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安全保障

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2023年1月の記事一覧

ストップ軍国主義 ”戦争は嫌だ!”

ストップ軍国主義 ”戦争は嫌だ!”

タガが外れた政府は、軍国主義に基づいた政策を次々と打ち出すようになってきました。国会も大政翼賛化しているため、政治信条にかかわらずこの国の行く末に強い恐怖を感じている方は少なくないと思います。

けれども大多数の日本人は、抑止力を高めれば戦争は起きないと信じていたり、そもそも日本が戦争に巻き込まれるはずはないと高をくくっていたりと、身近に迫っている危険をいまだ感じていないのかもしれません。

そこ

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週刊オンライン白馬社 第123号 (気付いてみたら日本は戦争前夜だった)

週刊オンライン白馬社 第123号 (気付いてみたら日本は戦争前夜だった)

あれよあれよという間に防衛費の倍増と反撃能力の保有が決まった。このままだと今度は憲法が改正される。なぜ政府は国民の大反対を押し切って軍国化を目指すのか?編集部と秋嶋亮が金融経済の仕組みから解説します。

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武器を支援することは、武力紛争の当事者とみなされるのか。

武器を支援することは、武力紛争の当事者とみなされるのか。

昨年(2022年)5月に、朝日新聞に頼まれて書いたものです。もう主要新聞に書くことは、信頼のおける旧知の記者さんの依頼しか受けませんが。

武器を支援することは、武力紛争の当事者とみなされるのか。

武力紛争を法治する国際法は歴史上二つの考え方でなりたっている。一つは戦端を切る口実を限定した開戦法規。現代のそれは、現状変更のために武力の行使と威嚇を厳禁しながら、個別的・集団的自衛権の行使と国連とし

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施政方針演説を読んで ~第211通常国会(2023年1月)~

施政方針演説を読んで ~第211通常国会(2023年1月)~

読み始めたら突っ込みどころ満載だったので、ついつい呟いていたら凄い量になりました。あらためてnoteにまとめましたのでざっと眺めて頂けたらと存じます。(他にも問題点は多々あろうかと思いますが、国防と日米関係を中心に個人的な問題意識でtweetしました。)

一 はじめに

二 歴史の転換点

三 防衛力の抜本的強化

四 新た強い資本主義

五 子供・子育て政策

六 包摂的な経済社会づくり

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次の大戦の最初の戦い        ――中国による台湾侵攻を想定したウォーゲーム

次の大戦の最初の戦い        ――中国による台湾侵攻を想定したウォーゲーム

2023年1月 CSIS国際安全保障プログラムの報告書
マーク・F・カン、シアン マシュー・カンシアン、エリック・ヘギンボサム

編集者註 
米国シンクタンク・戦略国際問題研究所(CSIS)による「台湾有事のウォーゲーム」は、2026年に「台湾有事」事態が発生したことを想定したもので、約1カ月間の中国軍対日米台軍の戦争をシュミレーションしたものである。
本文に見るように、このシュミレーションは、2

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日本人はなぜウクライナを応援するのかver.2

日本人はなぜウクライナを応援するのかver.2

汚すぎる。ミンスク合意は中立な停戦仲介ではなかった。NATO(米国)は、宇の戦力を増強する事を目的に停戦させたのだそうです。停戦期間中にNATOが宇に対して行っていた軍事支援は知っていましたが、まさか停戦交渉自体が茶番だったとは。
 このたびその情報を知ったので、このリードを付記し、末尾に資料を追加して、ver.2としてアップしなおします。
 一人でも多くの方に、この酷い世界の現実を知って頂ければ

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【政府の横暴】が国会を通ったら【国民の総意】となってしまう。戦争しない日本であり続けるために撤回を求めよう!

【政府の横暴】が国会を通ったら【国民の総意】となってしまう。戦争しない日本であり続けるために撤回を求めよう!

 今、日本を取り巻く状況が急激に悪化しています。日本人は、反撃能力をもつことに65%が賛成しているにもかかわらず、74.2%は自衛隊が米軍と共に戦う事に反対なのだそうです。マッチョの後ろに隠れて、震えながら鉄パイプを振り上げているようで滑稽です。この矛盾こそが平和ボケと言われるゆえんでしょう。

 日本は今、国家の存亡にかかわる重大な岐路に立っています。安保3文書をはじめとした様々な【政府の横暴】

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日本人はなぜウクライナを応援するのか

汚すぎる。ミンスク合意は中立な停戦仲介ではなかった。NATO(米国)は、宇の戦力を増強する事を目的に停戦させたのだそうです。停戦期間中にNATOが宇に対して行っていた軍事支援は知っていましたが、まさか停戦交渉自体が茶番だったとは。
 このたびその情報を知ったので、このリードを付記し、末尾に資料を追加して、アップしなおします。
 一人でも多くの方に、この酷い世界の現実を知って頂ければと存じます。(2

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