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偽病六尺(ex.暗黒日記Z)

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或る文士気取りの日々の記録。
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#週報

暗黒日記Z #21 「負けちゃえ」

暗黒日記Z #21 「負けちゃえ」

適宜負けることで良い感じに整うのが人の性というやつらしいてなことを思う一週間であったとさ。なんでそんなことを考えたかって言やぁデュエルで負けまくってるからかね。いやいやそれもあるがあの、去年の確か11月とかに出した公募の最終選考通過作品が発表されてて、見事に落ちたのを知ったからなのだった。ぴえん🥺

勿体無いから公開した。例によって百合。おかしいな、こんなに百合ばかり書く人間になるつもりは無かっ

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暗黒日記Z #18 「理想」

暗黒日記Z #18 「理想」

タイトルに冠してみた瞬間に「理想」って文字に対してのゲシュタルト崩壊が起きた。これ一種の異化効果というやつなのでは。どんな言葉も何かのタイトルとして据えるとゲシュタルト崩壊する説。

理想を語るということを試みる試み(重言)を試みて(重々言)(そんな言葉は無い)みようと思ったので試みて(重々々言)(「々」←これスマホだと「どう」って打ち込めば出せるんだね、いつも「たびたび」って打ってた)みることに

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暗黒日記Z #5 「月見バーガーおいしいね」

暗黒日記Z #5 「月見バーガーおいしいね」

月見バーガーを初めて食べた。毎年「なんかやってんな〜」とは思いながらも興味を抱いたことはほとんどなく、自分とは縁遠い世界の食べ物だとずっと思っていた。私にとって、流行りになる食べ物はすべてその調子だった。タピオカもバナナジュースもチーズハットグも、存在は知っていたが手を出そうとは夢にも思わなかった。憧れがあるわけでもないので、本当にただただ縁の無い存在だった。自分がそれらのうち一つでも手に取るなど

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暗黒日記Z #3 「映画」

暗黒日記Z #3 「映画」

今週は何故か映画を毎日一本観ていた。どういうものを観たのかといえば、以下の通りである。

・日『アメリカン・スリープオーバー』
・月『エル ELLE』
・火『ドリームキャッチャー(2003)』
・水『ジョン・F・ドノヴァンの死と生』
・木『武器人間』
・金『チキンとプラム ~あるバイオリン弾き、最後の夢~』

ちなみに今日もこの後何かを観る予定なので、一週間連続映画視聴チャレンジは完走できることに

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暗黒日記Z #2 「トラウマ」

暗黒日記Z #2 「トラウマ」

またなんとも仰々しいサブタイトルである。二回目にしてこれとは果たして多くの人に読んでもらいたいという気持ちがあるのか疑わしい。無いのかもしれない。

トラウマというテーマで書こうと思ったのは、今日ふと過去にあった出来事を思い出したからだ。それは小学生の時のことで、私は授業の一環で川だったか海だったか、そのあわいのような場所だったかは忘れたが、とにかく水辺へ学年全員で、いやクラス全員でだったか、それ

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暗黒日記Z #1「4半世紀」

暗黒日記Z #1「4半世紀」

4半世紀。これが何を意味するかと言えばそれは無論筋肉少女帯によるセルフカバーベストアルバムのタイトルである。

こちらの名曲も収録されている素晴らしいアルバム。だがしかし今回はアルバムのレビューをしたいわけではない。

4半世紀。25年。そう聞いて今多くの人が真っ先に思い浮かべるものは筋肉少女帯ではなく、また別の、時代を超えて少年少女に(それも世界中の)多大なる影響を与え続けているある作品のことな

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