266.わからないことをわからないといえる人の方が優秀かもしれない
何がわからないのかを明確にする
人は自分の存在価値を発揮したいと思ってしまうものだ。チームで何かをするときにわからない事でもわかったふりをして進めることはないだろうか。周りの人が優秀であると、どうしても自分の無知を隠したくなってしまう。わからないことをわからないままにしてしまう。そのまま放っておくと、最終的にチームとして成果を出すことができなくなる。
プライドの高い人ほど、わからないということを言うのが難しい。わからないことが恥ずかしいと思っているのだろう。私もその一人であった。しかし、わからないことをわからないままにしていると結果的に自分もチームも苦しめてしまうことになる。わからないということを言える雰囲気作りや自分から分からないものはわからないという勇気を持つことが大切だ。
案外、わからないことを素直に発信してみると、周りの人は助けてくれる。教えることによって教えた人はより理解が深まり、教えてもらった本人を理解することができる。また、わからないことは自分以外にもいるかもしれない。素直にわからないものは受け入れて、その後の行動をどうしていくかが大切なのだ。みんな人生1回目だから、わかることよりわからない事の方が多いのは当たり前なのだ。
とは言いつつも、わからないものをすぐに聞くのは良くない。まずは、自分の頭で考えて、調べられることは調べ尽くす。何がわからないのかを明確にしてから、聞いてみる。一番まずい状態は、何がわからないのかわからないという状態だ。これはどうしようもできない。自分が何にわかっていなくて、何がわかっているのかを理解する。
周りとの関係が構築されていないと、なかなかわからないということを発言できないだろう。その為にも周りの人と関係を築いておくことが最も大切なのかもしれない。いつでも助け合えるような関係であればあるほど、チームとして成果が出せるのではないだろうか。
ちょっとした勇気と覚悟を持ってほしい。無知の知は最強である。人は一人では生きていけないし、助け合って生きていくものだ。助けてもらえれば、今度は助けられるような人間になればいい。そうやって人は成長していくものである。私もまだまだ知らないことが多く、無知な部分が多い。まずはそんな自分を受け入れてあげられる人になりたい。
遠回りをしたっていい。
そんな自分を愛せるようになりたい。
本日も最後まで読んでくださりありがとうございました!
【今日の格言】
「これも人生だから」楽観的に考えてみる。
生きている時しか経験できないことだから
楽しまなくちゃ。
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