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エッセイ

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#史穂理がことばを紡ぐ時間

目標「自炊再開」

目標「自炊再開」

2024年ピラティス始め。
からの、美容院でメンテナンス。
からの、気になっていた写真展へ。

カレーうどんをハフハフかき込んで帰宅した後は、
結局〆切ギリギリになってしまった
オーディションのエントリー。

今月末にプロフィールの撮影も入れているので、
撮影に備えてコンディションを整えておきたい。

そんな私を支えてくれる
パワースポットのような人たちが周りにいて、
身体つくりはこの人、

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「なにも言葉が出てこない」を書いてみる

「なにも言葉が出てこない」を書いてみる

地元・仙台で、心理職や対人援助職の友人と
能登半島地震について語らい合う。

「なにも言葉が出てこない。」
「専門家として情報発信した方がいいって分かってるけど、できない。」
という、私の本音がこぼれ落ちる。

結論。
私たちには、震災トラウマがやっぱりあるのだ。

被害の濃淡に関わらず、
それ(トラウマ)は、私たちの中に確かにあるのだ。

なにも言えなかった。

それは、どこに/だれに向

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ビューティフルとハートフルとおばさんの考察

ビューティフルとハートフルとおばさんの考察

今年言われてうれしかった言葉No.1は、
「しおりさんは、ハートフルな人」。

芸能活動をしていたこともあり、
必死にビューティフルを求めてた20代前半。

そんな私が、
ビューティフルよりハートフルを
うれしく思うようになんて、
成長を感じずにはいられない。

もちろん、ビューティフルだってうれしい。
なんなら、めちゃくちゃうれしい。
(だって、それなりにお金と時間をかけて努力してるから。)

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おつかれ、東京。

おつかれ、東京。

寝る前にパジャマ姿でベランダに出て、
夜の街を眺めながら
「おつかれ、東京。」と呟くのが、

今の家に引っ越してからの、わたしの日課。

遠くに見える高層マンションからは
点々とした灯りがもれていて、
(どんな人が住んでいるんだろう…)
(もうそろそろ寝るのかな…)などと、
窓の向こうの体温や呼吸や日常に想いを馳せる。

人が、たしかに生きている。
そのことに、安心する。

「焦り」に心がかき乱さ

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マネージャー讃歌

マネージャー讃歌

保護犬が里親の元に引き取られ、
徐々に心を開いていく…

人間への信頼が少しずつ回復し、
虚な目で牙を向いていた姿から、
「次はどんな楽しいことする?」と言いたげな瞳で
にっこりと口角を上げ、
微笑んで(いるようにしか見えない表情で)里親を見上げる。

ゔー、ゔー……と部屋の隅で身を震わせていた姿とは、
別の生き物のようだ。

そんなドキュメンタリーを見ると、
保護犬と「芸能マネージャー不審に陥っ

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まろやかな夢をみる

まろやかな夢をみる

私のスケジュールには、
「休む日」、「1/2休む日」、
そして「自宅入院」の3種類のOFFがある。

「自宅入院」は、その名のとおり、自宅で入院患者のように過ごす日。(一歩も家から出ないために、前日の買い置きは必須。)

一切の努力をしない。目覚ましもかけない。家事もしない。
集中力を要する濃密な日々を駆け抜けるためになるべく月1回は確保したい貴重な休日。

今日は、そんな「自宅入院」の日。

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過去の自分をハグ!ハグ!!…ハグ!!

過去の自分をハグ!ハグ!!…ハグ!!

1年で1番好きな日っていつですか?

私は、12月31日。大晦日です。

美味しいものを食べた満腹のお腹で
実家のこたつでぬくぬく暖まりながら
みかんの皮を剥き、
1年を振り返る…。

夜が静かに更けていくのと反比例して、
わくわく!と心が疼きだす。

そんな新年を待つあの感じが、
大好きなんです。

ということで、
12月はその大好きな日に向かって、
振り返りに振り返りを重ね、
あーでもないこー

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