夢の中にネコが出てきました。 夜の線路を歩いていたのです。 「お?なんだ。ネコか?犬か?」 「ニャオーン」 「やっぱニャンか。どうした?こんな夜更けに。もう夜が明…
夢の中に闇がでてきました。 お?まっくらじゃねーかっ 「そうです。わたし、闇ですから」 「おいおいおーい。ふざけてんのか?こう何も見えないんじゃ、誰としゃべってる…
夢の中にエンマ大王が出てきました。 エンマ大王は言った。 「わしー、えんま。よろしくー」 「え?エンマってあの地獄の大魔王?」 「なんだぁ?地獄?うまいのかそれ?…
夢の中に精子がでてきました。 え? はあっ?精子!? 「はい。わたしが精子です」 「あ、はあ。そういえば手も足もないし。しっぽみたいのんが。でなんで顔があるんだよっ」…
夢の中にアメリカインディアンが出てきた。 インディアンは言った。 「オレ、酋長の息子。インディアン」 「嘘つかない。ってか(爆)」 「本当だ。本当はすべて本当だ。だ…
夢の中に樹が出てきました。 樹は言いました。 「ちょっとそこ行くちょろちょろ消えたり現れたりする者よ」 「え?はい?オレのこと?」 「そうだ。人間。面白い変わった者…
夢の中に地球が出てきました。 地球は言いました。 「ボクはまるい」 「知ってるがな、んなこと」 「太陽の光を受けてね」 「知ってるっつーに」 「本当に知っているの?…
Shuichi Hosokawa
2020年5月29日 20:17
夢の中にネコが出てきました。夜の線路を歩いていたのです。「お?なんだ。ネコか?犬か?」「ニャオーン」「やっぱニャンか。どうした?こんな夜更けに。もう夜が明けるぞ」「ㇴアーゴヌァーン、ニャン <よるのせんろはつめたくてきもちがいい>」「て、オレもさ。さっきまで友達と飲んでたんだ。8人くらい。歌って踊って騒いで。楽しかったよ。でもさ。オレってそんなときに急に一人になりたくなっちまう。ふら
2020年5月27日 15:10
夢の中に闇がでてきました。お?まっくらじゃねーかっ「そうです。わたし、闇ですから」「おいおいおーい。ふざけてんのか?こう何も見えないんじゃ、誰としゃべってるかわかんないじゃないか。上も下も左も右もわからねぇ」「私の声は聴こえるでしょう?人間は見えないものを異常に怖がりますね」「あたりまえだろ。いつどこで何が襲ってくるかわかんねぇ。無防備だよ、こっちは。光、ひかりっ!光をくれぃっ」「ま
2020年5月26日 09:54
夢の中にエンマ大王が出てきました。エンマ大王は言った。「わしー、えんま。よろしくー」「え?エンマってあの地獄の大魔王?」「なんだぁ?地獄?うまいのかそれ?」「おいおいおーい。エンマだろ?軽すぎでしょあんた」「はあ?軽くなきゃここにはいられんぞ。おまえ死んだのか?」「死んでねーよ。なんだよ。何の用だよ」「そりゃこっちのセリフー。んじゃ帰る」「ちょちょちょ、まてよ。あんたさー。死ん
2020年5月25日 22:04
夢の中に精子がでてきました。え?はあっ?精子!?「はい。わたしが精子です」「あ、はあ。そういえば手も足もないし。しっぽみたいのんが。でなんで顔があるんだよっ」「顔がなければ、あなたとお話しできないから。耳がないと聞こえないし、口がないとしゃべれないし、目がないとあなたがどこにいるか」「わかったわかった。まあいいや。で、何の用?」「はて。あなたの夢ですから、あなたが望んだんでしょう」
2020年5月25日 16:25
夢の中にアメリカインディアンが出てきた。インディアンは言った。「オレ、酋長の息子。インディアン」「嘘つかない。ってか(爆)」「本当だ。本当はすべて本当だ。だから本当は嘘という言葉もなかった」「ちょと何言ってるかわからない」「むかし、白人来て、オレたちに土地を与えると言ってだまして、みんな殺した。その時、オレたちは嘘、という言葉知った」「ああ、虐殺されちゃったんだよな」「所有する、
2020年5月25日 10:29
夢の中に樹が出てきました。樹は言いました。「ちょっとそこ行くちょろちょろ消えたり現れたりする者よ」「え?はい?オレのこと?」「そうだ。人間。面白い変わった者よ」「なんだよ。木のくせに偉そうに言うなよ。動けないくせに」「きみたちの目からはそう見えるだろう」「あー、そーだよ。しゃべることもできないくせに。ってなんでおまえしゃべってんだよ」「きみがみている夢だからだ。といっても実際にもわ
2020年5月24日 21:28
夢の中に地球が出てきました。地球は言いました。「ボクはまるい」「知ってるがな、んなこと」「太陽の光を受けてね」「知ってるっつーに」「本当に知っているの?太陽の光を浴びて君たちは生きているんです」「だーかーらー」「でもボクが自転していなかったら君たちは死んでしまうよ」「え?」「ボクが回っているから、昼が夜になって夜が昼になってまた夜が来て」「あたりまえだがね」「光は同じ分だ