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「あの頃から求めている」Ⅱ.戸惑いの頃②
満たされた小学校時代
戸惑いの中学校時代… と経て
スポーツ推薦が認められた僕は
地元の商業高校に入学した。
この高校には、同じ中学からは僕を含め7〜8人が入った程度。
気まずい仲だった同級生もいない、つまり再スタートを切りやすい環境は備わっている!
さぁあ学校に部活に…小学校の頃のようなまた輝かしい学生生活を取り戻すのだぁあ〜!!
と意気込んだのも虚しく
僕の高校生活は、中学生活以上に苔む
「あの頃から求めている」Ⅱ.戸惑いの頃①
"あの頃"毎日…
水の干上がった
深い、深い井戸の底から
地上に降りそそぐ陽の光を見上げて
憧れる
蛙そのものだった。
小学生の僕は、とにかく、心が「楽しい!」を求めるままに日々を過ごしていた。
そして、毎日クラスメイトの…特に、誰か女の子が自分の名前を出してガヤガヤ話をしているのが、なんとも快感だった。
それが例え、たんなる場末の芸人のダサいやらかしを話題にしてるだけ…みたいな内容だとしても