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私生活(エッセイ)

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感じたことをテーマでまとめたエッセイです。
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#HSP

目の前の人の好きなものを目の前で否定する

目の前の人の好きなものを目の前で否定する

■この前、会って間もない人に「好きなアーティストいる?」と聞かれたので「宮本浩次(エレカシ)が好き」と答えたら「えー!私、あの人きらーい!」と大声で言われてとても驚いた。簡単に人の好きなものを否定するような人と出会うなんて予想していなかった。怒りの前に戸惑いの感情。その人は仕事的にも少々問題のある人なのだけど、人として付き合うのはもうやめようと思った。どんな理由があるにせよ、目の前の人の好きなもの

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風呂の中で髪を触る

風呂の中で髪を触る

 特にお湯で髪を濡らし髪を触っている最中、指の間に髪が何本か挟まり、それを反対側の指で取る作業中のこと。決まってそういうときだ。いろいろと書きたいことが思いつくのは。いつも頭の中で「ああ書き留めたいな」と思っても、風呂を出た途端にすぐに忘れる。悲しいかな、自分の記憶力のなさは。

 しかし、今日は風呂上がり化粧水をつけるのもそこそこにパソコンを起動してみた。noteを開いてみた。……と、じつはここ

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甘い夢を見ていた

 ここ一ヶ月ほど仕事を休んで、好きなことをずっとしてきた。映画見たり、本読んだり、ジャンプ一気に読んで最新話まで追いついたり。朝起きることなんてほとんどなくなって十二時とかに起きるようになった。

 フリーになってから5年くらい経つが、今まで仕事が途切れたことはなかった。途切れるのが怖くていつもピリピリしていたし、言い値で「はい、やります!」って言って何でも受けていた。徹夜もいっぱいしたし、土日も

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いじわるする大人

いじわるする大人

結局は好きな人の文章を読んで、自分でも気分がのったときに文章にして気持ちを整理するという生活がいちばん性に合っているのだと思う。ライターや編集者という仕事に疲れている。人と話すこと、〆切があること、私が考えた文章や構成などのクリエイティブをおもしろい/おもしろくないと評価されること。メールを送るのにいつも以上にビクビクするには、この仕事で評価される能力が限りなく自分の精神に近いからだと思う。

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