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目の前の人の好きなものを目の前で否定する

■この前、会って間もない人に「好きなアーティストいる?」と聞かれたので「宮本浩次(エレカシ)が好き」と答えたら「えー!私、あの人きらーい!」と大声で言われてとても驚いた。簡単に人の好きなものを否定するような人と出会うなんて予想していなかった。怒りの前に戸惑いの感情。その人は仕事的にも少々問題のある人なのだけど、人として付き合うのはもうやめようと思った。どんな理由があるにせよ、目の前の人の好きなものを目の前で否定してはいけないと思う。

■私は、誰であっても、いつでも、あなたの好きなものを「それ、いいね」と言える人間でいたいと思っている。

■ここ数週間、仕事に対する悩みが尽きず、ありもしないことにびくびくと怯えながら過ごしている。誰かに怒られるのを想像して、それにビビっているのって本当に無駄だと思うのだけど、やめようと思っても人間そう簡単には性格を変えられない。

■ただ、私がここ1年で成長したことは、つらくなったら文章に起こしてデトックスするという解決法を知ったことだ。ありがたいことに、こうやって吐き出した文章を読んでくれる方やスキを押してくれる方もいる。

■なんとか毎日時間がすぎるのを耐えて、待って、最低限のことだけやって数週間経っている。ちょっと前まではあんなに楽しかった料理もできなくなり、体に悪いとわかっていながらジャンクフードを口にぶち込んでいる。「今日もなんとか」を続けて生きるのって人生の時間を無駄にしているのかって悩むことがある。だって、たぶん多くの人が、悲しいことやつらいことがあっても、毎日台所に立って料理もつくるし、そうじきもかけていると思うから。

■恥ずかしいけれど、今年は「なんのために生きるのか」ってことを模索した一年だったと思う。今月29歳になるが、その答えは見つけられないまま。そもそも「生きる意味」なんて見つけなくていいかもしれないけれど。仮に生きる意味がなくてもいいのなら、「生きるに意味なんていらんね」と気付けるところまで心を持ち上げたい。


今度一人暮らしするタイミングがあったら猫を飼いますね!!