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季節の変わり目

季節の変わり目、それは身体や心の「変化」が訪れていく時期でもあります。季節が変わる事で、気候や湿度、それらが身体に影響していき、それがまた心にも繋がっているので結局、心身の変化へと繋がっているのです。季節の変わり目というのは、どうしても心身が敏感になりがちですし、【変化というのは前後に調整が発生していく】ので、体調も崩しやすいです。

それはとても自然なことで、変化が始まる前までは「通常運行」していたあなたの心身も、「変化の要素」が侵入していく事で、【その変化に対応するためにエネルギーを注ぎはじめる】ので、結果的に「通常運行では出来ていた・動けていた部分」までエネルギーが回らずに【不調】というカタチで心身に表れていきます。無理に「浄化だ~」と心身を新しくしているんだ!と捉えなくとも、先程書いたように「新しい要素に対して対応している」ので、エネルギー不足と理解してもいいと思います。人も同じだと思いますが、新しい「何か」が自分の目の前に出現してきた時に、そのままスンナリ受け入れられる人はそこまで多くはないかなと思います。あなたの体内の細胞達やそれに繋がる心もまた、「対応するための備え」をはじめていくのです。なので、【体調不良=駄目だ】とする人も多いと思いますが、そうではないのです。風邪をひいた時も身体が菌を退治していく為に、熱を発生させていくように身体はとても良く出来ているのです。

いつもお話していますが、そういった【変化】をどう受け入れていくのか?受け止めていくのか?というのがとても大事なのです。今回は季節の変わり目という視点でお話していますが、これは季節の変わり目以外にも全く同じ事が言えます。日常の中で誰かや何かから受ける影響から、あなたはさまざまな「変化」を促されていっています。その自然発生してきている「変化」に対して、表面的な判断だけで決めつけて受け取っていけば、そこには【循環】が起こりません。それは季節の変わり目で表現していけば、季節の変わり目の中で受け取る気候や湿度などの変化から心身が対応している状況なのに、表面的に「自分は体調が悪いのは、あの人がいるからだ、会社が、、」と何かしらの原因を自ら創り出してより【悪化(循環しない状態)】を発生させていってしまうのです。

物事を見極める、シッカリと観る。言葉だけは誰しもが知っていて、その大切さも何となく理解はしていると思います。ですがそれらを本当に人生という時間の中で、生きている今という日常の中で、実践しながら生きている人はどれだけいるでしょうか?表面的に作り出した【悩みや問題】に対応するために、また【本来の自分=等身大の自分】を無理に強化させて付属させる武器(地位や名誉やどれだけ稼ぐかや資格や何を持っているか等)を身に着けて「自分を誤魔化す」のです。どれだけあなた自身に必要の無いモノを付随させて、重くして、自分の本当に思い感じている事を聴けないように、感じない様にすればイイのでしょうか。

誰も、本当は望んでいないと思うのです。誰もがもっとラクに、楽しく、よく聞く言葉で言えば「自分らしく」生きたいと思っているか。でもそう生きるために、何かを+αしていかなければならない事は何1つありません。逆に前回書いていましたが、自分をより【深く知ること】です。より自分自身に対して制限してしまっている事を【許してあげること】です。そして【あなたが元々持っている素晴らしきモノを褒めて、生かしてあげること】なのです。結局は、あなたの世界に登場している誰かや何かが邪魔なのではなくて、あなた自身があなたを難しくして「あなた120%発揮させないよう」にしているだけです。それを望んでいないのであれば、今回のような季節の変わり目を大切にしていくことです。

6月に入り、梅雨も入りました。こういった季節の変わり目「だからこそ」をちゃんと見極めて、自分に受け入れていきましょう。そうやって季節の変わり目を通しての「自分の変化」をちゃんと観れるようになっていくと、季節の変わり目だけではなくて、あなたの【当たり前の日常という一瞬、一瞬】にも沢山の「だからこそ」が有ると発見できるようになっていきますよ。せっかくいただいた大切な命、あなただけの命をこの世界で存分に生かしていきましょうね。

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