【美容・コスメ系】参考にしたいTikTokアカウント成功事例5選
美容業界がTikTokでマーケティングするなら?
美容・コスメ系でTikTokマーケティングをするなら、視聴者の「リアル」に寄り添う投稿を意識することが重要です。美容業界がTikTokでマーケティングするなら?
美容系のTikTokアカウントでは、商品の正直なレビューや解説動画などの投稿が人気になっており、まずはそれらを徹底的に真似することがアカウント運用を成功させる近道になります。
ある程度アカウントが認知され、フォロワーを獲得することができたら、オリジナルな投稿を実践しながら「自社だけの色」を出していきましょう。
※「そもそもアカウントの開設方法が分からない」という方は、先にSI株式会社の現役SNSマーケターが作成した「TikTok始め方マニュアル」をご覧ください。
美容業界が真似したい5つのTikTokアカウント
それでは、美容業界がTikTokを運用する際に参考にしていただきたいアカウントを、5つ厳選してご紹介していきます。
「ukita_bob (日本一になりたい美容師)」:「ウキタ」美容師
ウキタさんは、ボブヘアを得意とする原宿を拠点に活動されている美容師の方です。ウキタさんが手がける美しいボブスタイルは女性たちの注目を集め、特に若者層から絶大な支持を受けています。
同アカウントでは、お客さんの施術後の様子を中心に投稿しています。美容師のTikTokといえば施術前と施術後の変化で魅せるのが一般的ですが、その変化を「あえて」見せない点が特徴です。
また、Popteenモデルの「桜」さんやTikTokで話題となっている「ゆづみつ姉弟」などのインフルエンサーを起用することで、視聴者のコメントやいいねを促進しています。
くわえて、「#ウキタボブ」というハッシュタグを継続的に投稿に付けることもアカウントの認知度拡大に影響を及ぼしています。
「egachannel1」:2人目のエガチャン
「2人目のエガチャン」は男性の美容・コスメ系TikTokインフルエンサーです。男性向けの美容品・コスメ系TikTokアカウントの中でも顕著に男性フォロワーを多く獲得しています。
同アカウントの魅力は、分かりやすく解説された商品紹介動画と「エガチャン」の明るく元気な雰囲気です。髪の毛・毛穴・ニキビケアなど、ジャンルに縛られない商品紹介動画が投稿されています。
また、紹介した美容アイテムのマイナスポイントも正直にレビューすることで、視聴者からの信頼を獲得することにも成功しています。
「mimitv_official」:MimiTV(公式)
「MimiTV」はSNS特化型美容メディアとして、TikTokの他にもLINEやInstagram、YouTubeなどのSNSアカウントを持ち、トータルフォロワー数は560万人を超えるほどの人気媒体です。
同アカウントは、おすすめのコスメやスキンケア商品の紹介、コスメのレビュー動画がメインとなっており、その他にもメイクのハウツー動画は20代から絶大な支持を得ています。
動画がとてもシンプルでスッキリとした構成であるため、視聴者は動画のメインである「商品」に集中し、目を向けやすくなります。
さらに、動画の見出しに「絶対買うべき神コスメ」や「美容オタクが絶賛」など興味を引くワードが含まれており、ユーザーの興味を誘発しています。
「mote_cosme」:モテコスメちゃん💄美容
「モテコスメちゃん」は、モテコスメの教科書となる化粧品の情報発信アカウントです。
同アカウントの注目ポイントは、“どこよりも早く新作コスメを紹介する”というコンセプトに基づき、鮮度の高い情報を毎日発信している点。
美容アカウントは2〜3日に1回の投稿が一般的ですが、最新のトレンド情報を毎日欠かさず更新し続けることで、根強いファンを獲得できています。
また、視聴者の興味引きつけをねらった「買わないと損する神コスメ」や「買ったら“大優勝”な神6コスメ」などの工夫されたタイトルも、同アカウントのポイントです。
キャッチーなタイトルに加え、動画内に商品が陳列されている店頭を映し出す工夫がされており、視聴者の購買意欲向上に影響を及ぼしています。
「kate.tokyo」:KATE公式
Kao Beauty BrandsのひとつであるKATEは、トレンドメイクを簡単に実現できるカラーメイクやベースメイクを投稿しています。
KATEは、新商品を発売したタイミングに合わせ、キャンペーン目的でTikTokを利用してきましたが、中でも「リップモンスター」という商品の発売時に投稿された動画は、非常に大きな反響を集めました。
人気TikTokクリエイターを起用し、KATE独自のエフェクトを使った動画を投稿したところ、一般ユーザーによってそのエフェクトを使用した投稿が多数されたのです。
さらに、キャンペーンを後押しするため、Spark Adsという広告フォーマットを使用していました。
動画を広告として視聴者に届けたことで、若年層を中心に一気に認知が拡散。その結果、2021年5月の発売から1週間で日本セルフメイク口紅市場のシェア50%を記録し、約10ヶ月間でおよそ240万本を売り上げたのです。
「自分も疑似体験をして動画を投稿したい」という感情を多くのユーザーに抱かせたことも成功要因の1つでしょう。エフェクト機能を体験したユーザーの数は6日間で27万回を超え、「リップモンスター」のハッシュタグを使った動画は現在も3,900万回以上視聴されるなど、発売から2年経った今も影響を与え続けています。
記事のまとめ
美容業界のTikTok運用にお困りのみなさん、参考になりそうな情報は見つけられましたか?
TikTokは、今や「世界で最も拡散能力のあるSNS」といっても過言ではありません。今後ますます、ビジネス用途でTikTokへ参入する企業が増えていくことでしょう。
TikTokの運用方法をマスターすれば、自社の商品・サービスの認知拡大に絶大な効果を発揮してくれます。トレンドの波に乗り遅れないよう、いち早く着手することが重要です。
もしTikTokの運用でお困りのことがあれば、記事にコメントして教えてください。SI株式会社の現役SNSマーケターがコンテンツを製作し、運用をサポートできるよう情報を発信させていただきます。
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SI株式会社は、ヒカルやラファエルなど有名YouTuberを輩出したインフルエンサープロダクション・VAZのファウンダーであり、アジアを代表する30歳以下のリーダー「Forbes Asia Under30」Media, Marketing & Advertising 部門に選出された森泰輝が代表を務めるマーケティング・エージェンシーです。
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