相手がわかってくれない!から解放される考え方
こんにちは。さかい@9月の1ヵ月で90記事投稿挑戦中です。
今日の記事はコーチング的視点というか、人間関係というか。
意見が違う相手とのやりとりとか、こちらの意図と違う伝わり方をしている場合の考え方、捉え方について僕なりに書いていきます。
どうも相手に対してイライラする、コミュニケーションがうまくいかない、というか、もうちょっとスムーズにしたい、イライラしたくない、なんて方の参考になれば。
メルマガに対して反対意見をもらった
というのも、しばらく前に僕にそういうことがあったからですね。
僕がメルマガで書いたことに対して、「どうしても納得できません!」といったご連絡をいただきました。
内容については控えますが、そのメールを読んで僕が思ったのは、「うーん、そういう意図で書いたものでもないし、読み返してみてもそういうことはどこにも書いてないと思うけどなぁ」というもの。
つまり、こちらが意図しない伝わり方がしているなと。
この場合は「僕が意図してない伝わり方をした」ですが、それとは別に、たとえ意図通りに伝わったとしても、その上でそれが相手に受け入れられない、というケースもあると思います。
それぞれのケースとか背景でまた細かい対応とかは変わってくると思いますが、いずれの場合でも、こんな風に誰かから自分の意見や考えが否定されたり意図と違った風に伝わった時はどう考えたらいいんでしょう?
もちろん中には「いやいや、そういうつもりで言ったわけじゃないです、誤解ですよ」という対応もあると思います。というか、そういう反応をされる方が大半だと思います。
誤解だと思うならその誤解を解きたい、というのは当然の話ですね。
「誤解」なんて存在しない
でも僕はこういう時には「誤解」という言葉や表現自体を基本的に使いません。
なぜならこの「誤解」というのは文字通りだと「誤った解釈」ということじゃないですか。
じゃあ、相手は誤っているのか、間違っているのか、というと、それもまた違うんじゃないのかなと思います。
「誤解です」という言葉を使う時点で、「あなた、間違ってますよ」と言っているのと同じ。今度は僕の方が相手を否定してることになるんじゃないかと感じるんです。
「その人なりの理解」があるだけ
じゃあ僕の場合はこの状況をどう捉えるのか?
「そうか、この人はそういう風に解釈したんだな」とだけ捉えます。
言い換えれば「解釈の間違い」じゃなくて「解釈の違い」というだけですね。
これは、自分がAと言ったつもりのことが相手もAのまま理解してくれて、その上で「それは違うと思う」と言われたケースでも同じです。
「そうか、この人はそういう考えなんだな」
それだけなんですよね。
相手が「Aは間違ってる!Bなんだ!」と言ってくるなら「そうか、この人はAは違っていると思っていて、Bという考えをするんだな」というだけ。
そこには否定はありません。単に「ふーん、この人はそうなんだー」というだけ。
で、先ほど書いたメルマガへの返答は、僕はそういう意図で書いたわけじゃないけど、相手は相手なりに違う解釈をして、それに対して「違います!」って言ってこられたと。
こういうときも突き詰めて考えていくと、自分が本当はどういう意図で書いたかはそんなに重要じゃなくて、「相手がそう解釈した」という事実があるというところをスタート地点に考えます。
実際には自分が書いたメルマガを読み直して、「僕の中ではそういう意図で書いたものではないし、だからこの書いたことを引っ込めるつもりもなければ直すところも見つからないけど、あなたはそういう解釈をしたんですね」と伝えました。
一応そこには本来の意図を伝えるための補足というか説明は付け加えましたけど、最終的にはそれを踏まえて相手がどう解釈するかなんて言うのは僕にコントロールできないことだと思ってます。
もちろん相手に「あなたの言ってることは違うと思います!」とか言われるって、捉え方によっては自分が否定されてるように感じることもあるんで多少の訓練は必要かもしれないんですが、その言葉に対してそのまま反応するんじゃなくて、いったんスペースを置いてみてほしいんです。
「そうか、この人は、それは違う、私の言うことは違うと思っているんだな」という客観的な認識から入ってみてほしいなと。
相手を認めることができれば自分自身も認められるようになる
