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読んで面白かったnote

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感想を書かせていただいたもの以外にも、面白かったnoteをまとめさせていただきます。
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#エッセイ

文學界新人賞選評、読書

 今年の文學界新人賞の講評を読んだ。やっぱり作品より講評を読む方が面白いと思う。  今年…

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「なぜあなたはカギカッコの最後に句点を付けるのか。」

さて、すっかり便利な世の中になりました。 ひと昔前の読書といえば、紙の本一択。新刊が出れ…

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創作メモ:『予想を裏切る』のではなく『無意識の期待を叶える』べし。

 こういうこと書いてる暇があったら小説を書くべきなんだが。  さてせっかくしばらくぶりにN…

ナタ
3年前
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それ、ほんとにリモートワークにいる?

――果たして、そのガジェットは本当に必要なのか―― これは、ガジェット好きの夫と、それら…

坂 るいす
4年前
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試論「物語の面白さとは何か」

※本記事は、「小説家になろう」に転載しています。  インターネットって便利な道具ですよね…

小説ってインクの染みなのか? ※約5分

こんな言葉があります。 小説はインクの染みである 文学を学んでいた大学時代、恩師から聞い…

バックシートの記憶

「ずいぶん静かだな」 男がバックミラーを覗くと、娘たちは3人ともすやすやと眠っていた。ほんの少し前まで、スマートフォンでポップスを流して合唱していたのに、今は肩を寄せ合う小鳥のようにもたれ合っている。来年には末っ子も中学生だが、寝顔は3人とも小さな子どものようだ。助手席の妻も窓に頭をあずけて眠っている。男は交通情報を流すカーラジオの音量を少し絞った。 イギリスの高速道路の流れは速い。ディーゼルのステーションワゴンは130キロほどの走行レーンのペースについていくのがやっとだ。

読むと幸せになるおまじない

この記事を開いてくれたあなたへ 読むと幸せになるおまじないを ここに用意しました 少しず…

蝉緒
4年前
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80歳

たとえばの話だ。 私は今80歳で、夫に先立たれ、たった1人で暮らしている。1人で暮らす一軒家…

ありのす
4年前
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「おかえり」が聞ける場所。

実家に帰省し「ただいま」と声をかけると、「ただいまじゃないでしょう。あなたはもう家を出た…

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駆けゆく彼女を誰も追わないで

朝の清掃を終え決められた時刻に食堂に行くと、見慣れぬ女がいた。 就寝中に新しい顔が1つ2つ…

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