天勝翔丸

はじめまして!定期的に小説を投稿していきたいと思います。文が重いかもしれませんが読んで…

天勝翔丸

はじめまして!定期的に小説を投稿していきたいと思います。文が重いかもしれませんが読んでみてください。どうぞよろしくお願いします。「小説家になろう」サイトにも同じ投稿しています。 2022年5月末よりロンドンへ移住

マガジン

  • ロンドン滞在記

    2022年5月末からロンドン滞在を始めました。 英語の勉強や現地での生活などの様子を書いて行きたいと思います。 よろしくお願いします。

最近の記事

山がない

写真を見たら分かると思いますが山がありません 僕は飛騨高山生まれ飛騨高山育ちの人間です 生まれた頃と育って大きくなる頃には山や森がそばにありました 小高い森の中を通ってよく通学したものです そうした想いでいるのですがこの写真を撮った橋の上を歩いていて考えました このイギリスという土地に来てから日照時間が長い事は分かっていました 緯度の関係があるそうですが自分の感覚としてはどうなのかと考えてみると答えが今日、出ました その解を得た感激で撮影した写真です つまりは、「山」

    • 応募していた賞の結果が出ました

      結論は落選でした 今回の作品は「もう少しの作品」という1次選考(?)のようなものにもかかっていなくてショックでした 集英社WebマガジンCobalt短編新人賞第218回に応募しました 今回、応募した作品は高校の同級生に応募前に読んでもらって「読みやすい」という評価を頂いていた作品であり、自分の経験をいくつか盛り込んだ生の作品に位置付けていた作品だったのでそれが1次選考?にすら通っていなかったという事を考えると作品の性質が合っていなかったとか書き方がいけなかったなど考えてし

      • 何を食べようか迷うin London

        バーガーキング マクドナルド ファイブガイズ アンガスステーキハウス などなど 食べるところはたくさんあります 散歩で色々と歩くのであそこにも、ここにも、そんな・こんなところにもといった調子で見つけます そんな感じでハンバーガー屋がたくさんあるロンドンで私はまだハンバーガーを食べていません 何を食べているかというとピザを食べています 私が行っているこのピザ屋は週末になると20%オフになるので週末にしか行きませんがなかなか美味しいピザを作ってくれます その上、ピザを焼

        • 伝言ゲームしよう!!

          みなさん、こんにちは 天勝です 今日は通っている語学学校のある授業で行われたミニゲームについて話したい これを知った時にはなかなか強い衝撃だった へー、と感心すらした これがきっかけになってちょっと色々と調べてみようと食指すら動いたほどだった 今回の題名にもある通りに授業で伝言ゲームを行った 授業では、 【Telrephone】と書かれた横にあるワードも加わって書かれている 【Chinese Whispers】と書かれている ???? と中国人の囁き????

        山がない

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        • ロンドン滞在記
          12本

        記事

          学習アプリ"Santa"を使ってみました!

          TOEIC学習アプリの"Santa"を使い始めた 今日で3日目ほどですが使い心地はなかなか良さそう 高評価が多くAIでの予測スコアも高確率で同程度の点数になるようなので良い基準になると思う イギリスでの生活が始まって既に2週間が経った 早いなあと思っている こうして早いなあなどと思っている間に1ヶ月・3ヶ月と過ぎていくに違いない 一寸の光陰軽んずべからず さて、このアプリを使い始めた時に受けた模擬試験の結果を載せておきたい さて、こうしてある基準が作られた これが1

          学習アプリ"Santa"を使ってみました!

          英語が難しい………

          英語が難しい………。 タイトル通りの言葉。 小中高と一通り英語をやって来たからそれなりに出来るだろうと思っていたけど井の中の蛙だった。 蛙はこんな気分でいたんだなーと思ったが負けていられない。 私は英語で会話をしに来たんです! 英語で会話がしたい、英字の本を読みたい!! と、思いつつリスニング、リーディングをやっている。 初回のテストが590点だった。 それが一気に下がってこの点数………。 これが1ヶ月、2ヶ月、6ヶ月後にどうなるのか。 記録として保存する。

          英語が難しい………

          Woolwich Arsenal St.について

          駅の出入口は北西と南東に開かれている。 朝と晩に使うのだが人通りはなかなか多い。 私はいつも北西に開いた出入口を使うのだが目の前がバス停なので出てすぐに乗らなくちゃならないバス・380Bermashが来ているか見る事が出来る。 駅を出ると南西方向に緩い傾斜となっていてその通りには傾斜を登る格好で右にバス停が、左には小さなスーパーや薬局が並んでいる。 バス停の裏には緑の芝生の公園があり、端にはピザ屋とこれまた小さなスーパーがある。 ここのピザがなかなか美味くて、その上に安

          Woolwich Arsenal St.について

          駅の封鎖に翻弄される

          一昨日あたりからロンドンのjubilee lineが閉鎖になっていて私は大いに翻弄されている。 ホームステイ先から学校へ行くにも見つけた勉強場所へ行くにもこの路線を使う私は変更を余儀なくされて別の行き方を探すのだが見つからない。 見つかって行くには行けたがこの2日間、帰りはいつもの2倍の時間がかかった。 目的の駅の方向に向かっている電車に乗って着くのを待っていたが一向にその駅に着かずに終着駅まで来てしまった。 どうやら分岐する電車が同じホームに来るらしい。 2日連続で

