あかはがね

興味の幅は「狭く浅く」をモットーにのんびり生きてます。好きな作家さんの本を読んで、好き…

あかはがね

興味の幅は「狭く浅く」をモットーにのんびり生きてます。好きな作家さんの本を読んで、好きなアーティストの曲を聴いて、好きな人を観て、好きな街に出かけられたら幸せです。

記事一覧

炎天下 干乾びた 蚯蚓千匹

あかはがね
2週間前

今さらだけど『成瀬は天下を取りにいく』『成瀬は信じた道をいく』を購入する。借りた本は期限があるのですぐに読み始めるが、買った本は余裕があるので後回しにしてしまう癖を治さないと。そんな本が既に2冊、出番を待ってる。

あかはがね
3週間前
2

『ある行旅死亡人の物語』を読み終える。記者の真摯で粘り強い取材の様子が興味深かった。舞台になった地域で働いていたし、知り合いが隣のマンションに住んでもいたし、ある理由で、千津子さんと何度もすれ違っていた可能性も高い。人の”死”に物語は必ずあるのだな。彼女の物語はどうだったんだろ?

あかはがね
3週間前

『喫茶おじさん』を読み終えて

自宅で本格的ドリップコーヒーが一杯40円弱で飲める時代、喫茶店には居心地の良さを求めて訪れることが多い。人のお薦めや口コミが自分に合うかは甚だ疑問なので、主人公の…

あかはがね
3か月前

その人が紡ぐ文章が好きで、毎週金曜日を楽しみにしてたんだけどな。

あかはがね
4か月前

仕方ないとはいえ、フォローした覚えもなくフォローしたいとも思わないのに、『フォロー中』に「note公式」が出てくるのが鬱陶しい。

あかはがね
5か月前

花咲小路に住んでみたいな。不思議な彫刻や美術品があって、美味しい食べ物屋さんがいくつもあって、頼れる刑事さんが住んでて、いろんなタイプの女性がそれぞれのお店にいて、エネルギッシュな若者が店を任されてて、歌でも映画でも満たされる街に。

あかはがね
5か月前
1

カラオケの点数を競う番組を見ていると「上手いなあ」と感じる素人さんが多い。周りにも100点を叩き出したことがある知人が数人いる。でも「感動...(泣)」という人は、いない。
この方は点数は95点で、心には500点以上の感動を与えてくれた稀代の歌手だったと思う。
安らかに。

あかはがね
6か月前

街中の

住宅街を進んでゆくと、街中に突然墓地が現れることがある。お寺を伴ってるわけでもなく、住宅街の一角がなぜか墓地。経緯はわからない。元々街外れだった土地に住宅が押し…

あかはがね
7か月前

そう思ってるのは、自分たちだけ

煙草の煙の臭いが嫌。吸わない人間にも有毒なのが嫌。でも、CMは無くなった。鉄道車内や店でも殆ど吸えなくなった。 酔っ払いの呼気の臭いが嫌。大声・ゲロ、飲まない人間…

あかはがね
7か月前
2

水心

水に心があったら 水に恋心があったら 初めてシャワーから飛び出した瞬間に出逢ったあの人に もう一度逢いたいもう一度逢いたいと 床を流れ排水口から落ち下水道を進み他水…

あかはがね
7か月前

『おやごころ』『忍びの副業 〈上〉』を続けて読み終わる。甲賀忍者を「KOUGA」とルビを振ってるのが痛い。太平の世においても、伝わる忍法を脈々と続ける一族が、その発祥の地名を「KOUKA」じゃなく「GA」と濁って伝えるはずがない。それに読点が多過ぎて読みづらい。こんな作風だった?

あかはがね
9か月前

図書館で借りている本が超が付くほどの人気作で、後ろに3桁の人達が待っていると思うと落ち着かない。2週間の貸出期間を目一杯使って何度も味わうような鋼の神経は持ち合わせていない。あと5日か...。明日には返さなきゃな。次の方、もうすぐ読めますよ。

あかはがね
10か月前

原田マハさんの『おいしい水』を読み始める。学生時代に阪急神戸本線沿線に下宿してたこともあって、冒頭の車内や車窓の描写に引き込まれる。が、「芦屋駅を通過する瞬間」という部分で読み終わる。阪急に芦屋川駅は有っても芦屋駅は無い。これだから鉄オタは...と身の不幸を恨みつつ、そっ閉じ。

あかはがね
10か月前
1
+2

手に馴染む

あかはがね
11か月前
1

救いようのない虚無感

お子さんがいる多部さんには「おかあさん、おかあさん…おかあさん...…おかあさん」という台詞は辛かっただろうな。『イムジン河』は流れてくるだけで胸が潰れる思い。大…

あかはがね
11か月前
1

今さらだけど『成瀬は天下を取りにいく』『成瀬は信じた道をいく』を購入する。借りた本は期限があるのですぐに読み始めるが、買った本は余裕があるので後回しにしてしまう癖を治さないと。そんな本が既に2冊、出番を待ってる。

『ある行旅死亡人の物語』を読み終える。記者の真摯で粘り強い取材の様子が興味深かった。舞台になった地域で働いていたし、知り合いが隣のマンションに住んでもいたし、ある理由で、千津子さんと何度もすれ違っていた可能性も高い。人の”死”に物語は必ずあるのだな。彼女の物語はどうだったんだろ?

