グランドスラムとメモリアル
サッカー部の20回目となる選手権予選島根大会優勝おめでとう!
本当に嬉しい!令和5年(2023年)11月13日(月)に全校生徒の皆さんと共にサッカー部の祝勝式を行ない、お祝いのことばを述べました。
これから始まる全国の舞台でサッカー部が大いに活躍できるよう全校でサポートしていきたいと思います!
1)特別な優勝!
サッカー部のみなさん、優勝おめでとう!
先月、この信光館(立正大淞南体育館)で壮行式を行なった時「みんなは必ず優勝して帰ってくる」と信じてみんなを送り出しました。全校生徒の皆さんも私と同じ気持ちだったと思います。
今回の優勝は「特別な優勝」です!
まずこの夏サッカー部は北海道インターハイに出場、そして野球部は第105回甲子園大会に出場、そして今回第102回全国高等学校サッカー選手権大会に出場したことで、立正大淞南はグランドスラムを達成しました!
また今回の優勝は、これからのサッカー部の歴史において長く記憶に刻まれる20回目のメモリアル優勝でもあります。
グランドスラムとメモリアルの優勝…
3年生を中心に今年活躍してくれた生徒の皆さんは、立正大淞南を最高の一年にしてくれました。高い目標を掲げて、それに向かって努力を積み重ね、みんなが描いた理想のビジョンを現実のものにしたのです。
2)初出場から28年間の中で20回優勝
サッカー部は初出場から28年間の中で20回優勝し驚異的強さを持続しています。
それは並大抵の努力では成し遂げられない偉業です。
生徒に皆さんが入学と卒業を繰り返すサイクルの中で28年間上位に位置し続け、20回優勝するということは、支えてくれる方々のおかげはもちろんですが、南総監督、野尻監督、サッカー部のスタッフ、先生方が時代と共にアップデートしながら努力し続けているからに他なりません。
それは如何にすごいことか…
野球部が甲子園に出て、サッカー部が選手権大会に出場。
28年間で20回優勝、準優勝5回、3位3回。
このような結果を残している高校は全国でも少ないはずです。
南総監督、野尻監督をはじめ先生方の努力に心から敬意を表します!
サッカー部の皆さんは、この立正大淞南サッカー部の歴史の中に今存在しています。これから卒業して長い人生を歩んでいく訳ですが「あの20回目の優勝の時に自分はいたんだ!」という情熱と誇りは、未来においてさらに輝きを放ち、栄光の記憶となっていくことでしょう。
3)新しい淞南サッカーを体現
この祝勝式での選手皆さんの目を見ていると、もう気持ちは次に向いていることが伝わってきます。皆さんは、全国大会での勝利!日本一!その「頂」を見据えていると思います。
野尻監督が優勝を決めた直後のメディアインタビューで「新しい立正大淞南サッカーを体現できるように」と言っていました。
それはどういうことか…
君たちの先輩はたくさんいます。
この学校で3年間サッカーに情熱の全てを捧げた先輩たち…
中には優勝にたどり着かず涙を流した先輩もいます。また自分と向き合い葛藤を繰り返した先輩もいます。
その先輩たちがこの冬、全国で活躍するみんなの姿を見たときに、こう思う…
「自分たちは間違ってなかった」
「自分たちがやってきたことが新しい淞南サッカーに繋がっているんだ」と…
みんなのサッカーが、多くの先輩たちの心の支えになるとしたら、それは「生きる力を与えている」ということにもなるのです。
それはすばらしいことじゃないでしょうか。
新しい淞南サッカーには「良い影響を与えるエネルギーが満ちている」ことを忘れないでほしい。
4)サッカーを通して人生の探究を
「自分自身に問え!チームのために何ができるか!」というサッカー部のスローガンは、突き詰めていくと「誰かのために自分はどう生きていくのか」ということに繋がります。
自分が大切にしている大好きなサッカーを通じて「どう生きるか」を考えることは「人生の探究」とも言えます。
それは自分たちのためでもありますが、保護者の方のためでもあり、卒業生のためでもあるのです。
「誰かに生きがいを与えることができる力」を培う学びが、この立正大淞南のサッカー部や野球部にはあります。
「どうやったらサッカーが上手くなるだろう」
「どうやったら自分は(良い方向に)変われるだろう」
「どうやったらサッカーを通して人もためになるだろう」
その自問自答…
あくなき探究…
自立しながらこの心が受け継がれていることが、立正大淞南サッカー部最大のストロングポイントだと私は思っています。
まとめ
グランドスラムとメモリアルの優勝…
その大きな2つが重なった優勝は大きな節目となる「特別な優勝」です。
新しい立正大淞南サッカーを全国の舞台で体現してほしい!
みんながサッカーをもっと好きになって力を合わせて前に進んでほしい!
全校生徒の皆さんと共に全国大会で躍動する選手を応援していきたいと思います。
優勝おめでとう!
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