          駅の封鎖に翻弄される

          持ってきて良かった日本の小説

          ロンドンに来て読書が捗っている。 バスや電車の中ではもっぱら読書して過ごしてきたのだがここに来て使用頻度が極端に増えたために読書がとても進んでいる。 安部公房と三島由紀夫が好きなのでこの2人の作品と他にも数冊の本を持ってきた。 三島由紀夫の作品は金閣寺と短編集の女神。 見出しの画像はBritish Libraryのショップで見つけた英訳の三島由紀夫作品の未読本。 いつか読もうと思いつつ記録のために写真に撮った。

          持ってきて良かった日本の小説

          駅の光景

          日本に住んでいた頃には見なかった光景をよく目にする。 それは良い光景と悪い光景とどちらもある。 私が今、住んでいるロンドンの最寄りの駅はその悪い光景を度々見せて来た。 エリザベス女王即位70周年で沸き立つロンドンの陰でこうした人々を目にするのは良くも悪くもイギリス・ロンドンという場所を知る事が出来たと思う。 というのはここではホームレスの人がたくさんいる。 日本にいた時には全く見なかったのかと言われると見たと言えるが男性のホームレスしか見た事がなかった。 ロンドン

          良い勉強場所を見つけた

          タイトル通りに良い勉強場所を見つけた。 学校から徒歩10分ほどのところにあるイベント会場。 授業前や後にここへ行って予習・復習している。 休みの日には12時ぐらいから20時ぐらいまで過ごす事さえあった。 カフェも近くにあって食べ物と飲み物には困らない。 最初の1ヶ月で勉強する環境を整える必要があるとひしひしと感じた。 でなければ取り残されるし、なあなあで済んでいってしまう。 やっぱり英語の勉強は苦手でどんなやり方が合っているのかまだ試行錯誤している。 そんな時間の確保

          良い勉強場所を見つけた

          まずは1ヶ月頑張ってみよう!!

          時刻は午後4時15分。 これを書いている今は授業の合間にある小休止。 今日は晴天で教室の三角形の一辺のように傾斜した壁に開けられた長方形の窓からは明るい陽の光が射し込んで鳥の鳴き声が聞こえてくる。 クラス内でも話す人が徐々に増えて来た。と同時に話す人が固定されてクラス内に組み分けがされつつある。 学校へ行けば自己紹介をした相手に会うと「hello」「how are you?」などの挨拶をする。 日本ではあまりしてこなかった事だったので最初は返事が出るのに間があったがそんな事

          まずは1ヶ月頑張ってみよう!!

          39時間36分の旅行

          2022年5月22日(日)の午前10時に飛騨からロンドンへ向かうために出発した。 関西国際空港からドバイを経由してロンドン・ヒースロー空港へ向かう旅である。 バス・飛行機を利用する。 いつもこうした道中には趣味の小説執筆や読書で時間が過ぎるので全く苦にならない。今回もそうなるだろうと思っていた。 思えば突発的に応募したものが見事に当選して徐々に渡英の夢想を現実の形にしていくのを見ると機会を得た勢いというのは恐ろしい。 今回、私はワーキングホリデーで渡英する機会を得た。1年

          39時間36分の旅行

          ある少年が見た陳腐で滑稽な幻想

          第10章  陽輔は隠し通路を使おうと考えていた。存在がバレてしまっているがそうするしかないと思っていたのだ。  甲冑を奪った部屋まで向かう道順を幹由に教えた。こっくりと頷いた幹由は嬉しそうだった。 「隠し通路ってなんだかワクワクするよな。幸運なやつめ。最初に見つけたワクワクって最高だっただろ?」 「まあね。これで助かったって気になった。けど、臭いしネズミもたくさんいるから良いもんでもないよ」  部屋までの道順のある大きな部屋の前で一人の男が佇んでいた。扉の前でくずおれるよう

          ある少年が見た陳腐で滑稽な幻想

          ある少年が見た陳腐で滑稽な幻想

          第9章  陽輔は慎重になってタンジーを探した。先ほどのように微かな音でもバレてしまう事を恐れていた。だが、これで分かった事もあった。この隠し通路の存在はほとんどの者が知らない事が分かったのだ。それだけでもまだ陽輔にとってこの場所に身を隠すだけの理由はあった。出入口は二つある事を彼は知っている。  いくらか離れた場所の部屋を覗き見ようと石を外すと再び部屋の中の声が聞こえ始めた。灯りが漏れてきてももう単純に安心擦る事は出来なくなっていた。 「隠し通路だなんて馬鹿げている。そんな

          ある少年が見た陳腐で滑稽な幻想

          ある少年が見た陳腐で滑稽な幻想

          第8章  廊下は階下のものと変わりはなかった。天井までは三メートルほどあり、横幅はそれ以上ある。学校や自宅の廊下と比べてしまう陽輔にとって心細さを感じさせる廊下だった。長く広い廊下は彼を疲労させる。  まず幹由の捕まっている牢獄の方へと行こうとそちらへ向かっていると大きな扉の前に着いた。中からは声が聞こえてくる。 「捜索は行っているの?」 「はい。百人規模で捜索を行っています。見つかるのも時間の問題かと」 「城外に逃げている可能性は?」 「はい、それも考慮し、町の方は数十人

          ある少年が見た陳腐で滑稽な幻想