『喫茶おじさん』を読み終えて

『喫茶おじさん』を読み終えて

自宅で本格的ドリップコーヒーが一杯40円弱で飲める時代、喫茶店には居心地の良さを求めて訪れることが多い。人のお薦めや口コミが自分に合うかは甚だ疑問なので、主人公のように「前もって調べて」と言う人を尊敬してしまう。反省の上に立って、この本に出てくる24件を調べてくれている先人の功績をお借りして、聖地巡りをしてみようかと思う。滅多に行かない東京なので、死ぬまでに行けたとしても4~5件だろうが、京都の3

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その人が紡ぐ文章が好きで、毎週金曜日を楽しみにしてたんだけどな。

仕方ないとはいえ、フォローした覚えもなくフォローしたいとも思わないのに、『フォロー中』に「note公式」が出てくるのが鬱陶しい。

花咲小路に住んでみたいな。不思議な彫刻や美術品があって、美味しい食べ物屋さんがいくつもあって、頼れる刑事さんが住んでて、いろんなタイプの女性がそれぞれのお店にいて、エネルギッシュな若者が店を任されてて、歌でも映画でも満たされる街に。

カラオケの点数を競う番組を見ていると「上手いなあ」と感じる素人さんが多い。周りにも100点を叩き出したことがある知人が数人いる。でも「感動...(泣)」という人は、いない。
この方は点数は95点で、心には500点以上の感動を与えてくれた稀代の歌手だったと思う。
安らかに。

街中の

街中の

住宅街を進んでゆくと、街中に突然墓地が現れることがある。お寺を伴ってるわけでもなく、住宅街の一角がなぜか墓地。経緯はわからない。元々街外れだった土地に住宅が押し寄せてきて周りを囲んでしまったのか、廃寺となって建物は壊され墓だけが移転のしようもなく残ってしまったのか。一日中生活音の満ちている所、慣れ切った住民がショートカットで横切る所、墓石の冷たさが気持ち良いのか酔っ払いが抱き付いて眠っている所、昼

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そう思ってるのは、自分たちだけ

煙草の煙の臭いが嫌。吸わない人間にも有毒なのが嫌。でも、CMは無くなった。鉄道車内や店でも殆ど吸えなくなった。
酔っ払いの呼気の臭いが嫌。大声・ゲロ、飲まない人間にも迷惑なのが嫌。売れてるタレントが挙ってゴールデンタイムにまでCMを垂れ流す。鉄道車内や店にも飲んでる奴はいるし酔っ払いもいる。喫煙者が吸殻を掃除してるニュースは見るが、酒飲みが街のゲロを掃除してるって話は聞かない。
飲酒運転は後を絶た

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水心

水心

水に心があったら
水に恋心があったら
初めてシャワーから飛び出した瞬間に出逢ったあの人に
もう一度逢いたいもう一度逢いたいと
床を流れ排水口から落ち下水道を進み他水に揉まれながらあの人を想い続け
川へ紛れ海に混じり空に舞い上がりもう一つのHとOと離れ離れになっても
もう一度繋がり
雨粒となってあの人の上にあの人の口の中を目指して降り下りて傘に弾かれ
路面を流れ溝に落ち用水路を進み他水に揉まれながら

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『おやごころ』『忍びの副業 〈上〉』を続けて読み終わる。甲賀忍者を「KOUGA」とルビを振ってるのが痛い。太平の世においても、伝わる忍法を脈々と続ける一族が、その発祥の地名を「KOUKA」じゃなく「GA」と濁って伝えるはずがない。それに読点が多過ぎて読みづらい。こんな作風だった?

図書館で借りている本が超が付くほどの人気作で、後ろに3桁の人達が待っていると思うと落ち着かない。2週間の貸出期間を目一杯使って何度も味わうような鋼の神経は持ち合わせていない。あと5日か...。明日には返さなきゃな。次の方、もうすぐ読めますよ。

原田マハさんの『おいしい水』を読み始める。学生時代に阪急神戸本線沿線に下宿してたこともあって、冒頭の車内や車窓の描写に引き込まれる。が、「芦屋駅を通過する瞬間」という部分で読み終わる。阪急に芦屋川駅は有っても芦屋駅は無い。これだから鉄オタは...と身の不幸を恨みつつ、そっ閉じ。

救いようのない虚無感

救いようのない虚無感

お子さんがいる多部さんには「おかあさん、おかあさん…おかあさん...…おかあさん」という台詞は辛かっただろうな。『イムジン河』は流れてくるだけで胸が潰れる思い。大鶴佐助さんは歌が上手。前から二列目の端よりも、後列でもど真ん中から観る舞台は良いもんだ。日航機に拉致、僕たちは忘れずに背負っていかなきゃな。
#舞台感想 #野田地図 #兎 、波を走る