Froaca

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フロンターレサポーターです。 アカデミーの試合や、アカデミー出身選手の大学での試合などの観戦日記。 インスタTwitterどちらも同じ名前でやってます

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  • サッカーデータ分析

    jリーグのいろいろなデータ分析を投稿しています

  • その他の戦術系

    データ分析やプレビューレビュー以外の戦術系記事です。

  • 川崎フロンターレ データプレビュー&プレイヤーレビュー

    川崎フロンターレのJ1毎節のレビューなどを投稿。

  • FIFA World Cup Qatar 2022

    カタールワールドカップのレビューまとめです。

  • 大学・アカデミー

    アカデミーはフロンターレについて、大学サッカーはフロンターレU-18出身選手やフロンターレ内定選手について取り上げます。

最近の記事

Jリーグはポゼッションからプレッシングへ?

2017シーズンに川崎Fが初優勝を遂げてから2022シーズンまでの6シーズン、川崎Fと横浜FMがリーグタイトルを独占した。この2チームは所謂ポゼッション型のチームで、この時期のJリーグはポゼッションを目指すチームが増え、ポゼッションの時代と言えただろう。 しかし2023シーズンに神戸が優勝したことはその潮流の変化を印象付けるものだった。神戸はバルセロナ化を謳い、イニエスタを獲得したりスペイン人監督を招聘するなど、ポゼッションスタイルの確立に勤しんできた。しかし2022年に吉田

    • ビルドアップにおけるSBのポジショニング論

      近年のサッカーでは一般的にボール被保持、特にミドル・ハイプレスの戦術が発展し、ボール保持に対して有利になっていると感じる。まず中央を閉じることでサイドに誘導し、相手がサイドにボールを移動させたら近くの相手選手やスペースを潰して、サイドでボールを奪う同サイド圧縮の強度や練度の高いチームが多い。それは欧州のみならずPSG戦のセレッソ大阪は素晴らしくJリーグにおいても顕著である。この潮流でポゼッションする際に重要なのはSBのポジショニングだ。本記事では結論として「SBはビルドアップ

      • J1第17節 川崎フロンターレ対サンフレッチェ広島 レビュー

        第8節の名古屋戦以来2ヶ月ぶりのレビューとなります。大不調とも言えるシーズン序盤から、劇的とは言えないものの徐々に順位を上げ、川崎は現在9位(試合後)。序盤ほどの閉塞感は無いとは言え、まだ何か上手くいってないのが現状だろう。そして今節の相手は上位の広島。シーズンも後半戦へ向かって勢いづけたいところだ。 1.概略前半は川崎のボール支配率が65%で、後半は広島が63%と前後半で真逆の数字となった。しかし一方でシュート数は両チームとも前後半で変化なく、試合トータルで川崎が9本広島

        • J1第8節 川崎フロンターレ対名古屋グランパス レビュー

          川崎は現在リーグ戦で2勝2分3敗で13位と不調が続いている。けが人の多さに加えて、前節アウェーG大阪戦で車屋がレッドカードを貰ってしまうなど、台所事情も厳しい。そんな中で今節はホームで好調2位の名古屋を迎える。今シーズンホームでの初勝利を目指す一戦だ。 1.概略スタメンには高井と永長がリーグ戦初スタメンで家長の0トップも採用するなど、変化を加えて来た鬼木監督。若手二人のパフォーマンスはギリギリ及第点という感じだろうか。家長を右WGで使うと出張してしまい幅を取る人がいなくなる

        Jリーグはポゼッションからプレッシングへ?

