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楽しかったあの頃の僕へ【雑談】

25歳からのサラリーマン時代は、
朝から深夜までの業務でした。

顧客から預かった書類を精査して、
書類を作成し、
関係各所に提出する仕事。

とてつもない量でした。
毎日毎日よくこんなに出てくるなと思うぐらい
そんな量でした。

繁忙期は誇張なく朝まで終わらないぐらい
そんな量でした。

毎週の楽しみは、
金曜日の後輩との飲み会。

飲みにケーションがもうすでに
時代遅れになっていました。

誘うことが多かったですが、
何となく毎週金曜日はそんな流れです。

金曜日の夕方から、
ホットペッパーのアプリを開き
検索。

お客さんと電話しながら、
ホットペッパーのアプリを開き
物色。

いくつかのミーティングの合間に、
ホットペッパーのアプリを開き
予約。

毎日ホントに嫌な仕事でしたが、
僕は、チームのメンバーにとても恵まれていました。
いや、実際は僕がリーダーのチームだったので、
仕事以外の交流をとにかく強めて、
最強のチームに創り上げました。
今だったらホントに嫌がられるでしょう。

その方針に、理解を示してくれる
メンバーであったことが
幸運でした。

それだけの仕事量の会社ですから、
拘束時間が長いがために
離職率も高かったです。

当時の一番の課題。

リーダーを担っていた僕でさえも
いつまで働けるか。

とにかく根底にあったのは、

みんないつか辞めるのであれば、

人生の中で一瞬でも『仲間』として
ベクトルを合わせた『同志』として

『楽しんでやろうではないか』

そのための毎週金曜日。
一週間しんどかったのに
朝まで、飲み明かし、
朝まで、遊んでました。

そんな仲間も、
異動により会えなくなったり、
本当に辞めてしまったり、
毎週金曜日の集まりも、
見送る会の要素が強くなり、
参加者も
ひとり、またひとりと減っていきました。

メンバーが減って
仕事が残りの人間に振り分けられ、
さらに疲弊してしまうことよりも、
「もうみんなで集まれないんだな」という
寂しさを、
ビールで流し込む。

いつの間にか
金曜日はそんな日になってしまいました。

そんな僕も、
一念発起して、
有志で会社を興すことに。

そう、ついに
見送られる立場になりました。

今まで見送ったメンバーとは、
立場は違えど、
辞めるときは本当に寂しかった。
後ろ髪惹かれるとはこのことなんだなと思うぐらいでした。
ハードな仕事でしたが、
仲間が素晴らしかった。

今ではほとんどが当時の会社を巣立っていると聞いています。
傍から見れば、どんな会社やねんって感じですが、
中の人からすれば、
悪いところより、
良いところがちょっとだけ多い、
そんな会社でした。

・・・・・・・・・・・・・・。

いや、でもやっぱりリーダーはしんどかったぞ。
実務に加えてチーム経営やってたし
僕に仕事が集中するから
手数料1件当たり数千円で月間3,000万円ぐらい上げてたし。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。

そして、
人生を大きく変える『起業』に繋がるのです。
この話はまたいつか近いうちに...。


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