たしふむよ

20代救急救命士 思ったこと、過去の出来事またはそれに付随する感情などを書いていきたい…

たしふむよ

20代救急救命士 思ったこと、過去の出来事またはそれに付随する感情などを書いていきたいと思います

最近の記事

誕生日プレゼント

来月は自分の誕生日がある月だ。 この歳になると、誕生日プレゼントは貰うよりも送る方が多くなってきた。 昔はゲームとか子供用のおもちゃを貰う事が多く、歳をとるにつれて時計や服などの身につけるものが多くなってきた。 人にあげるプレゼントはいつも悩む。 自分が欲しい物はないの一言で済むが人にあげる物はそうはいかない。 その人が好きそうな物を買い、その人が喜ぶ姿を想像する。それが毎回難しい。 最近もプレゼントを買った。 その人にあげられるかも分からないプレゼントを。 他人から

    • 許されざるもの

      浮気、不倫、不貞行為。 そのどれもが許されざる行為である。 しかし、ほとんどの人が経験した事があるだろう。実行には移さなくてもパートナーがいる時に思った事はあるだろう。他の異性が魅力的に感じることを。 隠しているつもりでも隠しきれない事もある。いずれバレる。(最後まで隠し通せる人もいないわけではない) これがいい事だと思ってしている人はいないだろう。必ず引け目を感じていると思う。 こんなことを言っている自分もこの許されざる行為をした事がないかと言われれば嘘になる。 片

      • 消えない人

        あるネットドラマで、結婚を控えている人が過去に付き合っていた人と偶然出会うというドラマがある。 ありふれたシーンであるとは思うが、心に残ったシーンがあったので共有したい。 その人は結婚を控えていながらも、過去の恋人のことを忘れられずにいた。 そのことを元恋人に伝えるシーンでヒロインはずっと心の中に過去の恋人がいると打ち明けた。それを受けて『愛している人がいても、ずっと心の中から消えない人はいると思う。それは僕も同じだよ。』と元恋人は返答をする。 自分の中にも忘れられない人

        • 曇天

          朝から駆け込みの救急。 初めての緊急走行だった。 段差を優しく抜けるように、アクセルは急アクセルにならないように、ブレーキは入れる時も抜く時も優しく… エンジンブレーキを使って走らなきゃ… そんなことを考えながら走っていると全てを忘れられる。 嬉しかったこと、嫌なこと、全て。 自分は昔からそうだった。 ひとつの物事に集中すると他の物事など、目もくれず時間を忘れてのめり込んだ。 その結果が今の自分を作っている。 資格を取れたのも、希望通りの就職を出来たのもそのおかげだと思っ

        誕生日プレゼント

          春夜のマジック

          朝はいつもより早く家を飛び出した。 家にいてもいい気分にはならない気がした。 朝から衝撃的なものが目に入った。 自分の目を疑った。 電話をかけるべきか否か。 迷いに迷った結果は、ダメ元でかけてみようという結論だった。 結果、出ない。 そりゃあそうだ。 何ヶ月も電話をしていなければ、声も聞いていない。 ましてや、他の理由もあるだろう。 自分にとって今できる事は何か。 それは、ここでnoteを書くこと。ただそれだけだった。 話すだけでも楽になることもあるだろう。そんな考

          春夜のマジック

          春空

          出会いとは突然のもので、また予測できないものである。 街ですれ違った人を出会いに含めると自分は何万人の人と出会って来たのだろう。 そんな事を思う人は自分だけだと思うが、ふと思ったことがある。 出会いとは素晴らしく、儚く、みすぼらしいものである。 笑顔で近づいてくるくせに、離れる時は怒りや悲しみの顔を浮かべている。 新しい出会いに感謝しつつ、離れていく人にも感謝しなければいけない。 自分から離れていく人も少なからず自分にとってプラスに働くことを直接的では無いものの教えてく

          応援

          好きな人が彼氏になって、幸せそうで何よりです。 前に言ってた事を思い出しました。彼氏彼女としては相性最悪だけど、友人としては最高だよねって。 なんだか、嬉しい様な悲しい様な気持ちになりました。 ずっと人として尊敬してます。同じ資格を持つ1人の有資格者としても尊敬しています。 生き方、考え方、行動は全て尊敬しているとは言えないけど、重なる部分があると思ってる。 両親がいるからって幸せとは限らないよって言葉、未だに覚えてます。 母子家庭で育った自分だから父親ってどんな感じな

