マガジンのカバー画像

祥雲雑記

43
運営しているクリエイター

2020年12月の記事一覧

私の生と死について

私の生と死について

毎年12月27日は自分の死と生について考える日だ。19年前いまわの際から戻り、娘と生き返った日だからだ。一番簡単に言うと娘の誕生日で、その直前に事故に遭った。

偶然その前の日にお参りした近所の神さまと守護霊のような父は私と娘を守ってくれたが、ちょっとだけ間に合わず、私は足が悪くなった。
思い返せば、その当時の私は身の丈に合わない無理をしていた。生まれつきののんびり屋なのに、一刻を争うマスコミ対応

もっとみる
大事故じゃなくても動揺

大事故じゃなくても動揺

あまり馴染みのない住宅地を歩いていた。生徒の志望校の下見に来たのだ。帰ろうとして、歩き出したら。白い車が二台、ドンという音でぶつかって。
白い車が二台、ドンという音でぶつかって???

事故じゃないの!

すぐに1台から人が降りて、二台の車の人はしゃべっているようだった。けがをしている様子でもないな。周りの車は、回避して、通り過ぎる。

こういうときは?通報しなきゃ。通り過ぎてはいけない気がする。

もっとみる
流しの呪い

流しの呪い

流しがきれいになりました。何の変哲もない流し。
私はそれまでなんともなかったのに、突然いつかから随分長い間、「なぜか流しをきれいに出来ない病」にとりつかれていた。
洗い物をしても、何かが残る。日によっては今いるものしか洗わない。そして、なんか残る。

するとやがて、これ「食べ物を扱うとこ?」みたいな感じになる…。

食べ物はちゃんと洗う。お皿も洗う。だけど、その下の流しが汚い。
…という日々が続い

もっとみる
死後も父の人格を感じるとき…

死後も父の人格を感じるとき…

2年ぶりぐらいに母と娘と親子三代で地元に帰りました。3泊4日の旅行の最終&最大イベントとして父の墓参りに行きました。帰るのが2年ぶりということは墓参りも2年ぶり…。せめて年1回はいきたいところですが、1年以上空いてしまうときは、親不孝に心が痛みます。

地元の墓地は広大で、眺めの良い一山が一面全部お墓になっていて、園内はバスや車でないと移動できません。生きているときもニュータウン住まい、亡くなって

もっとみる