スペイン語スピーカーの推しを見つけることです。

Cariñoを見つけるとどうなるのか

現在の私のCariñoたち

俳優でもミュージシャンでもYouTuberでもサッカー選手でもいい。スペイン語スピーカーを相手にした推し活こそ、Camaに代わる唯一の飛び道具に違いない。私は自らの経験からそう確信しています。

スペイン語スピーカーの推しが私たちにもたらす効果は以下の通り。

①セリフ、歌詞、インタビューでリスニング向上。余裕があればシャドウイングも。

リスニングは反復が重要。最初は分からなくても、繰り返すうちに聞き取れるようになります。聞けるようになるまで、聞いていて苦痛じゃない素材が必要なのです。推しの声ならいつまでも聞けますよね。

そして推しの声に従ってシャドウイングをしましょう。スピーキングの練習にもなります。

②正しいスペイン語で伝えたい。コメントや手紙を書くことで文法力や単語力が向上する。

勇気を出して、推しのインスタやXにコメントをしてみましょう。文章を作るのですから、語学力が伸びない訳がありません。

私はかつて推していたサッカーチームの選手によくスペイン語でコメントしていました。間違っていてもいいんですが、推しの目に触れるかと思うとできるだけ丁寧で、正しい文章を書こうとするのが人間です。

応援メッセージを書き続けたある日、その選手から私のコメントにいいね!が!こんな幸運も推しの母国語で書き込み続けたからこそ。

③そして言わずもがなのモチベーションアップ。

Cariñoがくれる最大のメリットは、このモチベーションアップです。語学は続けることが大事ですからね。パッと花は開きません。地道に続けるとつぼみができて、ゆっくりゆっくり開くのです。

あれ?推しさえいれば3つの”C"、全部カバーできてへん?

できるかどうか分からない恋人の登場を待つより、Cariñoを見つけた方が絶対に早い。CamaよりCariño。Calle、Café、Cariñoをぜひ心に刻んでください。

Cariñoがスペイン語を愛しくする

スペインを愛することが何よりも重要なのです

Cariño、つまり推しの力は本当に偉大です。

顔から入っていいんです。話を聞かずに顔を見ているだけの時間があってもいい。推しがスペイン語スピーカーでさえあれば、私達のスペイン語は必ず向上します。

私は先生の3つの”C"に勝手にアレンジを加え、スペイン語の勉強に励みました。まだまだ道半ばですが日常生活には不自由しませんし、スペイン語でラジオやニュースが聞けるくらいにはなっているのでそこそこ効果は出ていると思います。

スペイン語を愛しく思う、その気持ちが何よりも重要!3つの”C"+1で、私と一緒にスペイン語の上達を目指しましょう!


私のnoteでは愛しいスペインに関すること、大好きなLaligaに関すること、スペインの注目ニュースなどをごちゃ混ぜで発信しています。

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