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初めて継続案件を断った話

ときどき、このままでいいのかなぁという感情になります。
目の前のことで精一杯で。

仕事が常にあるのはすごくありがたいことなのに、なんかこのままで大丈夫なのかなぁと。

今は単価が低くて安定していないこと、
自分のライティングが遅いこと、
ライティング技術に自信が持てていないこと。などなど。

どうしたって不安はつきまとうものなんですね。

現状にはあまり満足できていなくて、もっとたくさんの記事を書きたいと思っています。成長したい。だから新しい案件にももっと挑戦したい…。

でも闇雲に応募するのはよくないなぁと、この3ヶ月で学びました。

お金がもらえるからといって、内容は選ばないとミスマッチが起こります。
それって自分のためにも相手のためにもならないよなと。

最初はそれに気付くことができず、あれよあれよと継続でお受けしてしまったお仕事がありました。
そして先日、その契約を終了。
継続案件をお断りするのは初めてのことで、本当に悩みました。

内容は動画の企画案作成のお仕事。
単発案件のお仕事だと思って軽い気持ちで応募したら、継続でやらせていただくことになったんです。

仕事をやめて収入源がなかった私としては、少しでも何かをやらせていただくのはありがたいことだと思って応じました。
でも、私の思考と先方の好みが全く合っていなかったんですね。
それが日に日に感じられて、つらくなって。

一生懸命説明してくれるのはすごくありがたい一方で、毎回プレッシャーがありました。
提案料は出していただいているけれど、採用率はめちゃくちゃ悪い。
私、いる意味ないよなぁといつもげんなり。

動画の企画は色々あったんですが、人を貶すような内容も多く…。
粗探しをするようで、企画提出日はいつも落ち込んでいました。

確かに、悪いところに目を向けて反面教師にするのは賢い生き方かもしれません。
でも私は仕事であっても、人の欠点を指摘したり粗を探したりする人間でありたくないって思ったんですよね。

条件は悪くない仕事だったけれど、私には合っていなかったんです。
せっかく採用していただいたし、この数ヶ月ご指導いただいた感謝もありました。中途半端にやめていいのかという自分との葛藤もありました。
でも結局は、自分にとって大切なことを守ろうと決意。契約終了に至ったわけです。

ライターのお仕事は探せばたくさんありますし、色々と応募すればいくつか採用してもらえるかもしれません。
でもなかには誰かを傷つけるような内容の仕事もあります。
募集要項だけ見ると良さそうに見えても、その先にいる読者のためにならない内容もあるよなぁと。

自分のお金にはなるかもしれないけれど、大切なのはそこではなくて。
読み手がいる以上、書いたものに責任は持たないといけないと思います。
この記事を読む人がどうなるのか…ってところをイメージするのが本当に大切です。

そうじゃないと自分が嫌になるし、仕事も続けられなくなりそうな気がして。だから、新しいお仕事は「コレだ!」って思ったものに応募しようと思ってます。

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