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山がない

写真を見たら分かると思いますが山がありません

僕は飛騨高山生まれ飛騨高山育ちの人間です
生まれた頃と育って大きくなる頃には山や森がそばにありました

小高い森の中を通ってよく通学したものです

そうした想いでいるのですがこの写真を撮った橋の上を歩いていて考えました
このイギリスという土地に来てから日照時間が長い事は分かっていました
緯度の関係があるそうですが自分の感覚としてはどうなのかと考えてみると答えが今日、出ました
その解を得た感激で撮影した写真です

つまりは、「山」が無いからです
といっても建物があるじゃないかという話ですが、とにかく山が無いからだと思いました

飛騨高山にいると夕暮れや日が沈んでいく時に見るのは建物で遮られていく太陽よりも山の向こう側に沈んでいく太陽を見ることの方が断然多かったです

この夕暮れが山の向こう側に沈んでいくという感覚が建物の向こう側へ沈んでいくという感覚に変わったのです
どう違うのかというと建物の影に沈んでいく太陽と山の向こう側に沈んでいく太陽とでは漏れた光の加減が明らかに異なっていると思いました

ビルの方が光が漏れていて眩しさがとても強く感じました
そして山の向こう側に沈んでいくのを見た時の方が柔らかく思ったのです

ビルや建物は山ほど太陽光を遮る効果はないということですね
これが色の関係なのかは学者さんが研究してくださることでしょう

山の緑や濃緑の影が光を吸収するのか、建物の白さや乳白色の色が反射しやすいからより眩しく感じたのか………

散歩をしているとこうした発見があるので楽しいですね
ちなみに撮影時刻は夜の8時ごろです

これは飛騨高山の夕陽

最後に飛騨高山の夕陽を載せておきます
これは夕陽も綺麗だと思ったのですが田んぼの鏡面が綺麗だったので撮影した1枚です

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