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新しいスマホのリーダー
子ども(8歳・長女)、私のスマホを手に取り、何かゴソゴソやっている。
そのうち、私にスマホをかざして何か確認をしだした。
長女:(スマホを私にかざし、)
「アレ…?…アレ…?読み取れない…読み取れない…」
私:「何が読み取れないの?見せてごらん?」
スマホを受け取ると、ICカードの画面になっており、
「リーダーにかざして読み取ってください」という記載が表示されている。
長女:「読み取れな
【ファンからのメール】
長女(8歳)、私が次女(2か月)を抱っこしているところに、
しずしずと白紙の紙を持ちながらやってきて
長女:「みなさま、本日はお集まりいただきありがとうございます。」
私:「…」
次女:「…」
長女:「今日は、すてきなゲストにきていただいております。
めったん(次女のあだな)と、おかあさまです!
みなさま、どうぞ拍手でお迎えください!」
私:「(拍手)」
次女:「(興奮してフンフン言っている)
リアルサザエさんは生きづらい
昨日は次女(生後2か月)の初めての予防注射の日だった。
私は朝からなんだか眠く、子どもが寝たタイミングで一緒に
昼寝をしようと思っていたが、
子どもはなかなか元気で午後まで落ち着かず、
ようやく14時に眠りについた。
15時15分からの予約で、病院はめちゃくちゃ近所なので、
14時半に出れば余裕で間に合う。
10分だけ寝ようと思い、タイマーをかけて横になった。
誰しもわかることだ、こういう
新生児という未知との遭遇
長女(8歳・まだ1週間が5日だと思っている)、次女(うまれたて)が来てから激しく次女をいじくりまわしている。
あまりにいじくりまわしていて、
やっと寝た次女を抱き起し「お~お~~起きたね~~」
などと言っているので
こちらが疲れ果てている。次女は大仏のような表情で黙っている。
黙っていたほうがいいと思っているのだと思う。
一方で、長女はなぜか次女を抱っこしているときに
「まって!!ママ代わって
裂け目 #2000字のホラー
カーテンを開けると乾いた秋空だった。
高橋清四郎は寝ぐせ頭のまま、秋空を背に置かれた60インチのテレビの電源をつけた。
いつものようにキッチンでコーヒーを淹れるため、戸棚から豆を取り出す。ワイドショーを流し見しながら、毎日豆を挽いてコーヒーを飲むのが日課だ。
しかしその日、テレビには壊滅状態になっている都市が映し出された。ビルがなぎ倒され、下敷きになった車が何台もその下に顔をのぞかせている。道
シャーベット・コタツ
子ども(7歳・女子)
「ねぇママ、シャーベット・こたつくんて知ってる?」
私「えっ。何かのキャラクター?ユーチューバー?」
子ども「違うよ。おんなじ2年生だよ。」
私「えっ。同じ小学校?!」
シャーベット・コタツ…
子ども「そうだよ。最近、学校にいくときに
よく会ってはなすの。
チョンマゲしていて、ちょっとおもろい子なんだよ。」
私「…そうなんだ。…シャーベット・コタツくんていう名前な
33デシリットルしかない
金曜日に子ども(7歳・女子)の参観日があった。
子ども曰く、「すめちゃ、(自分のこと)学校ではおもしろい事をしないようにしているんだよ。目立ったら恥ずかしいから。」ということで
周りにはおとなしく見せているようなのだが、
普段の言動からおそらく
「おとなしい風に装っているが少し変わった人」と思われているだろうと推測している。
なので私は参観日の日、今日発表するかな、どんな風にはりきってるかな、と
日雇い仕事で明るみに出る自分の耐えられない適当さ
週末に、屋外のイベントに人手が足りないということで、スタッフとして参加した。
当日急遽入ったので、屋外テントで1人粛々とただレジをして過ごしていたが、
テントの簾が全く風を通さず、蒸し風呂状態に。
あたまが朦朧とし、息をしていても吸ってるのか吐いてるのかわからない。
そんななか、遠くの方から、ズンズンこっちに進んでくる人影が見えた。
蜃気楼の中その人影はどんどん大きくなり、
ああリュックし