          好きな人がいること

          昔こんなタイトルの歌が流行っていた様な気がする。 まだ学生だった頃で正確な時期等は覚えていない。 好きな人がいること。それだけで人間は頑張れるものである。 辛い勉強、仕事など逃げたくなる事ばかりだが、好きな人が頑張っているんだと思うだけでちょっと頑張れる気がする。 自分自身は仕事をしている時や勉強している時などを含め好きな人の事を考える事が出来ない。 勉強している時は尚更勉強している所にのめり込む様な形で勉強をしてしまうので尚更だ。 この事で昔喧嘩をした事があった。 ず

          好きな人がいること

          自分とは。

          自分とはなんなんだろう。 そう思う日が増えた。 最近は仕事を覚えてきた事もあり、キツく言われる事も少なくなった。(諦められてるのかも知れないが) 仕事で悩む事も少なくなった。 一時期酷い時は相談出来る上司に涙ながらに、仕事を辞めたいと相談した事もある。 それが署長まで話が行き、署長で話が止まってるはずだった。 しかし、蓋を開けてみると多くの人が知っていた。どこから漏れたのか分からないが、漏れたことは事実である。それが良いか悪いかの話では無い。 自分の言動全てが他の人に知れ

          コーヒーの香り

          パチパチパチパチとパソコンを叩いている音。 たまに入る無線からの指令。 事務所内に響く話し声。 この仕事をしていると、プライベート=1人の空間というものはあまりない。 その中で唯一自分自身が、ひとりの世界に入り込めるのはコーヒーを飲んでいる時である。 コーヒーを飲み始めたのは、小学生の頃だった様に記憶している。初めてコーヒーはブラックだった。砂糖も牛乳も入っていない、ただの黒い飲み物。 何故こんなものが美味しいと感じるのか疑問に感じていた。 美味しくないながらに後を引

          コーヒーの香り

          卒業

          「もう戻らない。」 「今までありがとう。」 そう伝えたあの夜から1週間が経った。 季節は冬から春へ変わり始めているのに、肌寒い夜。あなたの身も心もボロボロにしてしまった。 価値観の違い。 その一言はなんて都合のいい言葉なんだろうと伝えた自分自身がそう思う。 僕のために泣いてくれてありがとう。自分を守るための涙で僕のためではないのかも知れないけど。 性格の不一致から始まった恋。 素敵な輝いていた目を持つあなたに僕は虜になり、僕のものとなった。 七夕の夜。自分達は織姫と彦

          生きる

          「初期波形、心静止ね」 「目撃ありで活動するよ」 ※心静止:心電図波形が横棒の状態。心臓が動いていない事を表している。 そんな声が聞こえる現場には、いつも冷たく重い空気が流れている。 AEDの解析の音や、ルーカスが奏でる無機質な決まったリズムの音。 そのどれもが、自分自身の気持ちを嘲笑っているかのように感じる。 ※ルーカス:自動心マッサージ器。自動で心臓マッサージをしてくれる機械。 救急を学び初め、救急救命士の卵と楽しげに言っていたあの頃が懐かしい。あの頃の救急はテキ

          生死

          人の死に目に会った事のある人は何人いるだろうか。身近な人の死ほど辛いものはないと考えているが、赤の他人の死も心にくるものがある。 仕事柄人の生死に関わる事が多く、特にそう思うようになった。 人の亡くなり方は千差万別である。家族に見守られながら亡くなる人もいれば、1人で亡くなる人もいる。 住宅で亡くなる人いれば、施設でなくなる人もいる。 部屋で亡くなる人もいれば、浴槽内で亡くなる人もいる。 自分自身が望む最後とは、自分自身が思い描く最後とは。 そんな事を思って活動を

          はじめまして

          はじめまして! と言いたい所だが、noteでは2回目の挨拶となる。 アカウントを消して、また再度のアカウント作成となった。 今度は思った事を思った通りに書こうと思う。 そんな自分で良ければ、仲良くしてください。

          はじめまして