丸井グループに、さらに幅広いサイズのビジネスシューズを販売してもらえるよう要望しました!

【同様の要望を届けたい方!是非こちらの記事にコメント投稿、または丸井グループに直接要望をしてください!】

株式会社丸井グループサステナビリティ部に対し、以前販売していた、幅広いサイズのスーツやビジネスシューズの再販を要望しました。
今回の経緯としては、今年4月の終わり、私たちが文部科学省へ署名を提出したニュースが広まったことがきっかけであるのか、
#就活セクシズム 署名運動に賛同している方から、「マルイの方々へ一緒に声を届けてほしい」との依頼が届いたことが発端です。
靴のサイズが20.5cmであるこの方は、フラットなビジネス用の革靴を購入したいが、なかなか見つからず困っているとのことです。
この件について、#就活セクシズム 署名チームから丸井グループに提出したメールの文面の抜粋と共に報告します。

賛同者から我々のもとに寄せられた困りごとおよびマルイブランドへの要望(要旨のみ抜粋)

マルイ(OIOI)さんに就活でよく履かれるパンプスや革靴のサイズ展開を
もっと充実させるように一緒に働きかけて頂けないでしょうか?
私は足の実寸サイズ(靴のサイズではなく実際の足のサイズ)が20.5しかありません
マルイさんのパンプスはサイズ展開が豊富で19.5~27cmまであるそうです
実際私は他社製品にない20.5のパンプスをずっと履いています
しかし男性向けの就活靴の展開は22.5~30cmと少し大きめです
これ、なんとかならないでしょうか
女性向け男性向けに関わらず19.5~30cmの就活靴の展開があれば
サイズがなくて泣く泣く就活でヒールを履くしかない
もしくはその逆の状況も減ると思うのです
女性でも就活でヒールを履かず男性のような革靴を選択できる
逆に男性でもヒールを選択できる
そんな流れが来て欲しいと私はずっと思っていました
ただ、今はそれをしたいと思っても
豊富なサイズの靴が売っていないのです
マルイさんは大手ですし、その流れを作ることは充分可能だと思います
就活において性別の垣根を取り払う第一歩になり得るのではないでしょうか
私だけではあまりに無力なのです
就活セクシズムさん、どうかお力を貸して頂けないでしょうか
ご検討、よろしくお願いします

足が痛くなるので就活でヒールを履くのが辛い人・男性向けのフラットな革靴を履いて就活したい人
性自認の問題などで本当はヒールを履きたい人・男性的な革靴を履いて就活したくない人

どちらも解決するためには
①風潮を変えること
②履ける靴(着れる服)が実際に売っていること

の2つが大切だと思います
これはスカートやズボンなど靴に関わらず他の就活セクシズムの問題でも大切な柱だと思います
私は就活を抜きにしても足に合うサイズで靴を探すと
レディースサイズでは足りずキッズサイズになってしまい
好きなデザインが本当に見つかりにくいので
靴の話題が主になってしまいますが
①だけでなく②のためにそれができそうな企業に要望を届けたいです
新卒の就活生ではないものの、会社によってスーツでの面接もあるので
その際にパンツスーツ、すっぴん、男性用革靴で面接しても落とされないような風潮が欲しいのです
身だしなみをサボりたいのではなく
自転車に乗るのも難しい機能的でないスカートや破れやすいストッキング、
肌荒れのするメイク、足の痛くなるヒールを「女性だから」というだけでやらないといけない、やってもいいけど不利になる現状がとても嫌なのです
細かいサイズはこちらの記事で知りました
https://google.com/amp/s/www.huffingtonpost.jp/amp/entry/marui_jp_5c5aacf2e4b0cd19aa945728/
お恥ずかしながら以前はマルイのパンプスのお店が近くにあったのですが
かなり前に潰れてしまい、少し遠い所にしかないので
最近はほとんど行けておらず今履いている靴は
かなり前にマルイで買ったものになります

賛同者から我々のもとに寄せられた困りごとおよびマルイブランドへの要望(要旨のみ抜粋)

丸井グループへの要望メール(抜粋)

株式会社丸井グループサステナビリティ部
担当者様

改めまして、今回は、お話を聞いていただき、ありがとうございます。
#就活セクシズム 署名チームメンバーの水野です。

この活動では、オンライン署名活動を中心に、就職活動時の服装・マナー規範における「男女二元論」「性差別」をなくすため、大手スーツ販売店や就活サイト、出版社、教育機関などに対して働きかけを続けており、これまでに33000筆超の賛同を集めています。(署名ページ:https://www.change.org/ShukatsuSexism

今回の経緯としましては、今年4月の終わり、私たちが文部科学省へ署名を提出したニュースが広まったことがきっかけであるのか、
#就活セクシズム 署名運動に賛同している方から、「マルイの方々へ一緒に声を届けてほしい」との依頼が届いたことが発端です。
この方は、一人ではとても無力であるため、私たちのチームと一緒に声を上げてほしい、と、私たちに連絡をしてきました。
また、「行動するまではできないけど地味に困っている、声を出せていない人がたくさんいるはずだ」、と、
「そういった方々の声を多く集めてまとめることができたらマルイさんも需要を認めてくれるのではないか」、と考えていらっしゃるとのことでした。

この方のお便りからの抜粋を、別紙資料「賛同者から寄せられたマルイブランドへの要望_就活セクシズム署名チーム」として添付致しますので、ご覧ください。


私は以前、マルイグループが東京レインボープライドにブース出展をされ、そのブースにて、大きいサイズのレディーススーツやパンプス、小さいサイズのメンズスーツや革靴が展示されていたことを覚えています。(これぞ!と思い、とても感動しました。)

その後、有楽町マルイにて、旧来のジェンダー規範を打破するような、あらゆる人のためのスーツ販売が行われたこともとても印象に残っており(https://www.nikkei.com/article/DGXMZO41444050Z10C19A2000000/)、「そういえば、現時点では、どのようなラインナップを展開しているのだろうか」と疑問に思っていたところでした。

また、渋谷MODIに入っているスーツ店fabric tokyoの皆様は、すべてのジェンダーの人へのメンズスーツを仕立てておられ、それについて弊チームからのインタビューにも答えて頂いたりなど(https://note.com/shukatsusexism/n/n79f94106ba27)、色々とマルイに関連する皆様にはお世話になっている実感があるため、今回の署名賛同者の方からの問い合わせをきっかけに調べてみることにいたしました。

そこで、この機に、丸井グループの皆様には、私たちが集めた現就活生・元就活生・未来の就活生の声を届けて商品開発・販売の検討材料にして頂くと同時に、さらに幅広いサイズのスーツやビジネスシューズの取り扱いや販売を是非前向きに検討して頂きたいと考えました。

現就活生・元就活生の声は、先にご案内した署名ページの「コメント」タブより参照頂けるとともに、添付させて頂く資料にも掲載されておりますので、是非お読みください。

資料に記したように、現在、大手スーツ量販店や百貨店は、とても動きが遅く、改善の傾向が見られない様子ですが、
ダイバーシティ・インクルージョンにこれまで積極的に取り組まれてきたマルイの方々には、業界をリードして頂けるのではないかとも思っています。


色々と情報を詰め込んでしまい恐縮です、なるべく必要な要素のみを述べさせていただきましたが、不足している点、不明点などがあれば、お気軽に仰っていただければ幸いです。メール、電話、ビデオ通話など、なんでも結構です。

よろしくお願い致します。

2023年7月3日に送信したメールより抜粋

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