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あまり干渉をし過ぎないこと

あなたが今、これはどうなるのだろうか?これは自分にとってイイのだろうか?と何かしら心配している事はありますでしょうか?そのあなたの「心配」が、どこか過多になっているのであれば気を付けた方がいいです。

あなたの「心配」というのは、何かしらまだ起こってきていない事に対してだったり、過去の事の事であったりします。今という瞬間にあなたが居れば、「心配」というのはそもそもに存在しない事を知っています。今ココという瞬間にあなたが居れば、「どうなるのか?」という事に意識がいくよりは、「今ここからどうしていくのか?」という意識になっているはずだからです。

そもそもに、「心配」というものは、いつも話しますが現状と理想とのGAPの中で発生していきます。あなたが今という瞬間をどれだけ受け取れているのか?という事がとても大切な要素になっていくのです。そしてそれは誰かや何かの力ではなくて、あなた自身が選んでいくことで「現実」が変わっていきます。

どうしても自分が不安定になると、何かや誰かに頼りたくなったりするのもすごく気持ちは分かります。ですが、それは結局は「キッカケ」に過ぎず、最終的にはあなたが選ぶことなのです。あなたが全て自分で決めているのです。それは良いか?どうなのか?という良い悪いに関わらずです。

そして人生という面白さは、自分が全て決めているのですが、自分以外の意識とは関係なく動いていっている「定め」というものもあります。あなたがどれだけ【あなたの本当だ】と思い、目の前の事を選んでいたとしても、「その思い通り」には全てはいきません。よく考えてみてください、自然的な災害などは誰も予想はできません。そしてその災害は一見確かに沢山の悲劇などを生み出していますが、それらが起こることでの「なにかしら」を人は皆受け取っているのです。

最近であれば、新型コロナウイルスの発生により、日本だけではなくて世界中でリモート化の現実が一気に加速しました。これはその事が起こる「からこそ」の事実でもあります。そういった事実に対して、良いか悪いか?をつけ足していくのは、あくまでそれぞれの人です。人は皆違った価値観や思い、さまざまな生き方をしているのでそれぞれ違った見解があると思います。ですが、そういった起こった事に対しての【事実】というのは良い悪いではなくて、その起こる「だからこそ」が必ずあるのです。

それは何に対しても全く同じことが言えます。今回話している「干渉し過ぎること」というのも、干渉という一つの選択があることで誰かや何かに対しての影響は必ず起こっています。そしてその逆もまた然りです。あなたが観ている「現実」の中で、あなたが「干渉すべきだ」と思わせてくる相手や何かも同じように、あなたに対して影響をしてきています。ですが、その影響を通しても、結局はあなたが【どう受け取るのか?】は決めています。

何が正しいのか?間違っているのか?というのは、前回の記事でも話してましたが、それらも結局は表面上の話でしかないのです。正しさや間違いがどう、ではなくて大切なのは、あなたが何を受け取っているのか?そしてそれらを通して【今ここ】をどう生きていくのか?ということなのです。

誰かがあなたの「生きる」の正解を持っている訳ではありません。それは逆も同じことです、あなたがいくら誰かを心配したとしても、その人は「自分なりの軸」があり、そこを元にナニカを選んで生きていきます。そしてそれら元々根本に有る、人の「意識のアンテナ・軸」はそれぞれが異なっています。だからこそ個性が生まれていて、才能や特質が生まれています。(才能の記事にて書いてますね)

何かや誰かに固執をしないことです。人は常に変化し続けていき、あなた自身もまた同じことです。あなたが思っている「あなた」も、時代や日々の流れの中で常に変化をし続けています。あなた自身がその「変化している自分」に対して許しが出来ていない状態では、結局はあなたが観ている世界の「誰かや何か」に対しても許せなくなっています。

握りしめないことです、柔軟に自分を包んでいきましょう。変化を固めてってしまえば、結局は苦しむのは自分自身です。自然世界で創り上げられているモノで「直線がなく全て曲線」のように、何かをカクカクと決める事や明確にする事が大事なのではなくて、丸く緩く柔軟である状態もまた自然の法則に沿っている状態でもあるのです。

あまり誰かや何かに干渉し続けないこと、結局はそれはあなた自身に返っていっていますから。

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