#社会人1年目
スーパーから「ダイエット〇〇」の飲料が消えた理由【クーリエ・ジャポンからの抜粋-Vol.230】
米「CNN」は、アメリカのスーパーの炭酸飲料の棚から「ダイエット」という名前のついた製品が以前に比べて少なくなった、と報じている。
同メディアは、食品企業の「ペプシコ・ビバレッジ・ノース・アメリカ」のチーフ・マーケティング・オフィサーの「若い人たちは 『ダイエット 』という言葉を好みません」「Z世代は、このところダイエットをしたがりません」というコメントを紹介。同社のペプシコーラはすでに2016
中国メディアの記者が「ロシア側で独占従軍取材」している事実が物語っていること 【クーリエ・ジャポンからの抜粋-Vol.229】
フェニックステレビのベテラン戦争記者のルーは、ウクライナへの残忍な侵攻を続けるロシア軍に従軍するおそらく唯一の外国特派員だ。
ルーはロシア側から独占取材をしているようだ。3月2日には、ウクライナ東部で一方的に独立を宣言した親ロシア派武装勢力「ドネツク人民共和国」の指導者・デニス・プシーリンにインタビューを敢行。ドネツクの武装勢力はウクライナ軍にはかなわないが、「ロシア軍の支援により、行政区内の4
「反体制の象徴」だったリーバイスの“ロシア撤退”は何を意味するのか? 【クーリエ・ジャポンからの抜粋-Vol.228】
1959年、モスクワでアメリカ博覧会が開催されたとき、米国副大統領が当時のソビエト連邦首相ニキータ・フルシチョフに見せびらかすために、ペプシ・コーラ、ポラロイドカメラ、ダッジのコンバーチブル・カーが展示された。
だが、もっとも反響を呼んだのは、リーバイ・ストラウス社のコーナーだった。ジーンズを履いた米国人が、モスクワの人々に向けてカウボーイ・ソングを披露したのだった。同社のジーンズは展示されてい
「日本人の給料はこれからも上がりそうにない」と英経済紙が考える理由【クーリエ・ジャポンからの抜粋-Vol.227】
日本企業はこの30年、あらゆる手段を使って商品価格を据え置いてきた。
そのせいで「インフレの可能性はゼロ」という考え方が国民のあいだにも根づき、企業側も、OECD加盟諸国で最も低い平均賃上げ率を何の恥じらいもなく労働者に押しつけた。
労働力人口が減少し、飲食店の従業員からエンジニアに至る幅広い分野で人材が不足しているにもかかわらず、各部門の労働組合もその状況に異を唱えなかった。
だが突然、風
「男嫌いは出ていけ!」 韓国の若い男性のあいだに巻き起こる「反フェミニスト」運動【クーリエ・ジャポンからの抜粋-Vol.225】
「男嫌いは出ていけ!」
若い男性たちはそう叫ぶ。
「フェミニズムは精神障害だ!」
反フェミニストを掲げる男性活動家たちはわずかでもフェミニズムを察知すると、ことごとく標的にする。彼らは「男嫌いを吹聴している」と大学の女性講師を非難し、授業を中止に追い込んだ。さらに、東京オリンピックで3つの金ダルを獲得したアーチェリー韓国代表選手アン・サンの短髪を誹謗中傷した。
フェミニストは「社会悪」
「富士山を動かすにはどうします?」 米テック大手の面接で“ド変化球”がきたときの打ち返し方【クーリエ・ジャポンからの抜粋-Vol.224】
面接が成功するかどうかは、こうした変わり種の質問への対処の仕方にかかっている。あなたはパニックに陥るだろうか、それとも冷静に考えて答えられるだろうか?
ド変化球な質問が飛んできたときにライバルたちと差をつけるにはどうすればいいか。4つのポイントを見ていこう。
1. 不意打ちを予想しておく少なくとも1つはトンデモ質問が飛んでくることを予想しておこう。予測不能なこの時代、臨機応変に対応できる社員を
新曲が売れないのはなぜ? 米国の音楽市場の70%を占めるのは「古い曲」だった【クーリエ・ジャポンからの抜粋-Vol.217】
現在、「アメリカの音楽市場の70%を古い曲が占めている」と、音楽・カルチャーライターのテッド・ジョイアが米誌「アトランティック」に寄稿している。
すべての音楽ストリーミングにおいて、最も人気のある200曲のうち、新曲(過去18ヶ月以内にリリースされた曲)が占める割合は、なんと5%未満。少なくとも3年前は「10%はあった」と、同氏は述べている。
一体なぜ、新曲は売れなくなってしまったのか。
パ
よくいる“チャラ男”のよくあるデート愚行がトップニュースになり“公開処刑”されるまで【クーリエ・ジャポンからの抜粋-Vol.212】
電話にも出なければ、メールの返信も一向にない──。進行していた恋愛が、ある日突然「一方的に連絡を絶たれる」ことで強制終了をむかえる。
オンライン・デーティングが広がるにつれ、この「ゴースティング」の頻度は増えた。何らかの理由で会ったり話したりするのが億劫になると、ただ連絡を絶って逃げる。そんな愚行が横行している。
そんななか、同じゴースティングの常習犯から被害を受けた女性たちが、ひょんなことか
喫煙文化が復活? アメリカで20年ぶりにタバコ販売数が増加した理由【クーリエ・ジャポンからの抜粋-Vol.211】
アメリカの成人の喫煙率は30年間着実に減少していた。特に2000年以降は着実に低下しており、50年前よりも約66%低くなっていた。しかし、2020年のタバコ販売数は、20年ぶりに増加となった。
米紙「ニューヨーク・タイムズ」は、街角の若者たちに喫煙についてインタビューを行い、その関連性を探っている。というのも、過去20年以上にわたる喫煙率の減少に、最も大きく貢献していたのがその時代の若者たちだっ
運動不足より、友達不足のほうが危険─「友達の数」があなたの寿命と健康に与える“深刻な影響”【クーリエ・ジャポンからの抜粋-Vol.210】
ダンバーの新著『なぜ私たちは友だちを作るのか:進化心理学から考える人類にとって一番重要な関係』には、非常に興味深い発見がちりばめられている。また、全体を貫くテーマとして、社会的な繋がりと個人の生活の質、健康、さらには寿命との関係が考察されている。
本書でダンバーは、ブリガムヤング大学とノースカロライナ大学チャペルヒル校が10年前に行った調査結果を引用する。調査メンバーを一部同じくする別の研究では
「欧米大学を卒業しても就職できない」いま中国で急速に“海外留学離れ”が加速している【クーリエ・ジャポンからの抜粋-Vol.208】
「海外大学卒業」というブランドが、中国国内での就職で意味をなさなくなってきている。
教育省の統計によると、2019年に留学した中国人の総数は70万3500人だった。2019年から2020年度には、イギリスだけで新たに10万人以上の学生が送り出され、前年の20%増を記録していたことが、イギリスに拠点を置く高等教育統計庁の調べでわかっている。
比較的裕福な家柄の学生にとって、イギリスは相変わらず人