        • ビルドアップにおけるSBのポジショニング論

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        記事

          J1第5節 川崎フロンターレ対セレッソ大阪 レビュー

          開幕戦以来のレビューとなります。その間に川崎はリーグ戦で鹿島、湘南そして新潟と対戦し、1勝1分1敗とやはり苦戦が続いている。そして今節も湘南戦と同様に昨シーズンダブルを許してしまったセレッソ大阪とホームで対戦する。鹿島戦以来の勝利で流れを良い方向に持っていきたい。 1.概略開幕戦のレビューでも述べたように、今季川崎の取り組むべき課題はビルドアップ。昨シーズンにセレッソと対戦した時も442のミドル・ハイプレスに苦しんだ。 セレッソのミドルゾーンより高い位置での非保持は2トッ

          J1第5節 川崎フロンターレ対セレッソ大阪 レビュー

          J1第1節 川崎フロンターレ対横浜Fマリノス レビュー

          さあついに2023シーズンもJ1リーグ開幕。昨シーズンまではなるべく早くそして多くレビューを投稿するようにしていましたが、今シーズンは簡素化した上で書きたい試合を書きたい時に書く方針へ変更させていただきます。それでも読んでいただけたら幸いです。 1.概略リーグ奪還に向けて今シーズンの川崎が取り組むべき課題は昨シーズンのシーズンレビューでも書いたようにビルドアップだ。そしてキャンプからなにやら山根が内側に入る可変ビルドアップをトライしているようだと聞き、非常に楽しみにしていた

          J1第1節 川崎フロンターレ対横浜Fマリノス レビュー

          カタールワールドカップ 日本対クロアチア データレビュー

          本記事はワールドカップ・アーカイブ化計画の”遊軍”として投稿させていただきます。初めましての方向けの簡単な自己紹介などは前回のドイツ対日本の記事にありますので、ぜひそちらのイントロ部分を読んでから戻ってきていただけると幸いです。 この記事では試合を様々なデータのみを使って分析していく記事です。戦術的な観点の分析はぜひ他のライターさんの記事をご覧ください。 1.試合総括データのみを使うと言っても数字だけでは本質から外れてしまうので、簡単に試合の総括をしていきます。ここで私が

          カタールワールドカップ 日本対クロアチア データレビュー

          カタールワールドカップ モロッコ対スペイン データレビュー

          本記事はワールドカップ・アーカイブ化計画の”遊軍”として投稿させていただきます。初めましての方向けの簡単な自己紹介などは前回のドイツ対日本の記事にありますので、ぜひそちらのイントロ部分を読んでから戻ってきていただけると幸いです。 この記事では試合を様々なデータのみを使って分析していく記事です。戦術的な観点の分析はぜひ他のライターさんの記事をご覧ください。 1.試合総括データのみを使うと言っても数字だけでは本質から外れてしまうので、簡単に試合の総括をしていきます。ここで私が

          カタールワールドカップ モロッコ対スペイン データレビュー

          カタールワールドカップ 日本対スペイン データレビュー

          本記事はワールドカップ・アーカイブ化計画の”遊軍”として投稿させていただきます。初めましての方向けの簡単な自己紹介などは前回のドイツ対日本の記事にありますので、ぜひそちらのイントロ部分を読んでから戻ってきていただけると幸いです。 この記事では試合を様々なデータのみを使って分析していく記事です。戦術的な観点の分析はぜひ他のライターさんの記事をご覧ください。 1.試合総括データのみを使うと言っても数字だけでは本質から外れてしまうので、簡単に試合の総括をしていきます。ここで私が

          カタールワールドカップ 日本対スペイン データレビュー

          カタールワールドカップ ポーランド対アルゼンチン データレビュー

          本記事ではワールドカップアーカイブ計画で私の担当となったポーランド対アルゼンチンを分析していきます。初めましての方向けの簡単な自己紹介などは前回のドイツ対日本の記事にありますので、ぜひそちらのイントロ部分を読んでから戻ってきていただけると幸いです。 この記事では試合を様々なデータのみを使って分析していく記事です。戦術的な観点の分析はぜひ他のライターさんの記事をご覧ください。 1.試合総括データのみを使うと言っても数字だけでは本質から外れてしまうので、簡単に試合の総括をして

          カタールワールドカップ ポーランド対アルゼンチン データレビュー

          カタールワールドカップ 日本対コスタリカ データレビュー

          本記事はワールドカップ・アーカイブ化計画の”遊軍”として投稿させていただきます。初めましての方向けの簡単な自己紹介などは前回のドイツ対日本の記事にありますので、ぜひそちらのイントロ部分を読んでから戻ってきていただけると幸いです。 この記事では試合を様々なデータのみを使って分析していく記事です。戦術的な観点の分析はぜひ他のライターさんの記事をご覧ください。 1.試合総括データのみを使うと言っても数字だけでは本質から外れてしまうので、簡単に試合の総括をしていきます。ここで私が

