見出し画像

板津 昇龍 の Piano Solo "Digital Polyphony" デジタル・ポリフォニー

Digital Polyphony では、対位法をテーマにして、「圧縮されたポリフォニー」をコンセプトをテーマに・コンセプト(概念)にして、作曲されています。以下のリンクから、聴けます。

 デジタルポリフォニー - YouTube

因みに、テーマとは言機能主義言語学の文法理論の用語。文の中で伝達の対象を表し,既知ないし所与の情報を含む部分。レーマに対していいます。「象は鼻が長い」の「象においては」という意味の「象は」の部分がテーマとされ、「鼻が長い」の部分はレーマとされます。主題。レーマ。

コンセプト「concept」には、概念・発想・構想などの意味があります。意図のある制作物を創る際にベースとする考え方や構想のこと、全体を通した基本的な考え方を意味する言葉です。「コンセプト」は特に企画をする際に使われる用語です。コンセプトは目的と違い、目的は最終的なゴールで「こうありたい」「こうしたい」ということを指しますが、コンセプトは最終形だけでなく、はじめから終わりまで一貫した考え方を意味する点で異なります。

作曲当初は、ややまとまらず、コンセプトとは、無関係な、短二度のカノンで始まり、対位法的に展開するか、と思わせられるが、実際は、やや乱れた、コラージュで、スタートアップし始めます。

途中から、「圧縮」が、シンプルで、ゆったりした単純なポリフォニーが、徐々に、徐々に、展開されていきます。圧縮比は、約「1:8」に設定しされて、ミクロポリポリフォニーに、変容されていく様が、表現されていきます。スピード感、緊張感が、高まっていきますね。

この表現の過程・プロセスに新しい、僕らしい、何かをみい出しました。

それは、アナログな、何かが、デジタルな、何かへとゲシュタルト・ジェスチャー絶えず変化、進化させていくような、イメージを持ちました。

僕は、意識し続けながら作曲しました。
後半の休符が多い部分には、ホケトス、散奏も出現します。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?