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春夜のマジック

朝はいつもより早く家を飛び出した。
家にいてもいい気分にはならない気がした。

朝から衝撃的なものが目に入った。
自分の目を疑った。

電話をかけるべきか否か。
迷いに迷った結果は、ダメ元でかけてみようという結論だった。
結果、出ない。

そりゃあそうだ。
何ヶ月も電話をしていなければ、声も聞いていない。
ましてや、他の理由もあるだろう。

自分にとって今できる事は何か。
それは、ここでnoteを書くこと。ただそれだけだった。

話すだけでも楽になることもあるだろう。そんな考えからの自分にとっての最善の一手は儚く散った。

自分も今は守るべき相手がいる。
相手がいるからこそ、今朝のものは衝撃的だった。

互いに話し合い、自分ひとりで訳が分からなくなるくらい悩んだ結果だろうと想像出来る。
自分を決して責めないで欲しい。

そんな事を直接自分の声で伝えたかったのが本音である。
しかし、自分にはそんなことを言う資格はない。

負け犬の遠吠えとして聞いて欲しい。
たまには電話かけてきてもいいんだよ?
そっちからかける分には都合はいいでしょ?

たまには都合よく扱ってよ。

今朝は夏夜のマジックでも聞いていこうかな。
いつの間にか思い出の1曲になっていた、この歌を。

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