          カタールワールドカップ 日本対コスタリカ データレビュー

          カタールワールドカップ ドイツ対日本 データレビュー

          今回ワールドカップ・アーカイブ化計画に参加させていただくことになりましたフロアカです。担当試合はポーランド対アルゼンチンですが、日本代表の試合も個人的にレビューを投稿していきます。 ワールドカップ・アーカイブ化計画に関してはこちらをご覧ください。 初めましての方もいらっしゃるかもしれないので、簡単に自己紹介をさせていただきます。普段は川崎フロンターレのデータを使ったプレビューとレビューやデータ分析記事などを投稿しています。データの面白さを広めたく、データに関する情報発信を

          カタールワールドカップ ドイツ対日本 データレビュー

          2022シーズン川崎フロンターレ シーズンレビュー データ編

          前回は川崎が優勝できなかった原因をピッチ上の戦術面から分析した。本記事ではそれをデータで見ていく。戦術編はこちらをご覧ください。 1.シーズン振り返りまずは簡単にいくつかのデータから今シーズンを振り返ってみる。 まずはゴール期待値の推移から。青色が川崎の赤色が相手のゴール期待値を示しており、青と赤の差が大きい試合ほど勝てる可能性が高かった試合だ。シーズン序盤は両チームとも期待値が1を超えて拮抗している試合が多い。しかし第8節柏戦から第18節磐田戦までは湘南戦と札幌戦の例外

          2022シーズン川崎フロンターレ シーズンレビュー データ編

          2022シーズン川崎フロンターレ シーズンレビュー 戦術編

          史上初のW杯が冬季に開催されるため2020シーズンのJリーグが11月5日に終了した。優勝は横浜Fマリノスで後半の追い上げもむなしく川崎フロンターレは2位で終わり2016シーズンぶりの無冠に終わった。昨季までの川崎が圧倒的に強かったとは言え、今季の川崎は非常に苦労した。この記事ではなぜ川崎が今シーズン落ち込んだのか考察し、そして来季の展望をしていく。 1.昨季からの問題点は最後まで改善されずいきなり厳しい見出しをつけたが、はっきり言って今季優勝できなかった要因は昨季からの問題

          2022シーズン川崎フロンターレ シーズンレビュー 戦術編

          J1第34節 FC東京対川崎フロンターレ データレビュー

          ついにやってきた2022シーズン最終節は多摩川クラシコ。川崎は一時優勝の夢が消えかけたがマリノスの連敗もあり最終節まで望みを繋ぐことができた。優勝のためにはマリノスの敗戦が必要だが、それ以前にまず多摩川クラシコを勝利したい。 1.前半~両チームの改善点~ソンリョンの退場もあり東京がボールを握る時間の長かった前半。しかしEPPを見ると東京が13.9なのに対し川崎が15.8と若干上回っている。ソンリョンの退場以前は川崎の方が効果的にパスを繋げていた。パスヒートマップを見ると東京

          J1第34節 FC東京対川崎フロンターレ データレビュー

          J1第34節 FC東京対川崎フロンターレ データプレビュー

          ついに今シーズンもJ1リーグ最終節を迎える。川崎はホーム三連戦の三戦目を神戸に2-1でなんとか勝利し、今節に優勝の可能性を繋ぐことができた。一方の東京はACL出場の可能性もなくもちろん残留も決めているため、いわゆる消化試合。一般的に言えばモチベーションとしては川崎の方が高いはずだ。しかし最終節の多摩川クラシコとなれば話は別。かなり熱い戦いが見れることだろう。 1.両チームの成績東京は14勝7分12敗で勝ち点49の6位につけている。新経営体制かつアルベル新監督の一年目で時間が

          J1第34節 FC東京対川崎フロンターレ データプレビュー