相手の主張を客観視して「そうか、この人はこう考えているんだな」という感じで、相手には相手なりの主張があるんだと認められるようになると、今度は自分のこともちゃんと認めてあげられるようになります。
「そうか、この人はこう考えているんだな、この人にとってはそうなんだろうな」、だから、同じように「でも自分にとってはこうだから、私はこういう解釈だから、それはそれでいいよね」となる。
ここができずに、自分の主張を否定してきた相手に対してさらに否定をしていくと、ホントに苦しいんじゃないかと思います。争いルートですよね。僕はそれは好きじゃないし得意じゃないんでやりたくないなと。
誰かがあなたの意見を否定したら
一応言っておくと、これって別に相手の主張を全面的に受け入れるとか、逆に自分の主張を曲げるとか我慢するとか、そういうことでもありません。
認めているのはあくまで「相手はそう受け取っているんだ、そう考えているんだ」ということです。その内容や主張についてはまた別の話。
なので僕は今回のやり取りで「あなたはそう考えてるんですね、僕は別に書いたことに変更も訂正もないですが、それぞれの解釈ですね」という返しになったと。
もし誰かがあなたの言うことや考えに対して、違う意見や否定されたと感じるようなことを言ってきたとしたら、まずこのフレーズを思い浮かべて欲しいんです。
「そうか、この人はそういう解釈、そういう考えなんだな、この人にとってはそれが正解なんだな」
そんな風に相手が違う解釈をする、違う意見を持ってあたりまえ、という捉え方ができれば、イライラしたり傷ついたりすることは減るんじゃないでしょうか。
でもこの解釈、近しい人が相手の方が実は難しかったりします。近しい関係の人には「自分の言うことを分かってほしい、共感してほしい」という期待値が出ちゃうからですね。
クレームに対してはどうする?
また、ビジネスに絡むこととか、実利的なことに影響が出そうな場合は、やっぱり相手の主張を「そうなんですね」じゃあ済まないケースもあるんで、相手の主張を訂正していくのが必要な場面もあるでしょう。
例えばクライアントからクレームが入って、こちらとしては全く心当たりがなかったとしたら。
ただし、ここでいきなりヒートアップして「そんなことありません!」じゃあなくて。
そんなときも「自分には全く心当たりがないけれど、相手はそういう捉え方をしたんだな、そういう捉え方をされたんだな」というところをスタート地点にして、「どうしてだろうな、どういう点だろうな」と冷静に事実確認をしていくのがおススメです。
まあ・・・実際クレームが入ったら焦ったり気が動転したりしてちょっと難しいところもあるかもしれないですけど(^^;)
さかいはいつも冷静?
今日の話はちょっと分かりにくかったかもしれません。もしかすると理想論に聞こえるかも。そんなことできないです、とか。
まあその辺はこの記事を読んだくらいで考えが変わるかっていうとそれもまた難しいところもあると思うので、また何かお伝えできる機会が持てるといいなぁなんて思ってます。
僕も周りの人から、どうしていつもそんなに冷静なんですか、とか、怒ったりしないんですか、なんて聞かれることもあるんですけど、そう見えるのは、今日書いてきたような考えや捉え方が、多少はうまくできるからじゃないかなと思います。
マーケティングとかビジネスとかの話は大好きなんですけど、やっぱり僕はこういうコーチング的な話も大好きなんですよね。
なんかこういうことを書いていたら、実際こういうテーマで座談会とかやってみたい気になってきました。
こういう話を聞きたい、とか、こういう時どう解釈すればいいんでしょうか、とか、そういうトピックで質問・相談したいという方がいらしたらぜひコメント下さい。また記事のような形でお答えしていきたいと思います。
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さかい
P.S.
2020年9月の1ヵ月で90記事を投稿するというチャレンジをしています。ちょっとでも「やるじゃん」とか「ホントにできんのか?」とか思ってくれたら、ぜひ「スキ」だけじゃなく「フォロー」をお願いします!僕もフォローバックさせてもらいます!ぜひ見張ってください!
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